HMR 2022 モンスタートラック - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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HMR 2022 モンスタートラック

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 今やHMRの大きな目玉となっているモンスタートラックです。迫力の姿を紹介します。



 80年代のスタジアムダートの華、モンスタートラックは2019年のHMRから取り入れています。その後は2020年のMinifig Rides NEW VISIONでの開催、そして今年再びHMRへと戻ってきました。この間に公式製品の方で大きな動きがありました。まずテクニックシリーズでモンスタートラックの公式団体であるモンスタージャムとコラボし、実在のマシンが手ごろなセットで複数リリースされました。そして2021年にはレゴシティにてスタントシリーズが始まり、手転がしのモンスタートラックが登場しました。新タイヤも登場しましたし、公式ビルドの流れで私たちのマシンも進化しました。

ルール


 モンスタートラックはモーターによる動力が必須となります。方式は問わないので、プルバックモーター、フリクションモーター、そして電動モーターなどが揃いました。スピード競技ではないのでそれぞれに一長一短のある性能を持っています。

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 HMRの競技では80年代のスタイルを踏襲します。ジャンプ台の先にはボロの車が10台並んでいます。この車を乗り越えていくのが本競技です。

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 16ポッチ幅のレーンのスタート地点にマシンを置いたところです。コース幅が決まっているので、マシン幅はタイヤも含めて16ポッチ以内となります。プルバックモーターならマシンを後ろに引いてゼンマイを巻いた後、手を放して発進させます。

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 写真は実際の走行シーンではなくイメージですが、マシンは車の上を駆け抜けていきます。この時にたくさんの車を潰したら勝ちとなります。車の屋根にしている4x6プレートが外れたら潰れたとカウントし、2回走行で最終的な破壊した車の数をカウントします。なお車1台1台にはサスペンション付きの車軸がセットされており、マシンで上に乗っかるとバネが揺れて力が逃げるようになっています。このため上手く車列の上を走行しても屋根を破壊できないこともあり、なかなかに難しい競技だったりします。ちなみに私が写真のマシンでデモ走行してみたら、スコアは6台でした。

予選


 まずは全てのマシンで予選を行います。初回から非常に人気のある競技で、今回も8名のエントリーがありました。予選スコアと共に各マシンを紹介します。

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Driver: Lime / Score: 4+1=5
 初回からフリクションモーターにこだわったマシンを作ってきており、今回はモンスター顔のマシンとなってやってきました。前後モーター2個仕様で、確実な走破性を確保します。タイヤはモンスタートラック用の新型を早速採用してきました。

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 フリクションの特性として、タイヤの勢いを付けた後にすぐさまスタートさせないと勢いが落ちてしまいます。慎重に狙いを付けることが難しく、進路が逸れてしまいがちです。そのため滑走距離をできるだけ短く、ジャンプ台手前あたりから走らせていました。1走目ではジャンプ後に左にそれてしまったものの、着地した当たりの前半4台を一気に潰すことができました。写真の2走目は狙いが上手くいって、まっすぐ車列の上を駆け抜けていきました。しかしこれがこの競技の難しいところで、車の上を走れても屋根の破壊にはなかなか至らず、追加1台のみに留まりました。しかしスコア5台は割と好成績です。

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Driver: ムラにゃす / Score: 1+0=1
 今回最も小柄なマシンでした。テクニックのプルバックモーターは本競技では最もポピュラーなものですが、使うタイヤが小さ目で、車高もかなり低めです。ボディはクラシカルにモデルTデリバリーで、アメリカンな雰囲気がよく出ています。

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 このマシンに関しては、モーターの勢いに対して車重の軽さがかなりネックになっているようでした。1走目は勢いよくジャンプして車列の真ん中ほどに着地し、そのまま跳ねて地面に着地しました。結果として1台のみ破壊にとどまりました。写真の2走目では狙いが外れてしまい、車列の外側に着地し、1台も追加ならずとなります。スコア1台と不発で終了となりました。

