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レゴ4幅車全史1990:4幅車は未来へ

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 レゴ4幅車全史、1990年代に突入しました。レゴタウンの4幅車も少しずつ形が変わり始めました。



 80年代を通じて4幅車は一つのスタイルを確立しました。90年代に入っても基本的にはそのスタイルを継承していますが、少しずつボディデザインに変化が見られるようになります。時代に合わせた変化であり、今後も4幅車と共にレゴタウンが発展していくことを示しているのであり、もしかすると闇の未来への第一歩だったのかもしれません。しかしこの1990年においては、まだ輝かしい時代は続いていました。

スロープフェンダー

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 車のデザインにおいて最も大きな変化が、乗用車に現れています。これまでスペースでしか使われていなかった大きなキャノピーが車に組み合わせられたのです。現代的アレンジを通り越して未来的とも見えるものです。90年代はレゴにとっては未来世界だったのかもしれません。イメージチェンジの大きい車ですが、カーベースは従来通りの物が使用されています。フェンダーの隙間が1プレート分開いているのは、ミニフィグを収めるためにキャノピーを高い位置に設置しなければならない都合からと思われます。

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 こちらも同様なスロープ一体フェンダーが使われ、デザインの刷新が行われています。こちらはホイールベース5ポッチとなる小さいカーベースが使われています。風防は高さ1+1/3の低いタイプが採用されています。この低い風防はこれまでだと飛行機やボートにしか使われていないものでしたが、90年代に入ると車に使われることが一気に増えていきます。このパーツチョイスの変化も90年代4幅車の特徴です。しかし頭が飛び出してしまうので屋根は付けられなかったようです。

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 新たなフェンダーは33度スロープに、アーチを切った形状です。90年代を通じて様々な車のフロントに使用されました。初登場時では無地のみでしたが、後にヘッドライトなどのプリント付きも登場します。通常の4幅フェンダーでは再現できないラインを作り出すことができますが、形があまりにもフラットすぎ、フロントの造形がのっぺらぼうに近くなってしまうため、4幅車ビルドにおいてはあまり使われることがないパーツです。

オフロード

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 前年登場のサスペンション車軸の新製品が本年にも登録されています。モータースポーツ的なものから、今度は探検家の車となっています。車のデザインはこれまでとほぼ変わりませんが、フロントフードにヒンジが付くギミックは、90年代に入ると消滅します。このセットのみの縞模様プリントのドアが入っています。カメラはフィルムからビデオテープに変更されました。また猿は前年のパイレーツに登場したものがタウンにも輸入されました。カウボーイハットを被っても乗ることができる室内の余裕は、裏面のチューブが省略される屋根パーツの力あっての物です。

タイルのライトレンズ

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 人気の警察ラインでは、陸海空の乗り物を詰め合わせたセットが登場しました。この時代はどの乗り物も4幅となるのが基本で、それぞれ専用の風防やキャノピーが用意されていました。トラック風のパトカーはオフロード風ですがサスペンションは採用されていません。またカーベースを使っても良さそうなデザインなのにカーベース未使用で、基本プレートを使ったビルドとなっています。おそらくカーベースを使うと前後バンパー部分が邪魔だったからと推測します。バイクやヘリなども従来のものとはそれほど変わっていませんが、一部のライトレンズにタイルが使用され始めています。この頃はまだポッチむき出しのヘッドライトが主流でしたが、これからフラットな見た目のタイルのライトが増えていきます。

消防

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 消防ラインも警察と並んで4幅車の活躍の場の一つでした。消防署は5年ぶりのリメイクとなりました。前作とはベースプレートも同じで基本的な構成は踏襲していますが、車両のデザインは5年を隔ててガラッと変わっています。特に消防車には未来的なキャノピーが取り入れられ、デザインの目新しさが大幅に追加されました。また小さいトラックの方は、デザインはオーソドックスであるものの、タイヤのチョイスが少し珍しいです。スペースでよく使われるシャフト穴仕様のバルーンタイヤがセットされています。ホイールとタイヤが一体型のラバーパーツとなっており、他のセットでは真っ黒のまま取り付けるのが普通ですが、こちらのセットでは白のラウンドプレートをハメ込んでホイールにしています。なぜこの車だけこのタイヤが選ばれたのか不思議ですが、消防車とは異なるタイヤにしたかったのかもしれません。

限定流通のフォーミュラーカー

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 FXレーサーと名付けられたフォーミュラーカーの2台セットは、限定流通品らしいですが、他のセットにはない独特な雰囲気があります。バンクしたストレートにフィニッシュラインがあり、イメージはインディカーなのではないかと見ることもできます。4ポッチのトレッド幅に、6ポッチ幅のフロントウィングが備わり、この時代の4幅車とはまたことなったスケール感でビルドされています。基本的なボディの作りは共通ですが、リアのエンジンとウィングはあえて別々の作り方となっています。今の目で見れば簡単すぎるほどの作りですが、マシンの形をしっかり作り込んだフィグ乗りのマシンという点で、今のスピードチャンピオンズに通じるものがあります。



 キャッスルの方は80年代と相変わらず、スペースの方ではMトロンが新登場し、スペースの方が新しい展開に意欲的な時代でした。パイレーツの新製品は登録されていませんが、おそらく前年のパイレーツ新製品が1989年後半の投入だったものと思われます。いつも迷走しているベーシックは年齢ごとに3歳、5歳、7歳といったように3ラインのセットを細かく展開しました。一番年齢の高いラインではタウンやモデルチームにも近いレベルのビルドが提供されました。そういえば1986年にリリースされたきりで新製品のなかったモデルチームに新製品が登場しました。以降は毎年コンスタントに新製品が投入されていきます。パイレーツ以外のシリーズではタウンも含めて、ミニフィグはニコニコ顔のままでした。4幅車は新しいデザインラインがこれからも登場していきます。これからはバラエティが豊かになっていく時代です。そのさらに先の話はまだここではしないでおきましょう。
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