Hot Minifig Rides 2022 アワード発表 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Hot Minifig Rides 2022 アワード発表

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 5月4日はHot Minifig Ridesメインゲームにて今年のアワードが決定しました。世界最高の4幅車の数々を紹介します。



 今年のHMRはエントリービルダー55名、カーショーエントリーは595台となりました。前年開催は現地4名のみの限定オフ会でしたが、久しぶりのフル開催となる今年は過去最大の規模、そして過去最高の密度のカーショーとなりました。カーショーアワードはベストオブショーも含めて47個、そして7個の競技ウィナーを用意し、こちらも過去最多となっています。ここでは全てのトロフィーカーを紹介します。

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Best Of Show / Nissan Fairlady Z / Builder: Lime

 ショーカー全体のレベルが非常に高くなった結果、ベストオブショーの選定は非常に難しくなりました。今回選んだのはカーペットエリアに展示されていたS30Zです。改造されたフェンダーやスポイラーに、ミリタリールックなカラーリングが今回最もクールな見た目でした。カーショーには何百台という4幅車が集まり、皆それぞれ個性を出すために努力しています。しかしどれもこれも凄い車だらけの中、差を付けられる車は本当に数少ないです。この車はダークグリーンという地味な色のパーツを使い、鮮烈なイメージを作り出しました。他のどの車とも違うオーラがあるという点ではこの車が一番に違いないと思いました。選定において迷いがあったとすれば、彼はHMRで三度目のベストオブショー獲得となってしまう(!)ということくらいでした。おめでとうございます。

カテゴリー別カーショーアワード


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Best Stance / Mercedes Benz 190E Evo II / Builder: Onkelsepp_Lego

 最近のカスタムカーならばほとんどは足回りのセッティングをバッチリキメることが必須事項のようになっています。4幅車でもスタンスが広く広まり、カテゴリー別アワードの中でも屈指の激戦区となりました。選んだのはドイツからやってきたベンツで、足回り以外のモディファイも過激かつセンス良くまとまっていました。足回りの構造自体は既存のテクニックですが、見せ方次第では格好いい車にできるということですね。

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Best Slammed / Cyber Truckin / Builder: jip

 ツラが出ているのがスタンスとすると、スラムドはツラウチな車を選びます。スラムド車高な車はやはりトラックが主流でした。というわけでこちらのトラックを選びました。低いトラックは数多いですが、こちらもやはり過給機付きのエンジンの作り込みなどが過激で、一味違った雰囲気にまとまっていました。あえてのダークグレー主体のカラーリングで、挿し色を付けてサイバーな雰囲気です。

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Best Tuner / Blood Spatter / Builder: Lime

 チューナー系スタイルもスタンス系に負けじと数を増やしており、アワード候補は数多くいました。特に若手ビルダーの作にはいい車が多かったです。アワードに選んだのは自作ステッカーが派手に踊るドリ車です。大きな金色のホイールやカラーリングの派手さ、そして車高の低さなど多数の車の中にあっても存在感のある車でした。3連メーターなど内装の作り込みも他とは違った個性になっています。

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Best High Lift / Poison Soup / Builder: Sakurai Garage

 ハイリフトはシャコタンとはまた違った方向性のショーの華です。しかしオフロードカーは数あれど、綺麗に着飾った車はそんなに多くはありませんでした。オレンジ色のこのトラックは派手さの点では文句なしでした。ボディの模様はテクニックの大きいシールを細かく切り貼りしたもので、シールそのものは全て純正品でまとめられています。この見た目のインパクトはなかなか超えられないでしょう。

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Best Custom / Builder: Mugen

 カスタムはホットロッド以降のアメリカンカスタムのアワードです。ホットロッドやローライダーと違って明確な掴みどころがなく、狙いづらい部門かと思いますが、それだけに狙ってくるビルダーはきっちり分かった車を作ってきます。今回はボムスタイルの40年代デリバリーを選びました。淡いクリームいrのようなボディは、ヌガーというミニフィグの肌などに使われる色で、タンよりも赤みが強くフレッシュなペイントになりました。パーツの合わせ方も上手くハイレベルなビルドです。

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Best Hot Rod / Builder: マーフィー

