Bathtub:遊び心と格好良さはどっちも必要 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Bathtub:遊び心と格好良さはどっちも必要

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Bathtub / Builder: Sakurai

 今日は歴史的な名車の登場です。今から50年以上も昔、こんなにもユニークでファンキーな車が作られていました。



 2019年12月1日、私たちが4WLC-UGとして横浜ホットロッドカスタムショーに初めて出展した日です。そのイベントの中で、世界中が注目するカスタムカーが「再」お披露目されました。風呂桶と便器をボディにしたショーロッド「Bathtub」です。ファンキーなショーロッドが最盛期だった1968年、バスタブは製作されカーショーを賑わせました。しかしある時からこの車は姿を消し、誰も消息を知らない状態となっていました。それが近年になって再発見され、レストアされた後に披露されたのが先のHCSです。バスタブの周りには常に人だかりができて注目を集めていました。50年以上前に製作されたその車は今でも変わらない輝きを放っていたのです。

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 一緒にHCSの舞台に立ったビルダーがこの4幅バスタブを製作しました。非常に明快なアイディアで、その姿はレゴになっても十分にインパクトを与えてくれます。しかしこの車を4幅車にするにはいくつか頭をひねる必要があったことでしょう。まず難関なのは、人が座るために2つ並んだ風呂桶です。真ん中一人乗りが基本となる4幅車としてはとても厳しいデザインをしています。しかしそれもなんのことはありません。フィグ乗りを諦めて2幅の風呂を2つ並べてしまえば良いんですね。しかも風呂桶はあくまで乗員用であり、運転席はフロントの便座ですから、これもフィグ乗り4幅車には違いありません。かくしてこの美しいショーロッドはレゴとしてMinifig Ridesカーショーに降り立ったのです。白いボディに、エンジンや足回りなどをゴールドにしたディテールが非常に映えます。サイドのマフラーだけはパールゴールドのパーツだけでは再現を断念したようですが、垂直に立ったステアリングや、エアスクープがV字に2個並んだエンジンなど、特徴的な要素はしっかり捉えられています。

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 リアにはシャワーが付けられます。実車ではシャワー型のヘッドレストになっている部分です。風呂桶自体は基本的なパーツだけで作られたシンプルなものです。3ポッチのパネルが活躍していますね。この風呂桶はほとんど真四角なんですが、上だけラウンドタイルで淵取りすることで丸く見せています。レゴビルドは本物の形をそのまま真似しようとしても上手くいきません。風呂桶の形をトレースできなくても、その形に「見せる」方法はいくらでもあります。そうした上手い見立てを見つけることがよいビルドの秘訣です。

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 この界隈としては驚くほど基礎的なシャーシです。リアホイールは1x4車軸なので回転しますが、フロントは4Lバーを穴あきラウンドに直接刺しているため、車全体としては転がすことはできません。エンジンや便座などを狭い空間に隙間なく詰め込んでいるので仕方のない所ですが、プロポーションが前から後ろまで一直線すぎるで、風呂桶だけでも傾けることができれば、実車のようなファンキーさに近づくのではないかと思いました。
 バスタブが教えてくれるのは、「遊び心」と、車の「格好良さ」の両立こそがカスタムだということです。笑いを取るならダサくてもいいということにはなりません。面白いし、格好いい、そういうアイディアとセンスを磨くことが大切です。
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