ホットロッドってどんな種類があるの | Hot Rod Magazine - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
0

ホットロッドってどんな種類があるの | Hot Rod Magazine

hcs2019_1875.jpg


 以前にボディワークの用語集をホットロッドマガジンの公式サイトから翻訳しました。今回は4幅車ビルダーにダイレクトに役立つ、ホットロッドのスタイルそのものの種類についてご紹介します。



 前回の用語記事はこちらになります。
 ただどちらかといえば、本記事を読んだ後に上記のボディワークの用語集を見ていただいた方が良いと思います。今回はうちのブログでも頻繁に登場する、さまざまな車のスタイルの名前について、どういったものを指すのかを説明します。前回と同じように基本的にはホットロッドマガジンのサイトの該当記事を翻訳したものです。そこに私の注釈と、ついでに近いスタイルで作られた4幅車も併せてご紹介します。しかし可能ならば、元の記事と一緒に見て実際のホットロッドがどういう見た目なのかを知ることをおすすめします。

・ホットロッド / Hot Rod
ホットロッドマガジンはこの言葉を、外観と性能を向上させた初期のアメリカ車と定義している。最初の頃は、加速力のためにフェンダーを取り外したロードスターのことのみを限定的に指すことがほとんどだった。現在の定義は拡大し、ストリートかレース用かに関わらずこの種の改造を施した乗り物全般を指すようになっている。
(筆者注)最も根源的な言葉ですが、戦前から戦後間もないころには同じものを指してGow Job 、Hop Up、Hot Ironなど色々な呼び方があったようです。当時はスピードのために最も軽量かつ安価なロードスターが選ばれることが常であったため、Roadsterを縮めてRodと呼ぶようになったという語源に関する説があります。

PB140012.jpg

・ストリートロッド / Street Rod
この言葉はホットロッド趣味が、レース向けとストリート向けに分かれ始めたときに現れた。ホットロッドが悪党や非行少年などと結びつけられていた時代には、社会全体に浸透していた言葉だった。見た目と快適性のために高度に作り上げられたロッドを指して批判的に用いられることがあるが、そのような使い方は誤りである。
(筆者注)元々ホットロッドというのはスピードレースのためのスタイルであったため、それが世間に広まりストリートスタイルとなったときに、本来のレース用マシンと区別するために生まれた言葉です。この言葉はかなり広い範囲に適用され、本気のドラッグレーサーかスピードトライアルマシンでない限り、街乗りでもショーカーでもストリートロッドと呼ばれます。

showflames_1.jpg

・トラディショナルホットロッド / Traditional Hot Rod
40年代から60年代に流行したスタイルを、当時のパーツ、またはリプロパーツを使って作られたホットロッドのこと。フラットヘッド(サイドバルブ)エンジンやソリッドフロントアクスル(車軸懸架)、初期のスタイルのペイントとグラフィック、プリーツ張りの内装、細いバイアスタイヤなどがトラディショナルホットロッドによく見られる特徴である。
(筆者注)ホットロッドという言葉の定義が今は際限なく広がっているので、こういうのが元々のホットロッドですよということでいくつか定番の要素が挙げられています。フラットヘッドというのは今や旧式とされているプッシュロッド(OHV)よりもさらに前の時代のエンジン形式です。ソリッドフロントアクスルというのは、左右のタイヤが一本の棒でつながっている車軸のことです。当時のスタイルを今作るなら、テクノロジーも当時のままでというのが伝統的なホットロッドとなります。

・ラットロッド / Rat Rod
おそらくはホットロッドマガジンのGray Baskervilleが最初に作った言葉で、注目とウケ狙いのためにわざとボロボロでサビた形に作られたホットロッドのこと。本来のピカピカに仕上げられたストリートロッドに対抗するためのものと見なされることが多い。
(筆者注)90年代前半までのホットロッドというのはメッキとペイントでピカピカに仕上げるのがセオリーでしたが、世紀末が近づいたころからはむしろ艶をなくした地味なスタイルが流行ってきます。その中で生まれたのがラットロッドで、これはホットロッドに限らず他のカーカルチャーでも似たような傾向がありました。サビ=ラットというのが今現在ほとんどの人の認識だと思いますが、ラットロッド=ねずみ色のプライマー仕上げのホットロッドという説もあり、この言葉の解釈は難しいです。

