4WLCコンテスト2022「'32フォードデュース」10/21締切! - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
0

4WLCコンテスト2022「'32フォードデュース」10/21締切!

4wlccontest_1_poster.jpg


 今年もコンテストの時期がやってまいりました。エントリーはメールで!どなたでも参加OKです。



 昨年のコンテストは2回実施、一昨年は4回もやっていましたが、今年はリアルイベントの多くが解禁されたので、オンラインのコンテストは再び年1回開催に戻りました。さて2022年のテーマとしては色々考えましたが、やはり今年やるならこの車をやりたいと思い、デュースを選びました。このテーマ決定はホットロッドカスタムショーのフィーチャーも受けてのことです。'32フォード"デュース"は今年で90周年を迎えます。レゴが今年90周年を祝っているので、レゴとデュースは同じだけ歴史を歩んできたことになりますね。


4WLCコンテスト2022
テーマ:'32フォード"デュース"
送付先:tamotsu4wlc@gmail.com
以下をメールでお送りください。
1.ハンドルネーム
2.車の名前
3.コメント
4.写真数枚
エントリー締切:2022年10月21日

4WLC Contest 2022
Theme: '32 Ford "Deuce"
Send to: tamotsu4wlc@gmail.com
Describe as follows:
1. Handle name
2. Car name
3. Your comment
4. Attach photos
Entry close: October 21st, 2022


デュースとは何か


 さてコンテストのテーマとして選び、今年90周年を迎える「デュース」とは何か、ここから説明しましょう。デュースとは1932年型フォードに付けられた愛称です。この型のフォードは、ホットロッドで最もポピュラーなベース車として知られています。31年や33年モデルにはそういった愛称はありません。あくまで32年型だけが特別な存在なのです。
 それではなぜ、デュースなのか。ホットロッドの歴史と共に振り返ってみます。

最初のV8搭載車


 歴史的なフォードモデルTがアメリカで生まれ、それらが中古として出回り、車が手ごろな存在になるとホットロッド文化の初期のムーブメントが始まります。1920年代、本当に最初の頃は競馬のコースを車で走っていました。しかし自動車のスピードはすぐに馬をしのぐものとなり、ホットロッドの舞台は広い砂漠や、水が干上がった塩湖に移っていきました。
 初期の頃はかなり素朴なスタイルで、エンジンチューニングの手段も少なく、今のように車高を下げることもありませんでした。

1932Ford_bodytype.jpg

 広大な土地を持つアメリカでは、車ほどうってつけの遊び道具はありませんでした。若者たちはたちまちスピードの虜になり、もっともっとと大きなパワーを求めました。
 1928年にモデルAが登場し、エンジンパワーは格段に向上しました。そして1932年のモデルBがホットロッドシーンを決定的に変えました。フォードのフラットヘッドV8エンジンが初めて市販の乗用車に搭載されたのです。ホットロッドの世界はたちまち新しいモデルBに席巻されます。1932年の2を取って、デュース(数字の2という意味)という愛称が付けられ、デュースはホットロッドの定番となりました。
 それ以来、新型が出てもデュースはホットロッドカルチャーの中心に存在し続けました。そもそも翌年の1933年にはモデルチェンジを受けてスタイリングが変わってしまうので、デュースとして特別視されているのは1932年の1年のみということになります。しかしデュースはホットロッド黎明期において基本となるスタイルを生み出し、後の世代にも憧れの車として君臨し続けているのです。

ホットロッドカルチャーはデュースと共にあり


 1935年には広大なボンネビルの塩湖でスピード競技が始まり、ホットロッドは盛り上がりを見せ始めます。しかしそれから間もなく、1939年に第二次大戦中が勃発しました。戦争の間はホットロッド「お休み」の期間が続きました。しかし1945年に終戦を迎えると、ホットロッダーたちは再び砂漠に集結します。

 上は1945年の雑誌ライフという触れ込みで掲示板に上がっていたものです。ティーンエイジャーたちが自慢の車でスピードを競い合います。そこにはやはりデュースの姿がありました。当時はスピードに有利なロードスターを選ぶことがほとんどで、軽量化のためにフェンダーとサイドステップを取り外すのがセオリーでした。そしてこの頃はまだカルチャーの名前が定まっておらず、"Hot Rod"の他に、"Hot Iron"、"Hop-Up"、"Gow-Job"等と様々な呼び方がされていました。

