Custom Curved Dash:120年の歴史とホットなカスタム - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Custom Curved Dash:120年の歴史とホットなカスタム

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Oldsmobile Curved Dash / Builder: ムラにゃす

 カーショーアワードの影に隠れた名車がありました。120年も前に作られた美しくシンプルな車です。



 黎明期の自動車を見ると、私たちが乗っている車というものが、そもそもどのように考えて作られたものなのかが見えてきます。必要なのは4つのタイヤ、ささやかなエンジン、そして座るためのシート、それだけです。時代は20世紀初頭、馬を乗り回していた紳士淑女にとっては快適な乗り物だったことでしょう。オールズモビルのカーブドダッシュは、ボディのフロントエンドに当たるダッシュボードが丸くなっていることからその名が付いています。デビューは1901年と、まだフォードモデルTが登場する前であり、実はライン生産による大量生産を初めて実現した車だそうです。流れ作業による大量生産といえばモデルTの存在がよく知られますが、フォードはベルトコンベアという機械の導入で大量生産の効率をめちゃんこ加速させたというのが功績なわけですね。
 とまあ、歴史の影に隠れた名車であるわけです。私が知るかぎりも、4幅車でこの車を作った例は他に知りません。今回の作例はクラシックカーとしても非常に価値のあるものですが、さらにカスタムされたホットロッド仕様も同時にショーにエントリーしてきたことが素晴らしいです。こんな車のカスタムなんて現実ではできません(検索したらYouTubeに本当にカスタムしている人がいましたが!)。レゴでこそ自由にチャレンジできるプロジェクトですね。

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 名前にもなっている特徴的な曲がったダッシュボードは、カーブを逆様にすることで表現しています。モデルTはクラシックカーの代表的なイメージですが、この車から比べればかなりハイテク化した車といえるでしょう。カーブドダッシュはもっと古風です。現実であれば2人だけが乗れる最低限の車体に椅子のみが備わり、本当に空飛ぶ絨毯にタイヤが付いただけみたいなスタイリングがユニークです。ボディよりもシートの座面の方が高い車はそうそうないでしょう。前述したダッシュボードの再現のため、ボディ全体が逆組みとなっています。3幅のベンチシートは逆組みを利用して垂れポッチで作られています。シートの前には中央からハンドルが生えています。普通のステリングホイールはなく、バイクのハンドルを縦に伸ばしたような簡易な仕組みでした。

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 ノーマル仕様では箱に隠されているエンジンが露出しています。V字のエンジンがマウントされ、ホットロッドらしくエンジンスワップしていることをアピールしています。タイヤはぐっと現代的なものに変更され、リアが上がり、フロントが下がったホットロッドスタイルです。タイヤサイズにしても大きすぎず、車高の低さにしてもベタベタにしすぎず、非常にリアルな雰囲気でバランスよく格好良くしているのが好印象です。極端にするのは簡単ですが、このようにバランスを取るのは非常に難しいセンスが求められます。ボディの下からはマフラーが両サイドに出ているというのもノーマルからの変更点です。

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 裏側にはフレームが再現され、またボディが上下反転なおかげでフロア裏がタイルで整地されており、とてもきれいな見た目です。ここ数年で供給されるようになった黒のT字バーが活用されています。これを見るとサイドから出ているマフラーは、ちゃんとエンジンのあるリアから流れていることが分かります。非常に素晴らしいディテールですが、各パーツの接続にゆるゆるな箇所がいくつかあり、地面に置くだけでも気を遣う車でした。

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 非常に面白いノーマルとカスタムのツーショットです。ノーマルではクラシックに見せるホイールも違うものがセットされ、雰囲気はガラッと変わります。綺麗なボディラインはやはりノーマルの方がよく映えます。しかし当ブログとして一押ししたいのはカスタム仕様の方です。今年のHot Minifig Ridesでこの車をアワードにできなかったのは数多くの心残りの一つです。ピースが少ない小ぶりなビルドですが、大きなパッションを感じる2台でした。
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