 ホットロッドは4幅車でも定番ジャンルの一つですが、今回は例年ほどの盛況さはありませんでした。しかし昨年の横浜HCSから引き続いてエントリーしてきた車はやはりハイレベルで、そのイベントから続いてこのクーペにアワードを与えることにしました。とにかく低さにこだわったビルドは、それだけではなく、無理やりフィグ乗りにしたり、ラインの美しさにこだわったりと、インパクトだけではなく仕上がりもハイレベルでした。

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Best Show Rod / The Bathtub / Builder: Sakurai Garage

 ホットロッドの派生カテゴリーのショーロッドは、さらに派手なカスタムカーを選ぶアワードです。昨年は自由形なロッドが数多く集まりましたが、今回は60年代に製作された実在のショーロッドを選びました。横浜HCSでも披露された車で、彼はその車を現地で見てからこの車を製作し、改良を経てここにやってきています。トイレと風呂桶が載るユニークでクールな姿は4幅でも健在です。

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Best Cal Look / Builde: Lime

 キャルルックはビートルなどの空冷VWのカスタムに対するアワードとして設けています。今の若い世代には馴染みがなく、皆理解に悩んだジャンルではないかと思います。作ってきてくれるビルダーも少なかったですが、今回はビートルで王道キャルルックな車が現れてくれました。エンジンやマフラーのチューニング、大きなリアタイヤ、バンパーレスなど、ドラッグレースの雰囲気がよく現れているキャルルッカーです。

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Best Lowrider / Builder: 最澄

 ローライダーはジワジワと作るビルダーが増えてきているジャンルです。今回も工夫にあふれて魅力的なローライダーが集まりました。そんな中でシンプルかつ王道スタイルな車を選びました。4幅準拠のボディでアメ車風に作り、フィグを乗せた上でハイドロのギミックも盛り込んでいます。特に今回はフロント足の作り方のリアルさで差が付きました。4幅ローライダーを作る上で模範となる車です。

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Best DUB / Jeep / Builder: Lime

 DUBも多くのビルダーにとっては理解困難なジャンルだと思います。DUBというのは要は大径ホイールを使ったカスタムのことで、DUBと呼ぶにはさらにラグジュアリー感が必要です。エントリーはやはり少なかったですが、今回はドンピシャな車が現れました。SUVのジープを水色にペイントし、ピンクティントの窓、そしてセットされるピンクのリムは唯一無二のセットアップでした。文句なしのDUB感です。

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Best VIP / Builder: 最澄

 VIPは今回からの新設アワードです。VIPはそれだけで単独のジャンルとして成立しているという背景があることと、スタンス系の細分化のために追加しました。とはいえ初回となった今回はストレートにVIPを狙った車はあまりいませんでした。アワードはリアルなVIPセダンを上手く再現した車で、最近のセダンらしいフォルムや複雑なフロントフェイスなど、作り込みの細かさがハイレベルです。スピチャンのディスクでホイールを強めに押し出すスタンスもバッチリです。

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Best Bosozoku / Toyota Celica LB / Builder: 最澄

 人気の暴走族ジャンルは意外と作ってくる人が限られてくるので、一部の濃いメンツによって争われています。今回はセリカLBをベースにしたシルエット形の街道レーサーで、実在の車両を元にほぼ再現の形で組まれています。ワイドなボディやウィング、竹やりマフラーなど定番の要素が盛り込まれます。派手ですが、リアリティを損なわないバランスでまとまっており、こういうスタイルでもやりすぎないセンスが炸裂しています。

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Best Vanning / Builder: さく

 バニングは暴走族よりもさらにニッチなジャンルと言えますが、一部のビルダーによって高度な争いが行われていました。ショーエリアの一角では派手なバニングが行列となり、異様ともいえる雰囲気でした。その中で1台を選ぶのは非常に難しい選定でしたが、やはりエアロの派手さや個性、美しさを見てこの真っ白なバニングを選びました。カーブを使ったうねるような造形が美しく、後ろからの見た目も格好良くキマっていました。

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Best Itasha / Builder: kimron

