What's Stance:4幅車のスタンスとは? - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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What's Stance:4幅車のスタンスとは?

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 先日公開した新コンテストのテーマはスタンスです。しかしスタンスとはどうやればいいのか分からないというビルダーも多いことと思います。そこで今回は、4幅車のスタンスの簡単なやり方とポイントを解説します。



少し遅い梅雨が訪れたレゴシティでは連日の雨でした。

休日も平日も毎日が雨です。

貴重な晴れ間を狙って車を洗うと、途端にぽつぽつと雨粒が雲から落ちてきます。

遊びに行くこともできず毎日が憂鬱です。

つまらない日、つまらない日、そしてつまらない休日がやってきます。

こんなに落ち込んだ日々に活力を見出すには、格好いい車を見るしかありません。

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あっ、見てください!

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 4WLCガレージを訪れたら格好いい車が入っていました。超クールなスポーツカーです。それもボディカラーは鮮やかな赤です。この車を見つけて私のテンションは一気に上がりました。こんなに格好いい車を見られるなんて、今日はなんて幸運なんだと雨模様の空を仰いで神に感謝を捧げました。

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いや、しかし、ちょっと待ってください。

 この車はとても素晴らしいです。色もデザインもケチの付けようがありません。しかし何かが足りない気がします。もちろんこのままでもほとんど満腹です。ただ少し、ほんのちょっとだけ、ここに調味料を足してあげるだけで、もっと良くなる気がしました。
 私はガレージのメカニックに、新しいパーツを用意するように頼みました。

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 用意するのはこれだけです。T字バーを中心に、クリップで車軸を取り付けます。T字のトップには穴あきの丸プレートを挿してフェンダーの裏側に接続できるようにします。ちなみに車軸の上下の向きを変えて2種類作ります。

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 さっそく車をリフトに上げて車軸を交換します。拳銃を持ちながらお願いしたら、優秀なメカニックがすぐに対応してくれました。作業時間は約5秒ほどです。レゴは組み立てるのがとても簡単ですね。

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これです!

 これですよ!これ!これをずっと望んでいました!これはもう格好いいなんてもんじゃありません。ウルトラ格好いいです。私がこのビシッと決まった姿を見た瞬間に、空は晴れ渡って虹がかかり、枯れ木に満開の花が咲き誇って、大地にはユニコーンが駆けていきました。地球の裏側では長く続いていた不毛な戦争が終わって平和が訪れたことでしょう。確認はしていませんが。

 しかしなぜ?と思うでしょう。ボディデザインは一切変更していません。乗っている男のヒゲ面すら全く一緒です。それならばなぜ、こんなにも格好良くなってしまうのか?変えたのはホイールとタイヤ、そしてその取り付け方を少し調整しただけです。しかしそれこそが重要なポイントだったのです。

スタンスとは何か


 スタンスとは何か、それはとても難しい問いです。なので皆さんのために簡単に言い換えると、ローダウンということです。車高を下げることですね。いわゆるシャコタンです。では車高が下がっていればそれで「スタンス」と言えるのかといえば、ノーです。さあ、よく分からなくなってきましたね。

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 今回のサンプルで、何が変わったのかを具体的に見ていきましょう。パーツ的に最大の変更はホイールです。4スポークからシルバーのメッシュに変えました。径は8mmから11mmに「インチ」アップです。ホイールの変更に伴いタイヤも変えます。偏平率が低い薄いタイヤです。インチアップでカスタムの初歩はできました。しかしそれだけではスタンスしたことには全くなりません。
 次に車高を下げます。車高とは車のフロアと地面の間の距離です。上の比較を見ても分かる通り、フロントバンパーやサイドの隙間がかなり詰まりました。車高を下げることは車を格好良くする上での基本です。しかし見た目で重要なのは実は最低地上高ではなく、フェンダーとホイールの間を詰めることにあります。
 もう一度比較画像をよく見てください。ガバガバだったフェンダーの隙間が埋まり、アーチとホイールのリムがかなり近づきました。スタンスの概念ではこの二つの円弧を極限に近づけることがポイントの一つになります。車高を下げたこと、またホイールをインチアップしたことで二つが近づいたわけです。
 これでスタンスのことが少し分かりましたね。

