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レゴ4幅車全史1978:レゴタウンにフィグ乗り4幅車登場!

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 レゴ4幅車全史、4幅車にとって、いやレゴにとって歴史の転換期である1978年となりました。車に人が乗ったのです。



 私はこの年の記事を書くのが楽しみで仕方ありませんでした。レゴがHOミニカーから4幅車に転換してから約10年、初代ミニフィグが登場してから3年、彼らはついにミニフィグが乗る4幅車という正解を導きだすに至ったのです。この年にミニフィグは最初の(そして今のところ最後の)大幅なモデルチェンジを受けました。今までレゴランドにかかしのように突っ立っていた人々は、自由に動き回りお互いに会話を交わすようになりました。映画のトイストーリーの話ではありません。手足が動かせるようになり、顔が付くようになったのです。この決定版ミニフィグの登場と同時に、4幅車にもミニフィグが乗るようになりました。そしてレゴランドはレゴタウンに名前を変えました。未開のレゴランド開拓時代は終わり、人々で賑わう町の歴史が始まるのです。

フィグ乗り

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 4幅車の進化はパトカーから始まるケースが多いです。車単品の製品として人気が高いのがいつの時代もパトカーだからです。この年はこのパトカーの仕様違いとも言える車が、消防、救急バージョンとしてもリリースされています。パトライトのラウンドブロックが色付きのクリアとなりました。ミニフィグを乗せるために4幅車の形は大きく変わりました。ドア、風防、ハンドル、フェンダー、そしてカーベースと、現行のレゴにも引き継がれている数々のパーツが一気に登場しました。中でもカーベースの登場は4幅車文化を育てる上で重要なことであったと思います。私たち大人のビルダーからすると、形状が著しく制限されるカーベースは無用の長物のようにも感じられます。しかし誰が作っても4幅車にできる土台パーツの存在は、4幅車をレゴの中の一つの文化にしたのです。

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 カーベースと組み合わせる都合から、車軸がブロックからプレートになりました。当然のことながら、4幅車を組む上での自由度はこちらのタイプの方が格段に上がります。プレートの色はパトカーの場合灰色ですが、黒も同時に登場し、より一般的なバージョンとして普及しました。

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 4幅車用のフェンダーもこのときに登場します。それまで真四角だったフェンダーが台形状になりました。非常にシンプルなディテールですが、これだけでも車の雰囲気は大分変ります。2018年現在でも同等品が使用されています。

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 風防は室内側の壁が取り払われた形になりました。また土台部分には、ミニフィグの手を避けるための切り欠きがあります。登場時からしばらくはクリアのみでした。現在も同一品番で使用されています。

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 4幅車用の高さ1のドアが登場しました。このパーツによってしばらくの間、4幅車にドアはほぼ必須とも言える装備になりました。あまりにも小さいので、ミニフィグを乗り降りさせるにはあまり役に立たないのですが、ドアが開くということが大切なのです。現在も同一品番でリリースされ、色違いも増え続けています。

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 車内に取り付けるハンドルです。ホイール部分が小さいので、乗車したミニフィグが実際にハンドルを掴むことはできません。それでもやはりあるとないとでは、車の雰囲気はかなり変わります。こちらのパーツも現行です。ホイールは基本的に黒となり、ベースの色も現在まで基本的なバリエーションしかありません。

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 4幅車の基本的なスタイルを決定づけたカーベースです。フェンダーやバンパーの位置が決められています。こちらは旧タイプですが、近年でもリリースされているカーベースとほぼ同一のデザインです。初期のタイプはミニフィグが座る面が1プレート分窪んでいるのですが、現在のタイプは2プレート分の窪みがあります。

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 この年にリリースされた消防署も、車がフィグ乗り仕様になりました。パトカーでもそうですが、フィグ乗りの車は基本的にオープントップとなっています。屋根を付けようとすると、背が高くなってバランスが悪くなってしまうからとか、ミニフィグの乗り降りが面倒になってしまうとか、その理由は色々察することができますね。またこの時代は箱もの系は警察よりも消防の方に力が入っていたようです。

フィグなし

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 ミニフィグ登場後も、フィグの乗らない小さな車のセットは多数リリースされています。察するにフィグ乗りにしようとすることで車のデザインが制限されてしまうので、トラックや重機類をすべてフィグ乗りにすることが難しかったのでしょう。ミニフィグを乗せるスペースを確保するには車が大型化することは避けられず、レゴタウンのラインナップにはパーツ数が少なくて安価なセットが必要であったと思われます。こちらもミニフィグとセットであるにも関わらず、車に乗せることはできません。ちなみにレゴ社はこのセットをミニフィグが登場した記念の品であると捉えているらしく、40周年となる2018年のミニフィギュアシリーズには、このセットの警官が復刻されてラインナップ入りしました。

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 異なる形状のフェンダーもこの年の登場です。上のパトカーのように2ポッチ幅のボディに組み合わせて使うことを想定しているようです。またトラックのリアフェンダーなどに使われています。当ブログでは台形フェンダーと呼んでいますが、使いどころが少なく流通量も現在はかなり少ないです。ちなみにブリックリンクでは最後のリリースは2004年となっています。

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 こちらの本格的なラリーカーもスタイルを優先してのことかフィグが乗らない仕様となっています。フロントフェンダーに黄色のフォグが付いていたり、屋根に荷物を載せていたりと、前年の同様のセットと比べるとかなりディテールが進化しています。バイクに使われている単車軸が新パーツとなる他、バイカーのフルフェイスヘルメットも新パーツです。あとちなみに言いますと、1x2プレートに中央ポッチが付いている、いわゆるジャンパープレートも初登場なんですね。このセットだとバイクのハンドルの付け根に使われています。半ポッチずらしには不可欠なパーツですが、これより以前には全く存在しなかったというのがにわかには信じられません。

ロードプレート

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 ベースプレート自体は導入されてから長いこと続いてきましたが、ロードプレートの登場により、レゴタウンはつなげて広げていくものであることがはっきりと示されます。床に道路を並べ、車と人、木や標識などを置けばそこは自分だけの町となるのです。ロードプレートは同一種類が2枚セットとなり、直線、曲線、T字路の3種類が同時に発売されました。最初期に十字路は存在しなかったんですね。レゴタウンという田舎に大きな交差点は不要であったということでしょうか。現行のロードプレートに比べると車道が非常に狭いことが分かります。レゴタウンには6幅車で乗り入れるのは難しそうです。

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 ロードプレートを利用したガソリンスタンドのセットです。この時代の定番は当然シェルとなります。何度もリニューアルされているタンクローリーのセットもありました。付属の車はフィグが乗らないタイプですが、フェンダーが新仕様となっているので前年よりも進化したバージョンとなります。



 ミニフィグが大進化を遂げた一方で、マキシフィグの方もホームメイカーなどのシリーズでコンスタントに新製品がリリースされています。この時代、ミニフィグとマキシフィグは共に並び立つ存在ですが、後の歴史を見れば分かる通りミニフィグの圧倒的な勝利となりマキシフィグは途絶える運命にあります。他のシリーズはデュプロ、テクニック、トレインなどは継続して新製品が出ています。ミニフィグを使った新シリーズとしてスペース(宇宙)シリーズが始まります。また1セットのみですが、キャッスル(お城)シリーズも登場します。ミニフィグを中心としたシリーズ展開は、現在のレゴのラインナップにもそのままつながる動きとなります。
 今年は4幅車全史の中でも最も大きなポイントとなりました。私たちの歴史の始まりです。これ以降も1年ごとに4幅車の歴史を追っていきたいと思います。
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