 最近では痛車も格好良く仕上げた車が多くなり、そういう意味で意識の高い痛車ビルダーは増えました。アワードはダークアズールで丸ごと組んだプリキュア仕様で、キャラとボディカラーを上手くマッチさせています。サイドのイラストは公式絵ではなく、仲間内で依頼して書き下ろしてもらったもので、本当に痛車の製作過程として気合が入っています。前年のリベンジエントリーで見事アワード獲得となりました。

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Best Street Car / Nissan Juke / Builder: jip

 通常のアワードはショーカーとして派手で綺麗な車に与えるものですが、一方でリアルな普段乗りのカスタムカーとして表現を工夫するビルドも4幅車には多いです。そういったストリートカー向けのアワードとして今回から新設しました。最初の受賞はジュークの程よいカスタム仕様で、まさにこういったアワードで評価したかった車でした。これはkimronさんのリアル愛車を再現したjipさんのビルドで、リアルな雰囲気がよく表れたハイレベルな車です。

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Best Truck / Builder: 最澄

 トラックジャンルは多岐に渡りますし、エントリー数も多いです。他のアワードも合わせるとトラックのアワード数は非常に多くなりました。そんな中でトラックのベストに選んだのは、ベッドダンスを披露するミニトラックです。やはりギミックの派手さが目を惹きました。もちろん空中のベッドとシェルは綺麗に閉じることができます。見た目も派手で良いですし、小さなサイズにギミックを仕込むテクのハイレベルさも素晴らしいです。

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Best Van / Toyota Townace / Builder: Franco

 バンはオールジャンルのアワードですが、例年はカスタムバンが受賞していました。今回選定したのはノーマルのタウンエースで、いつもとは違った趣向のチョイスとなりました。カスタムとは違って地味ではありますが、非常に高い雰囲気がある車です。商用らしく高くあげられた車高や、ややヒップアップな姿勢はノーマル車でありながらセクシーに見えます。フィリピンからのエントリーですが、向こうにもよく走っている車のようです。

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Best Wagon / Honda Odyssey / Builder: Tom

 ワゴンカテゴリーはステーションワゴンやミニバンのアワードです。今回はミニバンカスタムがかなり攻勢をかけてきたと感じます。これまでは影が薄かったミニバンジャンルが盛り上がってくるのは非常に嬉しいです。アワードは真っ赤なオデッセイで、派手なワイドボディ改造や鬼キャンにされたスタンスが特にクールでした。車種再現としてもフロントやテールの造形が見事でした。

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Best Kei / Autozam AZ-1 / Builder: jip

 4幅車で軽自動車を作るビルダーは数多いです。ワゴンやトラックの他スポーツカーなど内訳も多岐に渡ります。やはりいかに小さく作るかというところで努力しているビルダーが多いですが、究極的な1台がこのAZ-1でした。短く、低いボディというだけでもハイセンスですが、その上ガルウィングのギミックも備わっているとなると、もはやアワードはこれしかないだろうと思いました。

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Best Muscle / 1967 Shelby GT500 / Builder: だく

 これまで多くのビルダーがマッスルカーの組み方を開発してきました。格好いいスタイルもある程度確立されているジャンルですが、また全く違った方向性から攻めてきたシェルビーがアワードをさらいました。シティフェンダーをベースにした組み方はそれほどトリッキーには見えませんが、とてもフレッシュなスタイルを生み出します。レーシングストライプはレゴのシールの隅を細く切り出して貼っているとのことで、純正にもこだわっています。

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Best Sport / Nissan Fairlady Z / Builder: Falouz

 ベストスポーツは、該当すると思われる車は非常に多くなります。今まではどちらかといえばストック重視で、派手なカスタム系は除外して選定していました。今回選んだZ31は足元にキャンバーを付けたスタンス系ですが、ストックをキープしたボディの雰囲気の良さにこちらに選ぶことにしました。もちろん低くした車高がフォルムをさらに格好良くしているのは言うまでもありません。

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Best Exotic / Builder: 最澄

 エキゾチックはスーパーカー系の車に対するアワードです。フェラーリ、ポルシェ、ランボルビーに等、ハイパフォーマンスな車は4幅車として作る人も多いです。アワードはライム色がクールにキマるオリジナルカーです。アワード台には乗っていませんが、バイクを牽引しており、トレーラーも鬼キャンになっているというアイディアがなかなかクールでした。メインの車ももちろんセオリーに則りながらセンス良くまとめられています。

