Wild Gem:オフロード向けの足回りは宝石 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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Wild Gem:オフロード向けの足回りは宝石

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Builder: Lime

 美しい宝石といえば?ターコイズ!その通りですね。しかしもっと美しいものがこの車には隠れています。



 この車は、去年開催された「ダータコランナー」ビルコンにエントリーされたものです。レゴに「再」導入されたダークターコイズを使い、限られたパーツの中で大きなインパクトを放ったオフロードトラックです。投票では1位にはならなかったものの、確実に票数を稼いで見事上位入賞としてランクインしました。彼が得意とするハイリフトオフロードというジャンルで、もはや彼の右に出る者はいないでしょう。足元のディテールアップは、4幅車としてこれまでにない領域に突入しました。

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 非常に大きな車です。しかしよく見てください。ボディはワイドになったフェンダーを除いて、しっかり4ポッチ幅のサイズを守っています。4幅車で大きな車を作るということは、ただ単に縦や横に長くするだけではダメです。それでは単に縮尺の大きい車になってしまうからです。重要なのは実際の寸法が大きいことではなく、迫力を見せることなのです。大部分がダータコで組まれたボディはそれだけでもインパクト大です。プレートやタイルの他に、新しくリリースされたコーナーラウンドタイルやカーブスロープ、ブラケットなども使用されているのが分かります。そしてこの車でも彼の特殊なヘッドライトの組み方は健在です。やはりライトにクリアパーツは使わず、黒いミニフィグハンドを2個ずつ取り付けて車の目を表現しています。グリル周りは足回りと同様に黒で統一され、全体的に非常に引き締まった顔つきになっています。なお記事執筆中に初めて気がつきましたが、リアフェンダーの1x2ポチスロが欠品した状態での撮影となってしまいました。

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 ダータコをメインテーマにしたビルコンでしたが、おそらくギャラリーたちの目線はそのボディの下に集まったことてしょう。中央から斜めに伸び、タイヤを支えるアームがその存在を強くアピールしています。作り込みはパーツの多さによるものではなく、空間を開けた構造で一層リアリティと密度を感じさせるものになっています。サスペンションなんかは4ポッチ幅のフェンスがそのまま割り当てられ、パーツ使いの大胆さとシンプルさで、綺麗で細いラインを構築します。足元はフラットシルバーの14mm径ダブル6スポークがセットされ、タイヤは二重に履かせてバルーン形状になっています。大きなタイヤの上に浮かんだボディの雰囲気は、本気の走りができるオフロードマシンそのものです。

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 ベッドの作り込みも空間が重視され、競技車両らしいボディのペラペラ感と、パイプフレームのごつい感じが作り込まれています。リアには旧ヒンジ屋根のサンルーフ付きのものが、ガラス無しでセットされ、開くと中に消火器が積まれているという細かい芸も披露します。キャビンの両脇に立っているアンテナはミニフィグ用のフェンシングの剣ですね。こちらも線の細いパーツを採用して、車をより精密な雰囲気にしています。

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 黒一色で少し見づらいですが、裏面の構造です。車軸は1x2片側車軸が使われているようです。しかし色が統一されていることは、車の見た目的にも高い効果を発揮しています。パーツごとにグレーなどで色分けするのもリアリティを高める方法としてはありですが、レゴの場合はおもちゃっぽさが出てしまい、色分けしたことで見た目的にイマイチになってしまうこともあります。一色でまとめるのは失敗しない確実な方法ですね。

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 タイヤを外して横から見てみます。斜めになったアームは、上側はテクニックの黒ペグとクリップバーの組み合わせで、下側は工具アクセサリーが使われています。上のアームはしっかり両端がつながっていますが、下のアームは先端が無接続で浮いており完全に見た目だけのディテールとなっています。このアームのインパクトが強いですが、よくよく見ればそれ以外の部分はほぼ順当な方向で組まれており、思ったよりも秩序のあるビルドでした。シンプルなアイディアで最大の効果を得るという、4幅車ビルドのお手本です。
 ターコイズとは宝石の名前です。このトラックはボディがターコイズですが、宝石のように価値があるのはむしろその足元の方でしょう。
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