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Driver: 柴 / Score: 2+3=5
 以前はプルバックモーターでオーソドックスなマシンでしたが、今回唯一の履帯仕様として大幅改修されてのカンバックです。電動モーターでRCとなっており、かなりスコアが期待できる見た目です。履帯仕様の場合にネックになるのは最初のジャンプ台で滑って登れなくなってしまうことですが、滑り止めのキャップを大量に付けて問題を解消しています。

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 ジャンプする勢いはないので車列の最初に着地してから、最初の数台を確実に破壊します。しかしその後は右側にマシンがそれていき、後半の車は上手くつぶせませんでした。1走目は2台のみで終了です。続く2走目では序盤からさらに破壊を試みますが、またしても右にマシンが落ちてしまいます。意地で最後尾の1台を破壊し、3台追加のトータル5台で終えました。

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Driver: シゲ / Score: 3+0=3
 プルバックモーター仕様で新タイヤを使う今年のトレンドスタイルです。新しいトレンドとしては、大きなプルバックモーターを斜めに埋め込み、車体下のクリアランスを確保することで、このモンスターな顔つきのトラックもそういった形になっています。荷台に載せているのはホットウィールで、最近よくリリースされているレゴと同じポッチ付きのミニカーとなっています。

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 1走目は弱めの巻き方で車列前半を狙いに行ったようです。ジャンプしたマシンは車列2台目あたりに着地し、3台ほどまとめて潰したものの、勢いが弱くて横に倒れてしまいました。2走目はまだ潰していないエリアを目指して先ほどよりも強めに発進しました。マシンは目論み通り車列を最後まで駆け抜けていきましたが、コースは良かったのに追加の破壊はならず、トータル3台となりました。

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Driver: 最澄 / Score: 2+1=3
 かなりモンスター感が強いマシンで、見た目の気合が強く感じられます。プルバックモーターを斜めに抱える最新セオリーに則っていますが、タイヤは旧仕様のままです。旧タイヤの方が接地面が細く、接地圧が高まって有利かも?と思いましたが、走りがどうだったか見てみましょう。

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 1走目で勢いよく飛び出したマシンは車列3台目あたりに着地しました。前半2台を潰し、後半は右にそれながらも片側のタイヤで最後まで車列を舐めていきます。しかし屋根の破壊にはいたらず1走目は2台破壊となりました。2走目も勢いよくジャンプし、着地したのは1走目とほぼ同じ地点でした。車を跳ね飛ばしてマシンがジャンプし、最後尾の1台だけ追加で破壊してトータル3台となりました。

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Driver: さくりん / Score: 6+0=6
 こちらは電動モーター仕様です。RC化はされていないのでスイッチを入れたらあとはマシン任せとなります。大きなギアが露出しており4輪駆動となっています。電池ボックスとモーターだけでかなりスペースを使ってしまいますが、割とコンパクトにまとまっています。

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 1走目は非常に見事でした。こちらのマシンも狙いを定めるのが難しいので、ジャンプ台近くから発進しました。スピードはあまり速くないので、車列1台目に着地したあと、パワーが持続するという強みを最大限活かして車列の上を全て走り切ります。1走目で6台破壊という好記録でした。2走目で全破壊を目指しましたが、狙いがわずかに逸れたことでマシンがすぐに右に落ちてしまい、追加なくスコア6台となりました。しかし6台は今回のトップスコアでした。

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Driver: だく / Score: 3+0=3
 こちらもプルバックモーターと新タイヤ装備のトレンディな作りです。さらにフロントにはサスペンションを装備します。ボディは競技仕様らしいカラーリングとステッカーで、素晴らしい雰囲気です。4幅準拠のボディは他のマシンに比べても軽そうです。

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 勢いよく飛び出した1走目は、車列3台目に着地し、その衝撃で一気に3台を破壊します。その後はやや右にそれたことでそのまま横に倒れてしまいます。写真の2走目もジャンプ後は同じような位置に着地し、サスペンションでフロントが跳ねた後、横に吹っ飛んで転倒、またしてもランドローバーの看板が破壊されました。この車に関しては車重に対するサスの強さや、非常に高い車高などのバランスが上手くマッチしていなかったように思います。追加の破壊はなくスコア3台となりました。