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Best Racing / Mercedes Benz W108 6.8 AMG / Builder: ユーハチ

 レーシング部門は幅広くレーシングカーに対するアワードなので選定はかえって難しくなります。今回は古い時代のレーシングカーを選びました。黒いノーマルW108と共にエントリーされましたが、高級セダンの落ち着いた雰囲気を吹き飛ばす赤い塗装と、追加のヘッドライトが過激で格好いいですね。純正のプリントやシールを使ったマーク類も非常に良い雰囲気で、パッと見てレーシーなイメージが伝わってきます。

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Best Rally / Toyota Yaris WRC / Builder: だく

 ラリー的な車は旧車や80年代グループBマシンなど、様々な世代に人気の車があります。4幅車でも常に人気がありアワード争いも毎年発生します。今回選んだのは市販車も人気のヤリスのWRC仕様です。複雑なカラーリングと、細かなシールの切り貼りが彼の得意とするビルドが炸裂といった感じです。見た目の密度がかなり高めで、やはりオーラがありました。ホイールも最近のマシンらしいチョイスで全体が引き締まっています。

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Best Dragster / Builder: ほげ

 ベストドラッグスターはどんなタイプのドラッグレーサーでもありなアワードです。ノスタルジックなものや、受け狙いに走った車など、色々な車が作られていますが、現代のトップカテゴリーにスポットを当てた車は数少ないです。こちらはトップフュエルファニーカーを大胆なパーツ使いで表現しており、これまでのあらゆる4幅ドラッグレーサーにはなかった形をしていました。イエローレタータイヤをナロードでセットした雰囲気が最高に格好いいです。

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Best Off Road / Jeep / Builder: Lime

 オフロード部門は本気の競技向け車両を対象に選びます。重要なのは足回りの演出にあり、そういう点で普通の車ビルドにはない部分を特に重視しています。このジープはまさにオフロードのイメージ通りの車でした。ロールケージを組んだほぼドンガラのボディが載り、リアルな足回りの組み方が素晴らしい雰囲気でした。ホイールはハッピーミールのオマケレゴから、金属車軸ごと引っこ抜いたもので、ここも他の車とは違った個性を出すことに成功しています。

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Best Movie Car / Black Interceptor / Builder: jip

 ムービーカー部門は映画やドラマの劇中車、ゲームやアニメに登場する車など色々なメディアのスターカーを対象にします。そういったものの再現はレゴビルドとしても一定の人気があり、今回ではモルカーなどの再現も現れて個性豊かな面々となりました。選んだのはムービーカーとして王道のマッドマックスのインターセプターです。エンジンやマフラーなど過大にならない最低限の表現で、元の車の迫力をぎゅっと凝縮し、今回一番格好いいムービーカーでした。

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Best Stock / Buick Roadmaster Estate Wagon / Builder: 関山

 ベストストックは当イベントでは貴重なノーマル車のみのアワードです。このアワードも非常に選ぶのが難しいカテゴリーでした。このアワードは80年代以降から新しい車を選ぶようにしているのですが、ノーマル車はやはり見た目としては地味になります。特定の1台を選ぶにはその中で光る何かを見つけなければなりません。このビュイックのウッディワゴンは、ノーマル系の中でも特に魅力が詰まった車です。丸みを含む組み方が車の魅力を上手く表現しており、今回特に雰囲気のあるノーマル車でした。

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Best Classic / Citroen CX / Builder: かい

 ベストクラシックは戦後世代のクラシックカーを選ぶアワードとなっています。HMRカーショーでは一見地味になってしまうような車をピックアップします。ノーマル系アワードが少ないだけあって、クラシックに選びたい車は数多くありました。選ぶことにしたのはシトロエンCXです。この車の曲面やタイヤが隠れるスカートの表現は素晴らしく美しい出来です。派手ではないですが、オーラがある1台でした。

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Best Vintage / Ford Model T / Builder: ムラにゃす

