HMR 2022 ドラッグレースLIMクラス - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
0

HMR 2022 ドラッグレースLIMクラス

hmr2022draglim_1.jpg


 ドラッグレースのメインであるLIMクラスです。かなりの規模のトーナメントとなりました。



 LIMクラスは現行のドラッグレースクラス分けの中では最も古く、2016年から行っており今回で5回目となりました。現在のルールでは細軸のプルバックモーター1個のみ使用可能で、他クラスと同様にミニフィグ乗車が必須となります。肝心のプルバックモーターが現行品にはないので参加のハードルがやや高いですが、長年継続してきただけあって参加者15名と、全クラス中で最大のエントリーとなりました。

hmr2022draglim_6786.jpg

 エントリーマシンがコースに集まります。モーターの制約的に4輪クラスの中では一番タイムが遅いクラスとなります。ミニフィグ必須になってからは、スピード重視というより見た目重視のマシンが多数を占めるようになりました。速さを競うというよりはレースを楽しむためのクラスとなっています。

マシン紹介


hmr2022draglim_6772.jpg
Builder: MK
 MK選手は例年通りのマシンで今年も参加です。プロバックモーターをひっくり返してフロント駆動にしており、フロンタイヤの方が太いFFドラッグ仕様になっています。フロント駆動にすること自体はドラッグレース的にメリットは薄いですが、夢のあるマシンですね。この車の場合、逆組みにしたことで接続がもろく、スタートに多少てこずることが若干のエメリットです。

hmr2022draglim_6776.jpg
Builder: テイラミック
 多数のマシンが新しい薄型モーターを使用しているのに対して、こちらはレーサーズの旧モーターを使ってきています。ボディはV8換装のトラクター風で、リアタイヤを大径にできるメリットを利用しています。タイヤ外径が大きければ最高スピードが上がりますが、それ以上にモーターの性能が低いのでレースでは苦戦を強いられることは免れません。

hmr2022draglim_6775.jpg
Builder: Lime
 アワードになったビートルと同じ顔面の作り方で、リアエンジンのディテールまで付いています。リアタイヤが大きいのでこちらも旧レーサーズモーターを埋め込んでいるようです。フロントはタイヤを外してホイールのみにし、抵抗力削減を狙っているようです。

hmr2022draglim_6781.jpg
Builder: koneko
 本来プルバックモーターが封入されているシェルプロモ品のフェラーリをそのままベースにしたマシンです。車はF12ベルリネッタで、ホイールベースも元製品のままのサイズになっています。ミニフィグはかなりギリギリな乗せ方で、窓から頭が飛び出しています。

hmr2022draglim_6784.jpg
Builder: ムラにゃす
 かなりガチで組まれたクラシックなジープにモーターを仕込んだマシンです。車高が高いと比較的無理なくモーターを入れることができますね。ミニフィグも自然な姿勢で乗れています。ただし空気抵抗的には向いていない形状です。

hmr2022draglim_6778.jpg
Builder: 柴
 比較的スタンダードなストリートレーサースタイルで、しっかり屋根も取り付けてミニフィグを収めています。車作りのポイントはフロントバンパーやサイドエアロを広く作り、タイヤが壁に接触することを防いでいる点です。

hmr2022draglim_6774.jpg
builder: 関山
 こちらはお馴染みとなった関山さんのジャガーEタイプです。かなり重い作り込みですが、活きのいいモーターの選別を行い、レースでは高い成績を残しています。スポーティなスタイリングは空力的には確実に有利です。またタイヤを完全ガードしたデザインも接触対策になっています。

hmr2022draglim_6771.jpg
Builder: 渋谷
 KUSTOMテイストなピックアップトラックは、座席にエンジンを載せてドライバーが荷台に乗り込みます。リアタイヤは太く、フロントタイヤは細くしさらにストレッチしたドラッグレーサースタイルです。見た目はドラッグレーサー的ですが、タイヤむき出しは接触で減速の恐れがあるのであまり向いていなかったりします。

hmr2022draglim_6773.jpg
Builder: さく
 シビック風ボディですが、モーターは普通に後輪駆動になっています。黒塗りのライトが悪そうな雰囲気です。フロントバンパーの両サイドにクリップを飛び出させてガードにしています。

hmr2022draglim_6777.jpg
Builder: シゲ
 こちらもストリートレーサースタイルで、サンルーフ付き旧車屋根でミニフィグを収めています。フロントとリアバンパーにはヒンジが飛び出しておりやはり壁接触対策のガードになっています。

hmr2022draglim_6779.jpg
Builder: 最澄
 このバチバチな街道レーサーは、今回最も作り込まれていたマシンでした。箱乗りのフィグもそのままに出走していたので、間違いなく最も重かったと思われます。スピード的には絶対に不利でしょう。

