レゴ4幅車全史1984:取り外し式のホイール登場 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
0

レゴ4幅車全史1984:取り外し式のホイール登場

6655-1.jpg


 レゴ4幅車全史1984年です。この年はホイールに革命が起きました。



 この年のレゴタウンは車やバイクを中心に多数のセットがリリースされました。家などのストラクチャーよりも乗り物に力を入れており、こうした4幅の車が好評であったことがうかがえます。この年の主力はまだ従来の赤ホイールでした。しかし4幅車の革命となる新しいホイールが登場します。

キャンパーに新パーツ

6694-1_20190318220417b90.jpg
 基本的な4幅車の形は前年を踏襲しています。この車はドライバーシート付なのでちょっと豪華ですね。フィグなしの時代から繰り返し登場してきたキャンピングトレーラーですが、車の仕様に合わせてトレーラーにもミニフィグが乗るようになりました。というわけでトレーラーにもヒンジタイプの車屋根が付きます。

4625.png
 車屋根用のヒンジの新型が登場しました。1x4タイルの上に爪が付いているタイプです。この年は青の他に黄色や黒などが登場しました。車屋根以外にもいくつか適合するパーツがあるため2004年まで現役でしたが、今では絶版となっています。

4594.png
BrickLink - Part 4594 _ Lego Windscreen 2 x 4 x 2 Vertical [Windscreen] - BrickLink Reference Catalog
 風防に新しいタイプが追加されました。ウィンドウが垂直のタイプです。通常の傾斜している風防に比べるとリリース数は少なめで、ほとんどがクリアでの成型となっています。2000年に入って一時期全く使用されていませんでしたが、現在では再び様々なセットに入るようになりました。

トラック

6695-1.jpg
 シェルのトンクローリーはもう何度目のリメイクか分かりませんが、この年にもリリースされました。タンクの大きいシェルのロゴはシールですが、ドアやミニフィグはプリントです。ハシゴをフロントグリルにしたデザインは1981年からの再来となります。この年にはこのタイプのデザインが多用されました。目立たないところではトレーラーに使われている台形のフェンダーは黒が初リリースとなりました。

6367-1.jpg
 こちらはもっと大型でボンネットのあるアメリカンなトレーラートラックです。トレーラーは片側に開いて荷物を積む遊びができます。このウィング式のトレーラーにもヒンジの車屋根が使われています。キャブには4x5フェンダーの青が新登場となっています。

レーサー

6605-1.jpg
 車を使った遊びの方はまだそれほど大きなシェアは占めていません。こちらは小さなフォーミュラーカー風の小箱です。たったの12パーツというシンプルさはかえってブロックの美しさを際立たせます。台形フェンダーの青は初収録ではありませんが、この形のパーツの中では特に入っているセットの少ない色です。フロントノーズの3のプリントが入ったスロープはこのセットのためのものですが、後にエデュケーションに再利用されます。ストライプの入ったミニフィグのトルソーが初登場となります。

取り外し可能なホイール登場

6655-1.jpg
 この年の最大のトピックは新ホイールの搭乗でしょう。これまでの赤ホイールは金属車軸からホイールを取り外すことができませんでしたが、新ホイールではホイールの付け替えが可能になりました。それが最初に登場したこちらのセットはその名も「タイヤ交換」と題しており、新しいギミックをアピールするパッケージとなっています。この変更を行ったレゴ社の真意は定かではありません。この当時ではホイールやタイヤの種類も少なく、組み合わせ遊び的な広がりはまだありませんでしたが、ご存知の通り後の様々なホイール・タイヤのバリエーション追加までを考えれば大きな変化となりました。

4600.png
 細軸ホイールホルダーが初めてレゴに登場しました。プラスチック製の軸でも遊びに耐えうる十分な強度を確保できるようになったという意味で、成型技術の向上がこのパーツの新登場には欠かせなかったと思われます。軸の先端が2つに割れており、ホイールを付け外しする際のバネとなっています。激しい遊びによってこの先端が欠けることがしばしば見受けられますが、現在でも全くの同一品としてリリースされ続けています。一番多い色は黒ですが、最初の色は灰色だったようですね。

4624.png
 細軸用の最初のホイールは8mm径の4スポークでした。スポークがデザインされたため、よりリアリティのある見た目となり、車も格好良くなりました。ホイールサイズ自体は従来の赤ホイールと同じなので、タイヤは共通となります。またこの当時は最初からタイヤと組み合わせた状態で封入されていたと思われます。色は灰色と白が主となりました。4幅車のスタンダード的なホイールであり、現在も同一品番でリリースされています。

カナダ郵便プロモ

105-1.jpg
 カナダ郵便のプロモーションとしてリリースされたデリバリーバンです。クライアントの意見が反映されるためか、この手のセットは通常の製品と少し異なった趣があります。このプロモ品の特徴としてはサイドのプリントが入ったブロックが挙げられます。カラーリングも実際の郵便仕様を再現しているようですが、そのためにボディサイドが普通のブロックでできており貨物室はかなり狭いはずです。



 この年のレゴシリーズのラインナップも基本は変わりません。デュプロ、ファビュランド、ベーシックの上に、タウン、キャッスル、スペースなどのミニフィグのシリーズがあり、さらにその上にテクニックが控えます。
 ついに赤ホイールを脱却し、白ホイールの時代に!……と思いきや、金属車軸はこの後もまだ共存の時代が続きます。しかしホイールを外せるようになったことのメリットは計り知れません。今現在4幅車で遊んでいる皆さんであればお分かりだと思いますが、ホイールが固定されていたら今の私たちの遊びは何も成立しませんでした。しかしブロック遊びの性質上、ホイールの付け替えを可能にすることは遊びの高度化には必然的な流れであったといえると思います。
 さて次回は新しいホイールにより、色々な車がぐっと新しくなります。80年代も中盤となり、だんだんと自分の思い出と重なるという人が増えてきたのではないでしょうか。次回1985年をお楽しみに。
関連記事
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://4widelegocars.blog.fc2.com/tb.php/1168-40d9331f