 ヴィンテージ部門は戦前車のみに限定されます。今やかなり人気が高く、該当する車も多いカテゴリーとなっています。今回の選定はまるでお手本のようなモデルTにしました。4幅車界隈ではホットロッドのベースとしてもよく使われる車ですが、カスタムとは一線を画す華奢で腰高な雰囲気がとても素晴らしいです。ホイールとタイヤのチョイスも車のイメージとマッチしており、クラシックカーとしてのオーラと魅力を強く感じる車でした。

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Best Camper / Ford Zodiac Ginetta Camper / Builder: かい

 ベストキャンパーはキャンピングカーやモーターホームを扱うアワードです。トレーラーも含めると、キャンパーは4幅車でもかなりポピュラーな存在です。今回のイベントでもいくつか見つけることができましたが、このクラシックなキャンパーシェル仕様が目を惹きました。モデルは70年代のセダンで、実在するキャンパー仕様を再現しています。4幅のボディに5幅のキャンパーのバランスが巧みです。

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Best Patrol / Builder: シゲ

 パトカー全般の部門はワーカーとは別にしています。パトカーといえばレゴでは定番の題材で、もちろんHMRにも必ずパトカーがいます。今回は最もクールなパトカーとして、この未来チックなスーパーカーを選びました。ジャックストーンのポリスプリント付きパーツをはじめ、様々な特殊形パーツをまとめて1台に仕上げる手腕は、彼の他の車同様に素晴らしいです。見た目の格好良さもバッチリでした。

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Best Worker / Builder: Tom

 働く車部門のベストワーカーは、毎年奇抜なカスタムカーが受賞する流れとなっています。その流れで今年もユニークな大作が集まってきていました。そんな中では大人し目なアンビュランスをアワードに選びました。アメリカンな救急車の形を上手くまとめており、さらにスラムドするというシンプルなカスタムがバッチリハマっていました。奇抜さは控えめでも良いバランスのビルドです。

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Best Military / Builder: ユーリ

 ミリタリー系の車は元々かなり少なかったカテゴリーですが、前回アワードを新設した影響かちらほらとアワード狙いの車が現れるようになりました。ジープや装甲車など色々な車がありましたが、カモフラージュを施していたこの車が特に色々なアイディアがアクセサリーとして盛り込まれていました。これがカーペット展示として飾られていたので、ある意味で非常に目を惹きました。またこれからも盛り上がっていきそうなカテゴリーです。

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Best Design / Builder: シゲ

 ベストデザインはオリジナルカー部門のアワードです。ユニークで格好いいオリジナルのショーカーを選びます。最も自由で難しいジャンルであるため、このアワードに向けて作ってくるビルダーはごく限られます。しかし今回も面白い車を見つけることができました。氷のパネルを中心に凍ったイメージで統一されたデザインがファンタジー的でもあり、未来的なコンセプトカーとしても格好いい車です。

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Best 3-Wheeler / Builder: 最澄

 3輪車全般のアワードです。オート3輪やサイクルカーなど、クラシック系でいくかカスタム系でいくか、毎回選定に悩みます。今回は格好いいチョッパートライクがいたので、カスタム系の選定となりました。エンジンが地面スレスレのローダウンと、長くストレッチされたフロントフォークが格好いいです。色合いも派手でショーアワードを意識していることが分かります。

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Best Motorcycle / Builder: えもりん

 バイク部門アワードは昔から続けていますが、今年はますますハイレベルになってきたと感じます。今年は気合の入ったバイクが並び、そのどれもがミニフィグサイズにこだわった小ぶりで精巧なビルドでした。私はバイクに付いては理解が皆無なので選ぶのも難しい仕事なのですが、今回はいつものチョッパー系からは外れて、ビンテージなレーサースタイルのバイクにしました。最低限のパーツで組むビルドはセンスが高度に試されます。シール使いも含めて非常に良い雰囲気でした。

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Best Function / Toyota Hilux / Builder: えもりん

 ギミックの評価をするベストファンクションを今回から取り入れました。4幅車でも動きを取り入れる車が高度になり、こういった方向性の評価も必要になってきました。最初のアワードは四輪駆動の動きを再現したハイラックスです。オフロードを走るサスペンションと、四駆の機構を両立した仕組みが非常に素晴らしいと思いました。さらにそれをアピールする岩場のディスプレイも含めてファンクションのトップに相応しい車でした。