hmr2022draglim_6780.jpg
Builder: だく
 しっかりミニフィグを乗せた作りですが、屋根パーツなどを駆使してできる限り、コンパクトに軽くまとめています。黄色いリング付きホイールはシェルプロモのみのレアなパーツですね。

hmr2022draglim_6785.jpg
Builder: Sakurai
 カヌーをボディにしたバナナカーはジョークに振っていますが、作り込みは非常に丁寧です。タイヤの前にはしっかりガードを装着していますし、カヌーは一体パーツなので、見た目ほど重さはないかもしれません。空気抵抗も少なそうなフォルムで、スピードも意外と期待できそうです。

hmr2022draglim_6783.jpg
Builder: はやピー
 屋根アリでありながら、極限までボディを薄く低く作ったマシンです。ルーフはミニフィグが出っ張るために斜めにはまっています。空気抵抗が少ないのでスピードは見込めそうです。

hmr2022draglim_6782.jpg
Builder: kkr
 前回の公式レースである2019年のLIMクラスウィナーで、トーナメント表で唯一のシード枠となりました。マシンは前回のレール風から打って変わり、かなりオーソドックスな形のものになりました。しかしかなりパーツを削減して軽量化を図っているのが分かります。

1回戦


・MK vs テイラミック(2-0)
 1走目はスタートダッシュでテイラミックが先行するものの、後ろから追いついてきたMKと絡んで転倒してしまいました。MKが1勝後の2走目ではテイラミックが壁と接触して減速し、MK2勝となり勝ち上がりが決定しました。タイヤが飛び出したデザインの車では接触に弱いことが証明される形になりました。

・Lime vs koneko(0-2)
 旧モーター仕様のLimeと新モーターのkonekoの対決となり、大方の予想通りkonekoが安定して2勝を勝ち取りました。しかし旧モーターのLimeマシンも大きな遅れは取っていなかったので、展開次第では勝ちも十分ありえたかなと思えました。

・ムラにゃす vs 柴(1-2)
 どのレースも走り出しはムラにゃすのジープが先に飛びだしていましたが、壁接触対策が取られていなかったことがネックになりました。1走目はムラにゃすが壁にひっかかて柴の勝ちとなり、2走目は柴のスタートトラブルでチャンスを掴むも壁と接触でマシンが横を向いてしまい、ドローとなりました。3走目でようやくクリーンな走りを披露し、ムラにゃすが1勝を取るも、4走目でまたしても壁との接触で失速し、柴が勝ち上がりました。

・関山 vs 渋谷(2-1)
 この2台はスピードではかなり良い勝負でした。1走目はほぼ同じ位置で走り、お互いに絡み合いながら僅差で関山が1勝となりました。2走目は関山がスタート直後に右に大きくそれるトラブルがあり、渋谷が余裕の1勝を取ります。3走目ではクリーンなバトルとなりましたが、純粋なスピードで差を付けられ関山が2勝目を取りました。

・さく vs シゲ(2-0)
 この2台はスタイリングが似ており、スピードもかなり近かったようです。1走目ではシゲがスタートで1歩前に出ましたが、右にそれてさくと絡み合ってお互い走行不能になり、ドローとなりました。以降はスタートでさくが先行する試合が続き、さくが2勝を取って勝ち上がりました。

・最澄 vs だく(0-2)
 最澄車はあまりの重みで、ゲートが上がってもスタートを切ることができませんでした。1走目、2走目ともにだくが単独で走り切って勝ち上がりとなりました。

・Sakurai vs はやピー(2-0)
 はやピー車は見た目的に期待が高かったですが、2走ともに壁にタイヤが引っかかって敗退となってしまいました。その点ではSakuraiはタイヤガードがしっかりあったので、最後まで走り切ることができました。Sakurai車が思ったより軽量なのか、かなり左右に暴れて走っていました。

2回戦


・MK vs koneko(0-2)

hmr2022draglim_1543.jpg

 MK車は重量があり、この対戦では非常に不利に働きました。オーソドックスな作りで軽量なkonekoがスピード的に勝り、2走とも実力で勝利をもぎ取っていきました。

・柴 vs 関山(2-1)

hmr2022draglim_1547.jpg

 1走目では純粋なスピード勝負で関山が1勝し、これは圧倒的に有利かと思われました。しかし続く2走目では関山がスタート直後に右にそれて柴車に激突、両者絡み合いますが柴が抜け出して1勝を取ります。3走目では関山車がスタートトラブルで発進できず、柴が2勝となりました。

