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Transparent Thing:このシングの透明感

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VW Thing / Builder: つきくさ

 小さなウィナーカーがHMRのアワード台に乗りました。「モノ」という意味の「シング」という名前の車です。



 まるでジープのような武骨なボディ、VWシングという車は元々軍事用向けに作られた車でした。ビートルとは似ても似つかない形をしていますが、ビートルのシャーシとエンジンをベースに、ボディを載せ替えたものです。ビートルは数々の派生車種やキットカーを生み出しており、シングもそのプラットフォームの柔軟さと、オフロードでも通用する性能の高さを証明しています。しかしドイツ軍の大量購入をメルセデスベンツに奪われ、その代わりに民間用としてヒットします。第二次大戦期のキューベルワーゲンによく似たスタイリングを持ちながら、シングはリゾート地のアイコン的存在になっていきました。
 彼のカスタムシングを一言で表すなら「透明感」です。白いボディにクリアのガラス、ライト、ホイール、そしてタイヤまで!そんなストイックな脱色具合なのに、お構いなしで突き刺したライムのスケボーがストリートを感じさせます。この車はHMRのベストスラムドに選ばせていただきました。シンプルイズベストなビルドがアワードの秘訣です。

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 あまりにもパーツ構成が少なく、シンプルですが、しっかりと元の車の特徴を捉えています。一番効果的なポイントはウェッジプレートのフロントフードです。これはゆるハメではなく、ヒンジを使って斜めに取り付けています。その都合で通常のハンドルを取り付けられないので、ステアリングホイールだけをクリップにはめています。呷り窓を倒した状態でだけ再現するというのも良いですね。旧パーツにヒンジの呷り窓がありますが、最近のビルダーは持っていないでしょうし、アイディア次第でどうとでも表現できることを証明して見せました。フロントには白のインゴットをはめているのも良いチョイスです。窓から上が全てオープンとなるユニークなスタイルが見事に再現されました。

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 テール回りも最小限の組み方で雰囲気をよく出しています。ホイールは8スポークの模様が描かれたクリアのラウンドタイルです。これはスターウォーズのTIEファイター用のプリントパーツです。ヘルメットバイザーをタイヤ代わりにフェンダーに差し込むのは既出のテクニックですが、タイヤもクリアにしているのが非常にユニークです。色付きでもなくただのクリアなので、ホットウィールのようなカスタムカー系ミニカーに見えますね。その代わりにホイールの内側にはライム色のパーツが入れられており、薄っすらとホイールの存在感を主張しています。

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 フェンダーハウスのくぼみに、クリアのバイザーを差し込みます。内側にホイールとなるラウンドパーツを放り込んでいるだけです。この組み方は「組む」というより、ただ置いているだけに近いので、地面に上手く設置するだけでちょっと大変だったりします。しかし見た目が非常に格好いいのでやめられません。
 最近は4幅でも空冷VWが増え始めているというところも重要な事実です。今年のHMRではベストキャルルックと合わせて2台のVWのアワードカーが生まれました。現実と同様のカスタムシーンが盛り上がり、そしてこのシングのように現実を飛び越えたカスタムが出てくると楽しくなってきます。今後の4幅VWシーンにも注目しましょう。
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