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Speed Challenge Deuce:地上最速の世界

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300mph Speed Challenge “DEUCE” / Builder: えもりん

 300 mphはスピードチャレンジャーにとって大きな目標です。ボンネビルでその領域に到達できる人間は非常に限られています。



 ホットロッドカルチャーの一つの側面は干上がった湖でのスピードチャレンジです。その聖地となるのはボンネビルの塩湖で、戦前からスピード競技が行われていました。日本でハイスピードなステージと言えば高速道路がありますが、長距離に渡って起伏が全くない道路というのは存在しません。水が干上がった後の湖は人工的な道路よりもはるかに水平な土地が広がっており、常識を超えたレベルのスピードチャレンジをするには、ボンネビルしかありません。ここではただひたすらに最高速度を伸ばすために車が走っています。
 ボンネビルのスピード記録の一つの基準は200です。km/hではありません。mphです。マイルをキロメートルに変換すると、200mph = 321km/hとなり、すでに通常の道路では出すのが困難な領域であることが分かります。この基準をクリアした者だけが入れるボンネビル200MPHクラブというものがあり、過去から含めて800名以上が登録されています。最近のリストを見ると、毎年10~20名ほどがその目標に到達しているようです。200mph超えの領域に達する人間が毎年そんなにいるのも驚きですが、中には300mph(=482km/h)の大台に到達する人間もいます。新幹線でも最高速度は200mph程度ですから、300mphともなるともはや日常では体験することができない領域に到達しているのです。ボンネビルでは1930年代には最高速度300mphに到達しており、これは自動車競技という枠を超えて地上で最も速い世界がボンネビルにはあるということになります。

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 デュースコンテストのエントリーで300MPHの名を冠したこの車は、'32フォードをベースにしたボンネビルスピードマシンとして製作されています。特定のモデルは存在しないようですが、非常にボンネビルを感じさせる車になっています。タイヤはなめらかなフェンダーでカバーされ、斜めに傾斜したフロントグリルからリアまで伸びたボディは、直線スピード向けの形であることがはっきり分かります。ボンネビルでは昔から今に至るまで、ダウンフォースを生み出すための水平なウィングは発達しませんでした。代わりにテールに垂直フィンが付きます。これはマシンの後ろで渦巻こうとする空気の流れを整えてくれます。300mphを出すのにオープントップなのは恐ろしく思えますが、実際のボンネビルマシンもこのような形で最高速に挑んでいます。ホイールはやはりディスクホイールをチョイスします。やはりここは外せませんね。

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 フロントは4幅ですが、そこからスムーズに5幅へと広がっていきます。3色のレーシングカラーには、様々なセットから抽出したシールが貼られ、競技向けマシンの雰囲気を高めます。パーツ使いで一つ取り上げたいのが、フロントに配置されたレゴプリント付きのビート板です。これは昔の公式キーホルダーに付いていたパーツで、もちろんプリントは純正のものとなります。通常のビート板パーツにはポッチが付いていますが、キーホルダー仕様だけはポッチなしのタイル仕様となっているんですね。面白いパーツの使い方です。

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 裏から見ると幅が広がっているのが分かります。マフラーは空気抵抗を考えてか、サイド出しにせずに後ろまで伸びているようです。キャビン周りをかなり細身にしているのでミニフィグのポジション高めで、ゆえにハラキリもされていません。ここまで上半身が上に飛び出しているのは明らかにデフォルメ的表現ですが、実際にはキャビンの深くにドライバーが収まっていると考えると自然なスタイルです。
 300mphに到達するのは毎年1人いるかどうかというレベルですごいことなのですが、今までにはジェットエンジンを使って400mph(=643km/h)超えという記録もあります。遊びも極めれば人類の最高峰になれるわけで、ボンネビルというのは夢のある世界だと思います。

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