HMR 2023 RCレース LPクラス - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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HMR 2023 RCレース LPクラス

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 Hot Minifig Rides 2023で行ったRCレース、LP(レゴ純正)クラスのレポートです。



 昨年から導入したレゴクラスのRCレースは、今年からレゴ純正縛りのLP(Lego Pure)クラスと、レゴパーツの改造と社外品使用のイリーガルビルドがOKなLM(Lego Modified)クラスに別れました。レゴクラスマシンはタイヤを含めて8ポッチ幅以内という制限があり、レゴ純正縛りだと厳しいという理由からのクラス分けです。ただ今年のエントリー数で見ると、LPクラスが3台、LMクラスが2台となったので、今年は純正マシンの方が勢力が大きいことになりました。

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 ルール上は8ポッチが最大幅ですが、はみ出しも考慮されるのでみな6幅ボディ+アルファの仕様できました。この小ささで、まともなレゴRCカーが3台揃うというのは、少し前までは考えられないことでした。どれもHMRのために作られた車両なので、競技を行うことで技術が発展するという良い見本になりました。

予選


 マシン紹介と予選の結果です。こちらも1周のタイムアタックを行います。

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Driver: 柴 / Qualify Time: 1 min 28 sec
 現金輸送車風の柴選手のマシンです。動力はBluetooth通信を行う現行パワードアップ(PU)を使います。サイドに光っているのはバッテリーボックスのONを表すランプで、分解しなくても緑のボタンが押せるようになっています。
 予選では非常にスムーズな走り出しでした。切れ角がさすがに足りないため、S字やヘアピンなどは切り返しをしながら通過していました。しかし前進後退の切り替えやステアが非常に素早く、かなり良いペースで走っていました。曲がるときは大きなフロントバンパーを壁に当てることで、無理やり押し通す走法です。しかしホームストレートに戻る最後のS字でモーターのパワーが減少するトラブルがあり、そこでタイムロスをしてしまいます。電池が消耗してパワーダウンしたようで、バンパーをこすり付けて走る走法だと摩擦に負けて前に進まなくなる様子でした。なんとか直線でマシンを真っすぐ向けて完走となり、1分30秒を切る最高タイムでした。

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Driver: 関山 / Qualify Time: 2 min 10 sec
 趣味が大いに反映されている関山選手のクラシックなトラックです。動力は唯一のパワーファンクション(PF)で、トレインモーターを使います。PFはPUが出る前の旧規格ですが、長らくレゴのギミックを支えてきた仕組みで、今もかなり多く利用されていると思います。車体下に見えるトレインモーターは動力が2軸飛び出しており、その片方だけを後輪の駆動として利用しています。余ったもう1軸はダークグレーのラウンドプレートが被せられており、走行中は常に空転していました。
 予選の走り出しは柴選手と同じくらいスムーズでした。ただコーナーをかなり苦手としており、S字をはじめ、あらゆるコーナーで切り返しを行っていました。切れ角が小さ目なのも要因の一つとしてありますが、操作性の悪さなのか切り返し1回にかなり時間がかかり、大幅なタイムロスとなっていました。切り返しが素早かった柴選手との差が大きく開き、タイムは40秒以上の差となりました。

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Driver: ぴぃ / Qualify Time: 2 min 15 sec
 若手ビルダーぴぃ選手のマシンはモーターとバッテリーボックスがむき出しのシンプルな構造です。現行PUを使っています。
 予選では明らかにスピードが遅かったものの、トルクのあるしっかりとした走りを見せました。他のマシンと大きく違ったのはステアの切れ角がかなり大きいことで、S字とヘアピンを切り返しなしで曲がっていくのが衝撃的でした。コーナーのタイムロスがほぼないので、最高速が激おそにもかかわらずかなりスムーズな走行でした。ただ何度かドアンダーが出て、コーナーを真っすぐ進んでしまう場面があり、若干のロスがありました。片輪がポッチに乗り上げた時などに、タイヤが浮いてしまうことが原因ぽい感じでした。車体が小さすぎてサスペンションを仕込めないですし、リアヘビーでフロントが浮きやすいバランスなのだと思われます。タイムは2位の関山選手と5秒差と、スピード差をかなり埋めてきました。

本戦


 本戦は3台同時走行で、全2周となります。

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 予選タイム順でマシンがグリッドに並びます。マシンサイズが大きく、抜くのが難しそうです。

スタートダッシュは柴選手

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 スタートは予選タイム順に飛び出していきました。先頭を行く柴選手は早速関山選手を置き去りにします。さらにぴぃ選手はまだスタートラインまで到達していません。

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 背後で先頭の2台がS字を抜けていく中、ぴぃ選手は大幅に遅れていきます。

柴選手が1周目をリード

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 柴選手も急カーブは一度に曲がり切れないので、切り返していきます。このスポットが最初に苦戦したへピンでした。その間に関山選手が追い付いてきます。

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 柴選手のモーターの調子が悪くなり、このポイントで若干のロスがありました。しかしすぐに復帰してバックストレートに勢いよく入ります。トラブルがあるのもレースのうちです。

1番手柴、2番手関山のバトルは……?