rustrod_1.jpg

・ハイテック / High Tech
最新のスタイルと技術を取り入れて作られたホットロッドを表すために使われる。独立したフロントとリアのサスペンションや現代のインジェクションエンジン、最新のインテリア、ビレット(鍛造)アルミニウムホイール、高性能ラジアルタイヤ、最新の電気機器などが通常取り入れられる。
(筆者注)昔ながらのホットロッドを最新パーツでカスタムした感じのスタイルです。メッキパーツをなくしてカラードにしたり、大径ホイールと低扁平タイヤを組み合わせたりそんな感じのイメージですね。最新のといいつつ、ハイテックの流行のピークは90年代を最後にして今ではむしろ下火です。ハイテックホットロッドをそのまま市販車にしたようなクライスラープロウラーという車もありました。

・カスタム / Custom
ストリートロッドとは対照的に、性能ではなく優れた外観のために改造された車のこと。通常1940年代から1960年代前半まで作られた車を使い、他のメーカーや車種のパーツを使ったり、広範囲に渡る板金、精巧なペイント、スポットライトなどディテールの追加をして独創的に作られる。50年代後半まではカスタムというと、Dean JeffriesやGeorge Barris、Ed Rothなどが作ったワンオフショーカーのことも指した。
(筆者注)この言葉に対してベース車の年代が明確に指定されているのは意外です。が、これが元々の意味合いだったということでしょう。今やCustomという言葉は、あらゆる車の改造すべてに適用されており、ここに定義されている特定のスタイルの車をイメージする人はごく限られるでしょう。おそらくこの定義からイメージされるのは、名前に挙がっているジョージ・バリスが作った造語のKustomに近いのではないでしょうか。

majestica_1.jpg

・レストアード / Restored
改造するのではなく、工場出荷後のノーマルの状態に修復された価値のある車のことを一般的に指す。
(筆者注)要はノーマルってことですね。年代物のクラシックカーが美しいショーコンディションの場合、ほぼ間違いなくフルレストア済と思われるので、レストアードと呼ばれるようです。

・ロードスター / Roadster
2ドアの乗用車で屋根がないか、取り外し可能なソフトトップかハードトップが付き、窓がなく、取り外し式のウィンドシールドが付くもの。
(筆者注)昔の車で最もシンプルなのがロードスターです。シートはフロントのみ、屋根も窓も付かないのが基本です。軽量なのでホットロッドのベースによく用いられます。

hitention_1.jpg

・ロードスターピックアップ / Roadster Pickup
RPUと省略されることもある。初期のロードスターでピックアップのベッドが付いたもの。

・トラックロードスター / Track Roadster
40年代から50年代にオーバルトラックでレースをするために作られた、フェンダーのない初期のロードスター。主にモデルTとなる。また当時のスタイルで作られたロードスターのこと。フロントが延長され、空力形状の丸いトラックノーズと楕円形のグリル開口部が特徴。
(筆者注)トラックというのはTruckではなく、レースコースを意味するTrackである点に注意です。こういうのはトラックTとも呼ばれます。

・クーペ / Coupe
戦前のクーペはフロントシートのみで屋根がある車のこと。1932年から1936年のフォード・クーペは3ウィンドウクーペ(サイド2枚とリア1枚)と5ウィンドウクーペ(サイド4枚とリア1枚)に分類される。
(筆者注)ロードスターに続いてホットロッドでよく使われるのがクーペです。ここで紹介されている1932年から1936年のフォードが最も典型的なホットロッドのベースですね。なおアメリカっぽく発音したい場合は「クープ」と呼ぶことをお勧めします。

PB140017.jpg

・セダン / Sedan
初期の車でセダンとは、前後にシートがあるクローズドボディで、屋根がボディの後ろまで伸びており、2ドアか4ドアとなる。フォードは2ドアセダンのことをTudor、4ドアセダンのことをFordorと呼んだ。後の自動車では、一部のクーペにはBピラーもあるが、セダンはフロントサイドガラスとリアサイドガラスの間のBピラーで識別可能。
(筆者注)現在のセダンはボンネット、キャビン、リアトランクというスリーボックススタイルが普通ですが、昔のセダンにはリアトランクがありません。そのため今の人たちにはワゴンのように見えると思います。当時のワゴンはセダンよりもリアオーバーハングが長いので識別できます。

