レゴ4幅車全史1986:4幅車黄金時代の始まり - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
0

レゴ4幅車全史1986:4幅車黄金時代の始まり

6378-1.jpg


 レゴ4幅車全史、80年代後半に入った1986年です。車を使ったレジャーが多数登場します。



 新型の白ホイールの導入によって大きな進化を遂げた4幅車ですが、この年はまた前年とは少し異なった趣となりました。この年の4幅車は全体的にオフロードタイヤを装着したSUVが増え、何かしらのレジャーと組み合わせられたものが多数登場しました。他には定番のパトカーや消防車、工事車両、そしてレーシングカーなどが揃い、子供たちにどのようなタイプの車が受けるのかということがはっきりと掴めてきたようです。この年はタウンの車製品がかなり多数登場し、4幅車黄金時代の幕開けといった感じです。

レジャーカー

6359-1.jpg
 乗馬はレゴとしてはかなりメジャーなテーマで、ホーストレーラーのセットも多数リリースされています。このセットはその中でもかなり先駆けでしょう。ドアを使ってトレーラーの前部を斜めに構成する技は見事です。というわけでキャッスルで使われていた馬がタウンにも登場しました。オフロードタイヤを採用したSUVがこの年の一つのトレンドになります。この頃からタウンでは白が基調となることが多くなり、どのセットも明るくさわやかな雰囲気です。こちらの車では風防とヘッドライトにクリアが採用され、上流階級らしいオシャレな雰囲気です。

6677-1.jpg
 旧赤ホイールはこの年になってもまだ現役で、多数のセットで使われています。クリアの1x1プレートを埋め込んだヘッドライト表現が見られるようになりました。ヒンジブロックでフロントフードが開くギミックが再び採用されています。車屋根にサンルーフが付くようになったのが、この年最大の変化でしょう。ルーフはボディカラーに関わらず、白が採用されるケースが増えました。後ろに載せているバイクは何度もリリースされてきた青ですが、この時誰が最後の青バイクになると思ったでしょうか。レゴパーツの廃盤はいつも予告なく訪れます。

6698-1.jpg
 こちらはずばりRVという名前の製品です。フロントに1x4プレートを置いたバンパー表現は、この年に見られる特徴です。屋根にはサンルーフ付きのパーツが使われており、さらにテールゲートにも同じパーツを使用しています。またこの年からはレバーパーツを使ったラジオアンテナが車に付くようになりました。テールにはクリアレッドのタイルが使われ、車のライトに初めてタイルが採用されました。ボートには背の低いタイプの新型風防が使われています。金属車軸の旧ホイールは、なんとこの年になって新カラーの白が登場しました。プラスチック軸の新ホイールにまだ全幅の信頼は置けていなかったのか、金属車軸存続の道も見据えていたことが伺えます。

2349.png
BrickLink - Part 2349 _ Lego Hinge Vehicle Roof 4 x 4 Sunroof [Hinge] - BrickLink Reference Catalog
 サンルーフの登場は、4幅車をクールにカスタムするために画期的な登場でした。この年には白と黒のみの登場となりましたが、すぐに赤、青、黄色の基本的なカラーバリエーションが揃いました。逆にいうとそれ以外の特殊なカラーは一切リリースされていないのが惜しいパーツです。旧スムーズヒンジの消滅と共にこのパーツも消えましたが、現時点でも代わりになるようなパーツはリリースされていません。

2348a.png
 サンルーフの穴にはめ込むガラスです。基本的に上記の屋根パーツにしか使われません。初期のサンルーフガラスは溝が付いていないフラットなタイプでしたが、このタイプはこの年と翌年に使われ、すぐに新型ガラスへと切り替わりました。

4866.png
 パーツリリース自体は前年ですが、高さ1+1/3の新型風防が登場しました。現在でも同サイズの風防が存在しますが、こちらは上面にポッチが並んだタイプとなり、80年代後半の限られた時期にしかリリースされていません。飛行機や船のキャノピーとして主に使用され、車の窓として使用されることはありませんでした。

レースカー

6634-1.jpg
 ブリックセットによるとストックカーという名前ですが、いわゆるアメリカのストックカーにはどうも見えません。当時のストックカーは既にドアは開かなくなっていましたし、ライトもなくなっていました。ヘッドライトがフォグも含めて4つ並んでいるところを見るに、ヨーロッパ的なラリーカーを基に作られた車と思われます。カーベースを使ったオーソドックスなデザインですが、シェルカラーの赤と黄色のカラーリングに、ステッカーチューンが効果的です。サイドのカーナンバーなども含めて全てシールとなっています。

1572-1.jpg
 レッカー車ですが、赤と青のラインが入れられた見た目にもクールなデザインが目を惹きます。丸いヘッドライトと、バンパーに埋め込まれた黄色いフォグライトがとても大型車の風格漂います。少ないパーツの中でも、4幅で車のフロントがデザインされていました。こちらは旧赤ホイールが使われています。ちなみに後ろに使われている赤いベースの黒い牽引フックはこのセットのみのリリースとなっています。

ライト&サウンド

6450-1.jpg
 この年には9V電力システムが4幅車に導入されました。9V電池を1個収めた4幅の電池ボックスが後ろに乗っかり、点滅するライトパーツと、サイレン音が鳴るスイッチパーツが取り付けられています。電気を使ったギミックは後にも様々に登場しますが、こうした小さな製品に積極的に取り入れられたのが80年代から90年代の9V時代でした。トラック風のボディですが、リアの電池ボックスのため貨物スペースは存在しません。形は制限されてしまいますが、光る4幅車というのはかなり魅力的で、それが実際にお店に並んでいた時代があったのです。

6378-1.jpg
 ガソリンスタンドには新規金型による専用ロードプレートが用意されました。32x32の敷地には4基のポンプが並んでいますが、当時の4幅車のサイズではこれで十分でした。オーソドックスなデザインのレッカー車がセットになっています。多数のシェルのロゴはほとんどがシールですが、車のドアとミニフィグのトルソーはプリントとなっています。

ロードプレート

6313-1.jpg
 ロードプレートのデザインが新しくなりました。大型タイヤの車が増えたことによる影響か道幅が広げられ、歩道が7ポッチ幅となりました。十字路の他に、直線、曲線、T字路の各種が同時にリニューアルされています。このタイプのロードプレートはこの後90年代になってもしばらくの間は同じデザインのまま販売されました。ある時期のレゴを遊んでいた人間ならば親しみのあるもののはずです。ブリックセットに登録されているパッケージも初登場時のものではなく、90年代に改装されたもののようです。



 ライト&サウンドはスペースでも使用され、この年のレゴの目玉となりました。さすがにキャッスルには無理に入れていないあたりが真面目なレゴらしいところです。この年にはシステムパーツによる高度な車作品を作れるモデルチームが初登場しました。高年齢向けにはテクニックで一定の成果を得ていたレゴが、ギアではなく造形の方向での発展に試みたシリーズです。またテクニックの方では、テクニックフィグが初登場します。
 新しい道路も登場し、車の種類も増えて4幅車の世界はますます充実していきました。ライトの組み方の工夫により、この時代でもすでに多様な車の表情を作り出しています。この当時4幅車というビルドジャンルは、当然まだ認識されていませんでした。しかしその可能性はすでに広がり始め、誰も想像がつかないほどのポテンシャルを秘めていたのです。
関連記事
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://4widelegocars.blog.fc2.com/tb.php/1271-b4705507