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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Steam Classic:トラクションエンジンで見る本物の姿

tractionengine_1.jpg

Builder: 渋谷

 自動車だからといってガソリンで走るとは限りません。電気かもしれませんし、もしかしたら蒸気かもしれないのです。



 トラクションエンジンが活躍していたのは19世紀にまでさかのぼります。まだ内燃機関の自動車が町に現れる前で、人々は蒸気機関で動く車で荷物を運び、畑を耕していました。のろのろとしか走れない蒸気機関は今の自動車のように手軽に長距離移動するための乗り物としては不向きでしたが、それまで馬で荷を引いていた文明にとっては十分に大きな変革となりました。トラクションエンジンが今年Hot Minifig Ridesにショーカーとして現れたのは、もはや意外でも何でもない必然的な流れでした。かねてよりベストクラシックアワードは戦前の車が賑わせており、ビルダーたちの興味がさらに古く深みにハマっていくのも当然のことでしょう。カーショーで見せ場になるのは派手なカスタムだけではありません。美しいビンテージカーも華やかなショーカーとなるのです。

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 トラクターエンジンの作り方にこれまでの4幅車の常識は通用しません。大きな後輪に小さな前輪というスタイルは、後のホットロッドのようなスタイルでとても格好がつきます。フロントには2x2ラウンドブロックで作られたボイラーがあり、そして上に煙突が立っています。煙突は車全体を覆う大きな屋根を貫通して、白い煙をもくもくと吐きます。この車の素晴らしいところは線の細さにあります。ミニフィグ台座をつなげた屋根は薄く、支柱は細いバーが使われています。パーツを詰め込まない、空間の美しさが最大限に活きるように組まれているわけです。前輪周りのダイエットも素晴らしい配慮がされており、車椅子ホイールは通常の車軸パーツで取り付けるのではなく、バーを通してハーフブッシュで両側を抑え込む方法が取られています。

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 パイプや歯車、そして大きな車輪は内燃機関にはないダイナミックな迫力があります。海外のレゴシーンではスチームパンクが一つの人気ジャンルとして存在しますが、この車はパンクではない、本物のクラシックを形にしたものです。それがレゴの原色カラーを身に纏い、ネオンカラーの装飾を付けることでサイバーな未来感を醸し出しているのは彼の狙いでしょうか。

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 右サイドの歯車はダミーではなく、実際に嚙合っていて走らせると一緒に動くギミック付きです。この車は現状で4幅トラクションエンジンとしてできうるかぎりのことをした1台といえるでしょう。今回はHMR2019にて登場した姿でのご紹介となりましたが、このトラクションエンジンは何度も改修を重ねて進化し続けています。すでに今年のJAMに登場した時には異なる姿になっていました。これからも姿を変えながら、クラシックなスタイルを我々に伝えてくれることでしょう。
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