steelskin_1.jpg

・セダンデリバリー / Sedan Delivery
商用に作られた2ドアセダンのバリエーション。リアサイドガラスが埋められ、1つのリアドアが付く。
(筆者注)セダンなのにデリバリーという現在にはない概念の車です。後の時代ではデリバリーバンが一般的になります。昔のセダンはリアトランクがないのでリアドアが付けられたんですね。

cashdelivery_1.jpg

・ヴィッキー / Vicky
ヴィクトリアの省略系。1930年から1934年までのフォード・ヴィッキーはセダンに似ているが、ルーフラインが短く、バッスルバックが小さい。フォードは50年代にヴィクトリアという車名を復活させた。
(筆者注)昔のフォードのボディバリエーションにヴィクトリアという特殊な名前があり、ホットロッドでもよく使われていたのでこのように固有の愛称が存在します。

・カブリオレ / Cabriolet
よくロードスターと間違われるが、カブリオレまたはカブリオは巻き上げ式の窓が付いたソフトトップの車。
(筆者注)昔のオープンカーは種類が厳密に分けられており、主にサイドガラスが付くかどうかでカブリオレと、ロードスター/フェートンに大別されます。カブリオレはサイドガラス付きの高級車です。

・フェートン / Phaeton
ツーリング、または愛称のTubでも知られる。フェートンは大きなセダンサイズのソフトトップの車。サイドが開いており、2ドアまたは4ドア。
(筆者注)サイドガラスが付かないカブリオレのことです。今ではサイドガラスがない車というのがほぼありえないので、現在では消滅したボディ形式の一つです。

・モデルT / Model T
1909年から1927年に製造されたフォード車。ホットロッダーにとっては超定番のベース車。

・モデルA / Model A
モデルTの後継車。1928年から1931年に製造されたフォード車。

・Tバケット / T-Bucket
フェンダーのないモデルTで、ボディのキャビン部分と場合によっては切り取られたピックアップのベッドで作られる。Tバケットは特に50年代から60年代に人気だった。Norm Grabowskiのkookie Tが最初のTバケットとしてよく知られる。
(筆者注)定番スタイルのTバケットも当時としては斬新で、60年代の独創的なショーカーブームの火付け役になったそうです。

washbucket_1.jpg

・デュース / Deuce
1932年のフォードに対する共通の呼び方。製造年の「2」を意味する。シェビーIIに使用されることはあまりない。別の意味としては、2バレルキャブレターのスラングとして通常複数形として用いられる。
(筆者注)モデルTと並んでモデルBもホットロッドの定番ベースです。人気なのでこのモデルだけデュースという愛称が付いています。1932年型から乗用車にV8が標準搭載されるようになり、みんながこぞって改造ベースにしたことから人気になったそうです。

・ハイボーイ / Highboy
1920年代から1930年代の主にロードスターで、フェンダーとランニングボードが取り外され、フレーム上のノーマル位置にボディが搭載されたもの。
(筆者注)ボディ位置や軸位置を変更していない比較的ライトな改造スタイルで、お金がない若者がやりがちだったことからハイボーイと呼ばれています。

・ローボーイ / Lowboy
ハイボーイの派生語。フェンダーがなく、ボディ位置がフレームより下に下げられたホットロッド。この改造法はチャネリングと呼ばれる。
(筆者注)あくまでもハイボーイという言葉が先に存在するので、ローボーイという言葉はそんなに一般的ではないかもしれないですね。

sandcoupe_1.jpg

・ファットフェンダー / Fat Fender
通常1935年から1948年に製造されたフォードで、取り外し可能な大型フェンダーを備えた車。
(筆者注)従来のベース車を使ったホットロッドでは、軽量化のためにフェンダーを取り外すのが定番でしたが、ファットフェンダーになってからは取り外すと格好悪くなってしまうため、それまでのような改造ができなくなりました。スピードのために見た目を犠牲にするのは気に入らなかったみたいですね。

・トライファイブシェビー / Tri-Five Chevy
1955年から1957年までのトラックも含んだシボレー車。ただしコルベットは除くことが多い。
(筆者注)この3年間のシェビーがアメリカ黄金期を代表する車として特に人気があります。57年のベルエアだったらものすごく高い価値があるでしょうね。

blowup55_1.jpg

・シューボックス / Shoebox
ストリートロッダーやカスタムマニアの間では、一体型フェンダーで箱型のボディになった1949年から1951年までのフォードを指す。この言葉はトライファイブシェビーにも適用される。
(筆者注)ファットフェンダーの次の世代の車がシューボックスです。車の形が大幅に変わったことで、それまでのホットロッドの改造法の多くが適用できなくなりました。そのため50年代以降の車に対してホットロッドという言葉が適用されることは少なくなりました。