 1948年、専門誌としてホットロッドマガジンが刊行され、「ホットロッド」というジャンル名が確立されます。ホットロッドが一部の愛好家の趣味から広く一般へと広まり、やがて公道での違法なレースが社会問題となっていきました。ホットロッドは革ジャン、リーゼントスタイルの不良「グリーサー」たちの乗り物となり、社会の厄介者とされました。そんな状況を受けてNational Hot Rod Associationが発足され、ホットロッドによるドラッグレースが公式競技として始まります。
 闇雲にスピードを追い求めていたホットロッドシーンは、ボンネビルの長い直線を使った最高速チャレンジと、1/4マイルという短距離で瞬発力を競うドラッグレースの2つの方向性へと明確に分かれていきました。
 本気のレースに挑むタイプのホットロッダーたちは、自分たちのスピードマシンたるホットロッドと、ファンション重視の街乗りカーを明確に分けたがるようになりました。そうした車はストリートロッドとして、ストリートカルチャーを形成していきます。

最も有名なイエローデュースクーペ


 1950年代はアメリカにとって最高の時代でした。この頃は車のデザインも非常に豪華になり、テールフィンなどの派手な装飾が隆盛を極めます。その黄金時代は1962年まで続きました。
 映画「アメリカングラフィティ」は、ホットロッドガイにとってのバイブルです。この映画ではアメリカ最後の輝きである1962年を舞台に、カリフォルニアの片田舎に住む若者たちの様子を「再現」しています。映画の顔ともいえるイエローのデュースクーペは、まさに当時のホットロッドの定番スタイルそのものであり、そしてホットロッドとはこういう形であるということを今の社会に強烈に再定義しました。

American-Grafitti_5.jpg

 1962年はデュースのデビューから30年目の節目でした。その仕様は、純粋にスピードを求めていた初期の素朴なスタイルとは大幅に変化していました。
 例えば屋根があるクーペを選ぶのが利便性や快適性のためであれば、フェンダーを一部分だけカットして残すのも、日常生活での泥跳ねを嫌うためと見ることができます。しかし普段乗りもすればストリートレースも走れるというのが当時のストリートロッドの姿です。カスタマイズは過激になり、空気抵抗削減のためにルーフをチョップして低くするのが当たり前になっていました。さらに映画の仕様ではフロントグリルも低くチョップされており、古い時代のデュースロッドとは全く異なる垢抜けた表情になっています。またこの時代は華やかなカーショーブームを経験しており、ストリートカーであっても派手なペイントやクロームメッキを施した車が多く走っていました。そして現代の水準で見れば非常に高い車高も当時ならではのものです。
 心臓であるV8エンジンはシボレーのスモールブロックに載せ替えられています。純正の古いV8は性能的に付いていけなくなっていました。しかしそれでもホットロッダーたちはデュースを選び続けていたのです。
 1962年はデュースが現役で走っていた最後の時代ともいえます。30年落ちの車、今でいうならR32あたりで現役を張っている状態でしょうか。当然のことながら、改造の世界にはどんどん新しい世代の車がやって来ます。それらの新しいライバルとスピード勝負できた時代はこの辺りで終わりを迎えました。それは源流のホットロッドスタイルが時代に付いていけなくなったということでもありました。この最も有名なイエロークーペはホットロッドがスピードマシンとして輝いていた時代を今でも見せてくれる、みんなのお手本であり憧れの車なのです。