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 コーナーにとにかく苦戦する関山選手、どうも運転センスが下手そうでした。車の方向を思うように変えられず、1位との差は広がり、3位との差が縮まっていきます。

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 ダートエリア辺り、再び柴選手のモーターにトラブルが発生します。少しの間マシンが停止していました。PUはモーターが熱を持って性能が低下(オーバーヒート)する性質があるらしく、その点で安定するPFとは差がありました。その間に関山選手がダートエリアに入ろうとしています。しかし関山選手のステアが下手すぎて間を詰めることができません。

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 柴選手は再び走り出すとS字もスムーズに抜けてホームストレートに戻ってきます。

1周目は柴選手が1位通過

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 柴選手が1周目を終えます。その時ぴぃ選手はちょうど反対側のバックストレートに入るところでした。

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 関山選手もホームストレートに戻ってきました。ぴぃ選手はダートに入っていきます。3台のペースがちょうど均等に離れており、どこの差もなかなか詰まらない展開になりました。

柴選手にトラブル発生

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 2周目の森の中でフロントバンパーとグリルが脱落しました。バンパーをぶつけて曲がる走行を続けていたので、2周目でそのダメージが現れてきたようです。フロントの重りが外れたことでバランスが崩れ、フロントが浮いてコーナリングに支障が出るようになってしまいました。

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 関山選手が1周目を2位通過します。そのとき1番手の柴選手はバックストレートに入るところでした。

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 ようやくぴぃ選手も1周目のホームストレートに戻ってきました。2周目の柴選手がすぐ後ろまで迫っています。

柴選手が大差で1位フィニッシュ

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 1周目のぴぃ選手と、2周目ゴールの柴選手がホームストレートで並びました。周回遅れとなぜかの接戦で、ほぼ同時にラインを通過します。これで柴選手がゴールとなり、優勝が決まりました。
 ぴぃ選手はこれから2周目に入ります。

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 もたついている関山選手を懸命に追いかけます。S字には柴選手が落としていったバンパーが転がっています。本来コーナーを一度で曲がり切れる性能があるはずですが、本戦では切り返す場面が多く見られました。こちらもPUなので、ステアのモーターが熱くなってきたか、パーツがゆるんできてタイヤが浮くようになってしまったものと思われます。

ぴぃ選手、関山選手との差は縮まらず

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 しかしぴぃ選手の最高速の遅さが仇となり、差は縮まりませんでした。2周目のホームストレートとバックストレートですれ違う2台です。

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 2位で関山選手がゴールです。ステアをセンター戻しする機能がないので、最後は蛇行しながらのフィニッシュです。他のマシンも皆同様なので、ストレートをまっすぐ走るのも結構難しいのです。

ぴぃ選手も完走を目指す

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 順位上げは叶わなかったものの、ぴぃ選手も完走を目指して最後のホームストレートにやってきます。S字のクリアは一番きれいです。

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 ぴぃ選手も3位で無事ゴールインです。これで出走3台が無事に全車完走となりました。レースとして競り合う場面はほぼありませんでしたが、非常に素晴らしい結果でした。

RCレースLPクラス リザルト


1位 柴(2 min 39 sec)
2位 関山(4 min 22 sec)
3位 ぴぃ(5 min 24sec)



 LPクラスの盛り上がりが今回一番意外なことでした。ミニフィグの町で走らせられるようなレゴRCカーを作ることは十分可能です。RCレースのレギュレーションはミニフィグなしでOKですが、今回みんな何かしらのフィグを乗せていました。レゴクラスはフィグありでも良いかもしれませんね。
 そして2周レースはレゴのマシンにとってはほとんど耐久レースのようなものです。モーターは熱くなりますし、パーツもゆるんで外れていきます。タイヤが埃を拾ってグリップ力が弱まっていくかもしれません。ピットインがなく、スタートするとマシンには触れないので信頼性の高さが重要ですね。
 またステアリングの機構も重要ですね。コーナリングは皆苦労していました。マシンの形が皆トラック系で、バッテリーなどの重量物をリアに載せているのでフロントが浮いて曲がりづらいケースが多いです。
 来年どうなるかが楽しみなレースです。
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