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Driver: Sakurai / Score: 3+0=3
 RCではない電動モーター仕様です。80年代風の四角いトラックはライトイエローという明るいペイントで、白いホイールと合わせて非常に爽やかなな仕上がりです。彼らしい非常に頑丈で手堅い組み方です。電動モーターは特に電池の重みで重量があり、その点は有利そうに見えましたが、4輪駆動化の仕組みを入れた分の車高の低さが気がかりでした。

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 腹をすりながらなんとかジャンプ台を降りてくると、その重量で最初の3台をまとめて破壊しました。しかしその後はマシンが右側に傾いて、そのまま倒れてしまいました。続く2走目、プルバックと違って勢いの調整ができないので同じようにジャンプ台から降りていきますが、1走目と全く同じルートで右に倒れて終了となりました。腹下がかなり低いので凸凹した車列の上を安定して走ることがかなり難しいのではないかと思いました。トータル3台となりました。

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Driver: たむちん / Score: 4+2=6
 2019年とほぼ同じマシンでエントリーとなった、RC仕様のマシンです。今回の中でも一番サイズが大きく、車幅もコースいっぱいです。タイヤの駆動とステアをコントロール可能です。その代わりに後輪駆動となっています。前回は有力候補ながら優勝にはならなかったマシンです。

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 1走目はジャンプ台を降りた後に、巨体を前後に動かし、前半4台を確実に破壊しました。前進後退を含めた走りはRCならではの作戦です。しかし車高の低さがネックとなり、後半を乗り越えていくのに苦労していました。後半はマシンが半分右側に落ちてようやく走り切りましたが、潰せたのは前半4台のみでした。2走目では車列に着地したところで、ギアが外れるアクシデントが発生し、駆動が片輪に伝わらない状態となってしまいました。一度は走行終了かと思われましたが、執念深く車体を前後に動かしながら車列後半を乗り越えていき、追加で2台の破壊に成功します。トータル6台となり、もう1台のトップスコアとなりました。

決勝


 前エントリーのチャレンジが終了し、さくりん選手とたむちん選手の2台がスコア6台で同点となりました。トップ2台はどちらも電動モーター仕様となりました。片方はRCで、片方はRCでない代わりに四輪駆動です。

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Driver: さくりん / Score: 0+3=3
 予選で好成績をのこしたさくりん選手でしたが、決勝1走目ではなんとジャンプ台直後で大きく左にそれてしまい、暫定スコア0台となってしまいました。挽回を狙う2走目は車列の上にしっかりと着地し、最初の3台を破壊します。しかしその後ギアが抜けていきながら右に倒れてしまい、全力を出し切らないままトータル3台で終えました。

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Driver: たむちん / Score: 6+0=6
 たむちん選手の決勝1走目は、しっかりと実力を発揮するものとなりました。車列上に上手く着地した後は車を前後に動かし、前半5台を潰すことに成功しました。そのあと後半を乗り越えるのにはやはり苦戦しましたが、途中で1台追加で潰すことに成功し、暫定スコア6台となりました。この時点でさくりん選手を超えたため勝利が確定します。パーフェクトを狙う2走目は車列後半をなんとか潰しにかかりますが、車体が右側に半分落ちた後、無理に復帰しようとして転倒し、追加なしとなりました。トータル6台ですが、見事優勝が決まりました。

モンスタートラックリザルト


1位 たむちん(6→6)
2位 さくりん(6→3)
3位 Lime(5)
3位 柴(5)
5位 シゲ(3)
5位 最澄(3)
5位 だく(3)
5位 Sakurai(3)
9位 ムラにゃす(1)



 モンスタートラックにはレースとはまた違った楽しみがあります。今年は多数派を占めるプルバックモーター勢が不調で終わりました。電動モーターはトルクや重量など有利な点が多いですが、プルバックモーターは車高クリアランスを確保できますし、状況に合わせて勢いを調整できるメリットがあります。まだまだ色々と試せるのではないかと思います。また来年も皆さんが作ってくるマシンが楽しみです。
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1 Comments

さくりん says..."次回こそ"
記事作成乙です。
車を自由に動かせるRCの強さが出た大会でしたね。
次回こそは優勝狙いたいですb
2022.07.02 11:31 | URL | #- [edit]

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