・ハードトップ / Hardtop
ハードトップはサイドウィンドウを分割するBピラーが付かない、戦後の車のボディスタイル。窓を下げるとコンバーティブルに似ているというのが、元々の由来。初期のロードスターでは、取り外し可能な金属またはファイバーグラスの屋根を指す。
(筆者注)ハードトップのセダン、日本車でも80年代から90年代にたくさんありましたね。

・ギャッサー / Gasser
60年代の公式ドラッグレースでガスクラス用に作られた車、または当時と同じスタイルで作られた車。燃料にナイトロメタンではなく通常のガソリンを使うことがルール付けられていたことから、この名前が付いた。ウィリスやアングリア、55シェビーなどがギャッサーで定番の車種。持ち上がったフロント、直結の車軸、ドラッグレース仕様がギャッサーの特徴。
(筆者注)トラクションアップのためにフロントが持ち上がったスタイルがインパクト大で迫力がありますが、この形はすぐにあまり有効ではないことが判明したのでリアルタイム時にはそんなに長続きしませんでした。しかしこの形に憧れて今でもギャッサースタイルを守る人達は多いです。

wildboar_1.jpg

・ウッディ / Woodie
本物の木材をボディに使用した、主に40年代のステーションワゴン。カリフォルニアのサーファー文化と深いつながりがあり、ハワイのTシャツによくあるイメージ。
(筆者注)ウッディワゴンはそれ以降もアメ車ではよく設定されていましたが、だんだんと木の部分が少なくなっていきました。本物の木材が占める割合が大きかったのは40年代くらいまでです。自動車が元々は馬車の流れを汲んだ乗り物だったことを強く感じさせる車です。

p1130260.jpg

・ローライダー / Lowrider
高級なペイント、小径化したホイール、低い車高、即座に車高を上げ下げできるハイドロリクサスペンションを備えたショー向けのカスタムカー。60年代のフルサイズシェビーがおそらく最も人気のあるベース車。
(筆者注)ホットロッドマガジンの趣向からすると専門外な分野がローライダーです。ここで紹介されるということは、それなりに存在を認めている証拠でしょうか。

goldhopper_1.jpg

・マッスルカー / Muscle Car
元々は1964年から1973年までに製造された、高性能エンジンを搭載したミッドサイズ車を指し、80年代になって後年の車も含まれるように定義が拡大された。基本的には改造されていないノーマル車のこと。1964年ポンティアックGTOが最初のマッスルカーであるとされている。
(筆者注)ホットロッドマガジン的には改造前の状態を指してマッスルカーと呼んでいるようです。しかし世の中の人々はそんな区別はしていないでしょうね。

darkhorse_1.jpg

・ストリートマシン / Street Machine
1949年以降の車、特にマッスルカーを使って作られたホットロッド。
(筆者注)ガチなドラッグ仕様ではないところが、プロストリートとの違いでしょうかね。

muscletone_1.jpg

・プロストリート / Pro Street
プロストリートは約40年前に登場し、80年代に最盛期を迎えた。主に60年代のマッスルカーで、ストリート向けに作られているがドラッグレーサーのスタイルとコンポーネンツを有する。ホイールタブ、大きなリアタイヤ、フードから飛び出したスーパーチャージャー、ウィリーバー、そしてレース用の内装などが極端なプロストリートの特徴。
(筆者注)ホイールタブとは、大型化したタイヤを収めるために拡大されたタイヤハウスのことですね。ドラッグレース用のマシンをそのままストリートに持ってきたのがプロストリートです。

prostreet_1.jpg



 頑張って翻訳してみましたが、元記事は写真と共に紹介されているので、文章だけだと伝わりづらい部分もあるかと思います。そういうわけもあって筆者注もかなり入れました。というか思った以上に不親切な説明しか書いてなかったので、注意書きの方が多い項目もありまね……。もし間違い等あればコメント欄にて指摘していただけると助かります。
関連記事
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://4widelegocars.blog.fc2.com/tb.php/1424-9ab86704