・さく vs だく(0-2)

hmr2022draglim_1549.jpg

 1走目の勝負はかなり接戦に見えましたが、だくがわずかに先行して1勝を取りました。2走目ではだくが大幅なリードを取って余裕の2勝目を取ります。

・Sakurai vs kkr(2-0)

hmr2022draglim_1554.jpg

 Sakuraiのバナナカーと、優勝候補のkkrとの対戦です。1走目は意外にもSakuraiがスタートダッシュを決め、そのまま1勝を取りました。しかしその後は2台が絡み合う事故が続き、ドロー2連続となりました。とはいえどちらもSakuraiが先行していたので、危機を感じたkkrはマシンの屋根を外して軽量化を図り、4走目に挑みました。軽くなりすぎたkkrはスタートで直角に右に曲がっていき、Sakuraiをブロックする形で3度目のドローとなります。5走目ではkkrの屋根が戻り、ようやくクリーンなレースとなりましたが、スピードの差でSakuraiが2勝となりました。

準決勝


・koneko vs 柴(2-1)

hmr2022draglim_1557.jpg

 ここまでくると性能的にはかなり拮抗してきます。1走目はお互いにクリーンな走りで、konekoがスピードに勝り1勝を取りました。しかし2走目では再度クリーンレースだったにもかかわらず、今度は柴の1勝となります。3走目は接戦をkonekoが勝利し、決勝へと勝ち上がりました

・だく vs Sakurai(2-1)

hmr2022draglim_1560.jpg

 優勝が見えてきただく選手は、ここでマシンの屋根を取り外して勝ちを狙った作戦に出ました。1走目はやはりかなりの接戦でしたが、だくが1歩リードし1勝を取ります。しかし2走目ではだくがスタート直後の壁に接触して失速してしまい、Sakuraiが1勝と取りました。ここにきて接触対策のないことにつまずいてしまいます。3走目は肉眼では追えないほどの大接戦となり、ほぼ同時のゴールを切りました。実際には車半分ほどだくが先行しており、決勝に勝ち上がりとなりました。

決勝


・koneko vs だく(0-2)
 赤い車同士、そしてこの時点でオープンカー同士の戦いとなりました。どちらも車のボディはかなり軽量にできています。最も大きな違いは、konekoが11mmホイールの細いスリックタイヤを装着しているのに対し、だくは9mmのワイドスリックとなっている点でしょう。グリップ的には太い方が有利ですが、タイヤ抵抗では細い方が有利となります。どちらのマシンも前後通しサイズだったので、タイヤ同士の勝負でもありました。

hmr2022draglim_1561.jpg

 1走目はスタートからだくが先行し、そのまま車1台以上の差を開けて1勝を取りました。圧倒的なスピード差を見せつけましたが、2走目ではkonekoも本気で食らいついていきます。ほぼ同時のスタートダッシュを決めたあと、わずかに先行するだくに、konekoもピッタリと付いていく白熱のバトルとなりました。最後までだくがリードを保ちましたが、鼻先ほどの差でした。

hmr2022draglim_1562.jpg

 接戦だったものの、これでだくが2勝となり、決勝戦を勝利しました。LIMクラスウィナーはだくとなりました。

ドラッグレースLIMクラスリザルト


1位 だく
2位 koneko
3位 柴
3位 Sakurai
5位 MK
5位 関山
5位 さく
5位 kkr
9位 テイラミック
9位 Lime
9位 ムラにゃす
9位 渋谷
9位 シゲ
9位 最澄
9位 はやピー



 ドラッグレースでは1走ごとにレーンチェンジをしていますが、関山さんが左レーンからだと勝てたためしがないというようなことを言っており、もしかしたら左右のレーンによって勝ちやすさが異なるかもしれないという可能性が浮上してきました。今回のレースを見てもスタート後に右に逸れるマシンが数台おり、プルバックモーターの特性で右に曲がりやすいということはあるかもしれません。走行写真を見ても、右の壁に寄っている場面が多い気がします。右レーンから右に逸れてもすぐに壁に当たるので方向修正してくれますが、左レーンから右に逸れると隣のマシンに当たったり、壁に向かって垂直にぶつかってしまったりと、トラブルになりやすいです。
 といっても右レーンからでも左レーンからでも勝ちは出ているので、マシン性能の差によるところが結局大きいのだとは思います。これまで長く続けてきたので、そんな細かなところにまで考察が及ぶようになったということです。もしかしたら今後はその対策として左右非対称形のマシンというのもアリかもしれないですね。
 さて盛り上がったLIMクラスのレポートは以上となります。MOTクラス、UNLクラスのレポートをお待ちください。
関連記事
スポンサーサイト



該当の記事は見つかりませんでした。

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://4widelegocars.blog.fc2.com/tb.php/1817-4618cb52