Kaddy Boy:スカートの下のタイヤは想像力 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Kaddy Boy:スカートの下のタイヤは想像力

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Builder: りゅー

 50年代のアメ車はカスタムの世界では宝石のごとく輝きます。4幅でも同じでしょう。



 去年はデュース90周年を記念したイベントが続き、4幅車界隈では多くの新作ホットロッドが製作されました。デュース='32年型フォードはトラディショナルなホットロッドを作るにはぴったりのベースです。ホットロッドとカスタムの世界は、車の進化と共に色々なスタイルが生まれてきました。1935年のファットフェンダー登場からフェンダーレス仕様は廃れ、1949年のシューボックス登場でついに従来的なスタイルのホットロッドは作れなくなりました。しかしホットロッダーたちは車のカスタムをやめることはなく、50年代以降の「箱型」ボディを格好良くする新しいスタイルが生まれます。

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 これは昨年の10月にツイッターに投稿された、製作中の状態のものです。リアフェンダーはボリュームのあるスカートになっており、1950年代前半のデザインです。この時はフードの開閉ができていましたが、完成版を見ると開閉ギミックはオミットされたようです。

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 12月の横浜ホットロッドカスタムショーではキレイにダークブルーに統一されてお披露目となりました。バンパーやフェンダーの造形を見るに、製作中からディテールはほぼそのままのようですが、実はボディが1ポッチ短くなっています。4幅車としてバランスよく見栄えのする調整がされているわけです。おそらく色を統一したことで、間延び感が出てしまったのではないでしょうか。ツイッターでは見えなかったフロントフェイスもようやくじっくり観察することができました。フードの先端は2x2ラウンドプレートでグレーのトリムに見せ、グリル部分は1x1の丸ポッチプレートを積み重ねています。非常に狭い空間の中に、50年代風のゴージャスなディテールを詰め込んでいます。フロントバンパーにはメタリックシルバーのポチスロが輝いています。

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 かなり低いプロポーションが特徴です。50年代車はフレームの上にボディが載る単純な構造を取っており、ストックだとドアのウェストラインまでがかなり高い位置にあります。それを低くするには、ボディをフレームの低い位置に落として再接着するチャネリング、そしてボディの中間部分をカットしてつなげるセクショニングが必要です。現実のカスタムではそんな大掛かりな作業を施した車が数多く存在するわけですから、すごい世界だと思いますね。この車はそんなリアルなカスタムの雰囲気を上手く捉えて、理想的な形に仕上げています。風防は高さ1を採用し、もちろんチョップトップを再現しているわけです。テールライト部分はクリアパーツなどを使わず、ダークブルーのポチスロの上にシールを貼ることで表現しています。他の4幅車とは違ったKUSTOMなテイストです。

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 衝撃の裏側は、なんとリアタイヤ省略です。まあタイヤがなければならないというルールは4幅車にはありませんよね。ボンネットの下に隠れているエンジンをいちいち作っていないのと同じで、フェンダーに隠れるタイヤを付ける必要はないという理屈は成り立ちます。ただし着地するほどスラムドされていることが必須ですね。フィグ乗りも考量されておらず、フロアはふさがっています。見えないところは違う色のパーツで賄っていたりと、これも若きビルダーがこの美しいプロジェクトを完成させるための、上手いやり方といえるでしょう。
 勝手ながら私はこの車がキャディラックぽいなと思いました。なのでCaddyのイニシャルをKustomのKにしてKaddy Boyというキャッチコピーにしました。HCSのMinifig Ridesではデュースなどのホットロッドが多数を占める中、この車はユニークでなかなか良かったです。
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