ツラを気にする


 最近では4幅車界隈でも鬼キャンにした車が増えています。しかしタイヤを斜めにすることと、スタンスとはイコールにはなりません。スタンスというからには、ツラがビシッと決まっていないといけないからです。よく聞くツライチというやつですね。ホイールのリムとボディがちょうど同じくらいの位置になるようにオフセットすることです。スタンスとは、車高を下げることでもなければ、鬼キャンにすることでもなく、ツラを出すことにその真髄が見られます。
 それではここからは実車ではなく、レゴならではの絶妙なバランスの話になります。

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 ノーマルのセッティングではツラは引っ込んでいました。改造後は出っ張っています。レゴの車で厳密なツライチ、つまりボディ幅とホイールを合わせてもイマイチしっくりこないことが多いです。それは現実の車と違って、レゴはボディ側面が垂直に切り立っているというところに起因しています。レゴでやるならば、タイヤはややアウトセット気味に配置するのが格好良く見えます。ツラはホイールの頂点で合わせるので、タイヤの下側は思い切り外側に飛び出します。それと同様にキャンバー角も、現実で考えるよりは多めに角度付けしてちょうどいいくらいだと感じます。
 しかしこの辺りの調整の話は完全に個々のカスタムプロジェクトごとの問題になってくるでしょう。ボディやフェンダーの作り、それにホイールとタイヤの組み合わせで様々に考えられます。少なくともツラを意識したセッティングができればあなたの好み次第です。

スタイルは意外と様々


 Stancedという言葉の成り立ちを考えると、これはLoweredやSlammedと同じように改造手法の名前であり、本来はジャンル名ではないと思うのですが、今はこの概念が流行りすぎて1ジャンルと認識せざるを得ない状況になりました。なので車の垣根はほとんどなく、色々な車で「スタンス」して楽しめます。最近の流行りなので新しい車が多いことは事実ですが、今や旧車カスタムにおいてもスタンスの概念は深く影響しています。

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 最近流行りのワイドボディもクールなスタンスを生み出すにはもってこいです。ディープなリムとの組み合わせでワイルドな魅力が引き出せます。フェンダーのワイド化はボディ側面に起伏を付けられるので、スタンスする上での表現力が高まります。

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 こちらはVIPセダンです。日本のVIPジャンルは、スタンスなどという概念が流行るよりもはるか昔から続いています。それも今やスタンス文化と融合してツラとシャコタンを極めています。私のVIPは思い切りはみ出したリムに強烈な鬼キャン、そして地面にべったり着いた車高にしています。これはVIPだからこそのこだわりです。あとレゴならではの茶目っ気も少しだけ含んでいます。

やりすぎるな


 スタンスはキャンバー角を競う遊びではありません。車高が何ミリか、ホイールのサイズがいくらか、キャンバーが何度か、これら数字で測れるものに大した意味はありません。車高の低さで勝負が決するのであれば、今頃シャコタン車はブラジルまで突き抜けていることでしょう。しかし現実にはそうなっていませんよね。なぜか。それは絶妙なバランスが何よりも大切だからです。

 ですからやりすぎは禁物です。数字ではなく自分の目とセンスを信じてください。

君のスタンスを見せてくれ


 ホイールとタイヤ、車高、キャンバー、そしてツラ、これらの要素を自分の理想通りにすることがスタンスです。それが単なる自己満足ではなく、みんなにも格好いいと思ってもらえたら、こんなに最高なことはないでしょう。StancenationやWekfestなど、世界ではそんなカーショーもたくさん開かれています。当ブログではコンテストのエントリーを受付中です。ぜひあなたが思う格好いい形を見せてください。


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