ここからが面白いところ


 これでデュースやホットロッドは終わったのかというと、そんなことは全くありませんでした。70年代からは主な舞台をカーショーに移してさらなる盛り上がりを見せていきます。スピード向けの改造を元にしつつ、見た目重視の派手さを極めていき、また新しいテクノロジーでパワーアップを図ったり快適性を上げたりする改造が増えていきました。本来のホットロッドスタイルはスピード重視がゆえに、一つの決まったスタイルに収束していましたが、カーショーとなれば話は全く変わってきます。人と違うことが偉いとされるので、セダンやワゴン、そしてトラックなど、あらゆるボディスタイルがカスタムのベースとなっていきました。

hcs2021_3987.jpg

 写真は去年の横浜ホットロッドカスタムショーです。ここに並ぶロードスターとウッディワゴンは、80年代のブームをそのまま今に伝えています。クロームメッキに変わって、アルミのビレットパーツが流行となり、ボディのスムージングや新しいグラフィックで、ショー向けのスタイルが進化していきます。

top-banner-friday-800.jpg

 デュース誕生から60年ほど経ち、90年代になるとエンジン、ホイール、タイヤ、ブレーキ、サスペンションと、ありとあらゆるパーツが最新でアップデートされるようになりました。ベース車の希少化に伴いレプリカボディが広まり、フレームからあらゆるボディパーツまでが新規で作られるまでになりました。それはもはやブランニューカーの誕生でした。

デュースは終わったのか?


 アメリカンカーカルチャー雑誌キャルマガジンの1992年の号では、デュース60周年を記念した特集記事が組まれていました。ベース車すら必要としなくなったデュースは無限の発展を続けるものと思われていました。しかし実際には2000年くらいまででスタイルは完成となり、以降は「当時風」の再現が主流となっていきます。今やデュースに熱を上げるのは時代遅れなのでしょうか。
 2019年の横浜HCSでは久しぶりのベストオブショーをデュースが獲得しました。国内で製作された珠玉のショーカーはそのまま、アメリカでもっとも古いホットロッドカーショーであるGrand National Roadster Showにも持ち込まれました。デュース90周年である2022年のフィーチャーはもちろんデュースです。今でもデュース、そしてホットロッドの熱は冷めることがありません。

hcs2021_32fordroadster.jpg

レゴで作ってみよう


 4幅車でホットロッドは数多く作られてきましたが、明確にデュースを意識した車はそんなに多くはないかもしれません。大抵の4幅ホットロッドはジェネリックカーとして作られているので、メーカーや年式を意識することは少ないと思います。しかし今回はあえての「デュース」縛りとしたので、これを機に明確なモデルを意識したビルドをしてみましょう。
 とはいえデュース顔は結構難しいです。既存のフロントグリルパーツはデュースに似つかわしくないからです。例えば……

30147.png


 このアドベンチャーのクラシックカーグリルとか

50946pb01.png

 このレーサーズのホットロッド用グリルとか。
 上はちょっと古くさすぎますし、下は33年以降のグリルに見えるので新しすぎます。だからデュースにピッタリの専用パーツはレゴにはないのです。しかし皆さんならいかようにでも新しい形を生み出してくれると信じています。

ホットロッド作例集


 とはいえ4幅ホットロッドは、デュースのスタイリングの影響をかなり受けているものが多いです。ここではデュースのような、そうでないような、ちょっとデュースっぽいホットロッドの作例を紹介します。

lunacy_1_2017010918051502d.jpg

 これはボンネビル仕様です。

icyjane_1.jpg

 これはセダンの過激なショースタイルです。

sandcoupe_1.jpg

 最近のロッドならエアサスでスラムドも普通にこなします。

steelskin_1.jpg

 フェンダーを残したストリートロッド仕様です。

eyeballs_1.jpg

 ロードスターはホットロッドの基本です。

polypink_1.jpg

 デュースではあまりいないかもしれないギャッサースタイルです。

showflames_1.jpg

 フレイムス入りストリートロッドは70年代の雰囲気です。

yellowcoupe_1.jpg

 やっぱりイエロークーペですよね。

rustinpeace_1.jpg

 ラット仕様は比較的最近(2000年)のブームだったりします。

nostalgiahighboy_1.jpg

 これはかなりレトロで渋いスタイルです。

loudabout_1.jpg

 大き目のリムでハイテックです。

texasfarmer_1.jpg

 ピックアップトラックもカスタムの対象です。当然ですね。

greaser_1.jpg

 この車高の高さが当時風です。

lowesta_1.jpg

 この低すぎるクーペはデュースではなく、モデルAがベースらしいです。

halfdead_1.jpg

 これもモデルAです。



 それでは皆さんのコンテストエントリーをお待ちしております。

関連記事
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://4widelegocars.blog.fc2.com/tb.php/1811-e095c2c6