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The Outlaw / Toyota Alphard / Builder: さく

 アウトローはイリーガルビルド向けのアワードです。HMRでは様々な形でイリーガルビルドが取り入れられています。そういう新たな可能性を模索するアウトローたちのためのアワードです。今回はレゴのホイールを自作のアルミリムでディープ化するイリーガルテクを選びました。イリーガル要素としては極一部のみですが、車の雰囲気をガラッと変える効果の大きさが素晴らしいです。ミニバンのカスタムとしてもアワードにしたいくらいのレベルの車でした。

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Best Hauler / Builder: ナタデココ

 6幅トラック部門も4幅車と合わせて遊ぶには重要なカテゴリーです。昨年にトランスポーターが流行り、その中からエントリーしてきたこちらのクラシックなトラックをアワードに選びました。ベッドに載せている車とマッチしたデザインとカラーリングで、タイヤもフェンダーにフィットさせるこだわりが感じられました。ボンネットの丸いパーツの使い方もぴったりですね。

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Best Dekotora / 龍舞號 / Builder: Sakurai Garage

 独特の文化を形成するデコトラは一つのカテゴリーとしてアワードを設けています。HMRでは数は多くないものの、毎回エントリーがあります。その中でクオリティが突き抜けているのはこのトラックでした。ビンテージでリアルなスタイルにこだわる組み方で、とにかく派手にするよりも雰囲気重視で作られています。裏面まで手抜かりないまじめなビルドでアワードに文句なしのハイレベルな作り込みでした。

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Best Bus & Sekiyama Pick / Scania VanHool TDX24 InterCity DD / Builder: ユーハチ

 バス部門では安定のエントリー数がありました。4幅から6幅まで色々なサイズの切り口でバスが作られていますが、最近界隈で定番となりつつある5幅バスがアワードとなりました。さらに関山ピックとのダブル受賞となっています。6輪のダブルデッカーという迫力は、間違いなく今回集まったバスの中でも一番でした。それもこれが5幅に収まっており、各階にミニフィグを乗せることができるようになっています。見た目のバランスも全く崩壊しておらず、選定が重複しましたが納得の結果です。

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Ponta Pick / Builder: たむちん

 もう一つの特別審査員賞のぽん太ピックです。仕事で海外のためツイッター越しのオンライン選定となりました。選ばれたのはなんとタイヤが付かない未来のホバーカーでした。ポイントは新しい価値観と技術とのことで、その点ではこの車の右に出るものはなかったでしょう。ネタだけではなく熟練ビルダーらしい細部の作り込みも素晴らしい車でした。

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Tamotsu Pick / Nissan S15 Silvia / Builder: Stance_4wlc

 私のピックアップ賞もあります。今回どうしても選びたかったのに、通常アワードに入れることができなかった車を選びます。それがこちらのドリフト仕様シルビアです。3台1チームとしてエントリーしてきており、とにかくドリフトやストリートの雰囲気がよく表れた車でした。しかし自作シールに加えて、わざとボロく見せるパーツの色違いなど、通常の選考ではアワードにすることができず、こちらでトロフィーを与えることにしました。

各競技ウィナー


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RC Race GS Class Winner / Builder: はやぴー/白黒RZ

 HMRとしては今回初開催となったRCレースです。こちらはギガストリームという市販のRCトイにレゴのボディを被せたクラスとなります。予選タイムアタックから、半数が1周できずにリタイアという惨状、そして8台同時出走した本戦も多くのマシンがグダグダのなか、スムーズに走り切ったこちらのマシンが安定した勝利を勝ち取りました。

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RC Race LEGO Class / Builder: さくりん

 RCレースのレゴクラスは、レゴパーツで作ったRCカーで争われます。今回は3台のエントリーで、2台は車でしたが残りの1台がこちらの戦車でした。全体的に低速での争いとなりましたが、予選タイムから1位だったこちらのマシンが本戦でも安定の走りを見せて勝利となりました。

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Monster Truck / Builder: たむちん

 すっかり人気競技となったモンスタートラックは今回9台がエントリーして大いに盛り上がりました。プルバックモーター搭載車を主流として、フリクションモーターや電動モーターなど様々なマシンが挑んできました。電動RC化されたこちらのひときわ大きいマシンが、ステアコントロール可能なメリットを活かし、接戦になりつつも優勝となりました。

