Cal Spinner:未来は晴れ!ブレードランナー・ポリススピナーカスタム - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Cal Spinner:未来は晴れ!ブレードランナー・ポリススピナーカスタム

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Cal Spinner

 薄暗い未来予測が流行った時代がありました。しかしそんなのお構いなしで明るい未来を描いてしまいましょう。



 映画の車を再現するということにあまり興味がない私ですが、改造するなら話は別です。今回は伝説的なSF映画のブレードランナーから、ポリススピナーのカスタムです。
 ブレードランナーの公開は1982年でした。この映画は創作世界における未来予想をガラッと変えてしまった作品といわれています。当時スターウォーズやインディジョーンズで人気絶頂のハリソン・フォードが主演を務めています。しかしこの映画の人気は、そのビッグな2作品とは異質なものといえるでしょう。シーンのほとんどが夜、常に雨が降る暗い未来都市は、オールドスクールなSFとは全く異なる世界観を持っていました。以降の作品に強烈な影響を与え、現在でもコアなSF作品の根っこには必ずブレードランナーがあるといっても過言ではありません。
 私からするとこの映画は生まれるより前のクラシックな映画です。小学生でスターウォーズにドハマりした私でも、ブレードランナーには触れずに大人になってしまいました。ようやく見たのは作中の年代設定である2019年のことでした。正直なところ、私にとってのブレードランナーはそこまでのインパクトではありませんでした。作中のほとんどの要素は後年の何かしらの作品で見たことがあるからです。そしてそれこそが、この映画の偉大なところでもあるのです。ブレードランナーの世界は思っていたよりもずっと、生活感があり、現代とのつながりを強く感じるものでした。リアルな2019年では車はまだ空を飛んでいませんでしたが、この映画が描く未来の2019年では50年代のクラシックな車がまだ走っており、その点の予想は的中していました。旧車は今でも走っていますから。50年前の古いビートルに乗っている私としては嬉しい表現でした。
 さて今回製作のモデルにするポリススピナーは、映画の顔となるメインメカです。ジェット噴射で空を飛ぶこともできます。ただ空を飛んでいるのは実際にはクレーンで釣っているだけで、撮影用プロップのポリススピナーはVWビートルをベースにしています。その情報を得た私は俄然この車に興味を持ち、ポリススピナーのキャルルックというアイディアを掴みました。

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 原作のイメージをぶち壊したくてボディカラーには明るい黄色をチョイスしました。左右に分かれたフロントタイヤのデザインはこのマシンの最大の特徴で、そこを上手く表現することを最重要ポイントとして作り始めました。軸は3Lバーを差し込み、ビート板プレートとディッシュで挟んだらかなりそれっぽくなりました。フロント軸に3Lバーを2本置いているということは、最大幅で6ポッチを超えていることになりますが、4幅車的なサイズ感の中ではまとめられたと思っています。車高は劇中仕様よりも低く、ルーフもかなり低く作りました。キャノピーの中には辛うじてミニフィグを寝かせて乗せることができました。

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 重要なのはリアからの見た目です。ポリススピナーのフロントがえぐれたデザインを実現するにはリアエンジンであるVWビートルをベースにするのがピッタリです。それに80年代の映画でSFカーを作るのに、VWはかなりよく使われるベースでした。ポリススピナーも注意深く隠されたリアボディの中にはVWのフラット4エンジンが収まっていました。私はそのリアカウルを取り払い、エンジンをむき出しにしました。エンジンは丸いファンハウジングを再現しつつ、その両サイドにインテークを配置したデュアルキャブレターにチューニングしてあります。エンジン下に取りまわしたエグゾーストからテールパイプはメガホン形状で、キャルルックの典型的な仕様です。スペックが向上したエンジンをクールダウンするためには、エンジンカウルなしにするのが手っ取り早いです。カリフォルニアなら雨は降らないので、フードなしでも問題ありません。

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 薄いボディにミニフィグを収めるために最初はハラキリして作っていました。しかしあまりにミニフィグを寝かせる構造だったのでフィグが落ちてしまい、床を付けることにしました。ボディの厚みも多少増やしてバランスを調整しました。私の車としてはかなりカッチリと頑丈に組めた車です。

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 低いスピチャキャノピーは未来的なデザインの車に似合います。しかし高さが低くてミニフィグを収めるのは難しくなってしまいます。ミニフィグを寝かせる空間を作るのも大変でした。デザイン的にハゲ頭では乗せたくなかったので、フルフェイスヘルメット装着で収まるようにしました。

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 ミニフィグはスターウォーズのパイロットのスーツを転用しました。未来のレーシングスーツっぽいデザインなので、これを採用しました。横に立たせると、車の屋根の低さが伝わる写真です。

 この車を作るにあたり、ネットで調べて製作中の写真なども確認しましたが、元のビートルが残っている部分はかなり限られているようでした。通常ビートルベースのキットカーなどは、ホイールやパーツに多くのVW要素を残しているので、ぱっと見てVWベースだと分かる見た目をしています。しかしポリススピナーはVWの匂いを限りなく消した車でした。まず特徴的なビートルのフロアパンはほとんど取り除かれ、キャビン周りはほぼ新造のフレームで囲われています。使われているのはリアのVWエンジンと、それにくっ付いているミッション、それらをマウントするシャーシ周りのみがカットされ、ポリススピナーのボディに接続されています。車体幅はビートルよりもかなり大きく、ミッションから伸びる車軸とブレーキはVWとは別物、そのため装着しているホイールもVWではないようでした。
 不鮮明な古い写真しか見ていないので細かくは分かりませんでしたが、かなり作り替えられていることは確かです。ただミッションを使うにはリアから運転席まで伸びているシフトロッド、そして運転席のシフトレバーが必要なはずなので、そこがどのようになっていたのか気になります。まさか70年代のシフトレバーがそのまま着いていたら雰囲気台無しですから、何かしらのカバーで隠されていたのかなと思います。もしやペダルもVW用がそのまま使われていた可能性があると考えるとワクワクしてきます。そんな私のワクワクを詰め込んだのがこのキャルスピナーです。
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