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Drag Race BIK Class / Builder: たむちん

 定番のドラッグレースに新しくバイクのクラスを追加しました。昨年リリースされたレゴシティスタントのフライホイール動力のバイクを使います。手ごろに買えるので、初回から8台のエントリーがありました。BIKクラスだけコースにジャンプ台を設置したので、クラッシュ続出で非常に盛り上がりました。パーツを追加したり、フィグの乗せ方を変えたりしたマシンもありましたが、一番シンプルなマシンが勝利となりました。

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Drag Race LIM Class / Builder: だく

 LIMクラスはプルバックモーター1個のみの限定ルールで行われます。例年だと見た目を無視して極限に軽量化したマシンが、スピードで圧倒して勝ち上がりがちですが、今回は15台のエントリーの皆が割とまっとうな形の車を組んできました。ウィナーカーも屋根まで付いている豪華な4幅車です。

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Drag Race MOT Class / Builder: 柴

 MOTクラスはモーター無制限クラスです。LIMでは使えない大型モーターや、複数個使用をすることができます。テクニックのプルバックモーターが最多数を占めた今回、電動モーター勢もいましたが、安定の速さでプルバックに軍配が上がりました。

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Drag Race UNL Class / Builder: 柴

 UNLクラスはさらに制限がなくなり、走り方に制限がなくなります。また発射台の使用がOKとなり、トップ勢は動力なしの車をパチンコで発射する形式を取っています。制限なしなので普通のモーターでもOKですが、そのために決着が小一時間つかない地獄が発生しました。最後は発射台で安定の速さを見せたこちらのマシンが優勝となりました。



 アワードを決めた後には自分の選定が正しかったのかどうか、いつも不安に襲われます。非常に多数の車の中で、あれが選べなかった、これが選べなかったというのを後悔のように思い出してしまうからです。しかしこうして全ての車に1台ずつコメントを付けて振り返ってみた結果、選定から外すべき車は一つも見当たりませんでした。なので今年のアワードも自信を持って、今年最高の車であると送り出すことができます。
 今年の傾向としてはまず海外勢ビルダーの台頭が挙げられます。今まで海外エントリーはあれど、アワードに選ばれた車はありませんでした。それが今回は計4名、4台の車が海外参加の車となりました。オフ会が密に行われる日本のビルダーはやはり強いですが、これからはどんどんと世界規模での争いが白熱してくると思います。それはとても楽しみなことです。
 そして特に常連ビルダーや大人ビルダーのアワードゲットが目立つ選定となりました。若手勢やビギナーの車も非常に良い車が多く、アワード候補の車はたくさんありました。しかしそれ以上に常連勢の進化もハイレベルでした。結局選んでいるのは私なので、私の感性が偏っていることもあります。
 今の4幅車はもはや私がどうこうと口出しをして導いていく段階は通り過ぎていると強く感じます。それだけハイレベルです。自分の渾身の車が選ばれなかったというビルダーは数多いと思いますが、それはもう私の選定眼がボンクラだからに他なりません。参加者リストを眺めれば各々の車が思い浮かびますが、どれも素晴らしいです。HMRの場にそぐわないと思う車は1台もありませんでした。皆さんの意識の高さには圧倒されるばかりです。

 今までにない超高密度なカーショーとなりました。今後はもっと色んな場が各地にできるといいなと思っています。私だけではなく、皆さんが自分の思う格好いいスタイルや、良いと思うビルドを発信してください。一人の代表者が場を支配するジャンルは必ずおかしくなります。私のアワードに選ばれなかったとしても、気に病む必要もありません。自分の価値観を守ってください。それが4幅車というジャンルを育てていきます。

 HMRが終わると、1年の大仕事が終わった気分になります。ですが私は今から、次回のプランを考え始めているところです。カーショーレイアウトもガラッと刷新して、もっとクールな舞台を用意したいですね。なので次回も皆さんの最高の車を準備しておいてください。Hot Minifig Ridesはレゴ4幅車ジャンルの世界最高峰のカーショーです。必ず最高の体験になることを約束します。
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