Ex-Loud:JDMカー勢揃いのドリフトチーム - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Ex-Loud:JDMカー勢揃いのドリフトチーム

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Team Ex-Loud

 もうすぐシルビアのコンテストが受付終了となります。私も何台かシルビア系を作ってみたところ、勢い余ってチームになったので、今回はチーム5台を一挙に紹介します。



 ツイッター(現X)の方でも書きましたが、コンテストのエントリーにおいてビルダーのコメントは重要です。現実のカーショーでいうなら、エントリー時のアピールポイントを書くのと同じことです。選考型イベントなら、カスタムのテーマや改造箇所を書くのは当然のことです。
 といってもレゴ4幅車の場合は、ちょっと勝手が変わるというのも分かります。レゴならレゴビルドする上での工夫を書くのはもちろんのこと、実車を想定した架空のストーリーを書くのもアリなのではないかと思います。なので今回はいつもと違う方向性で、それぞれの車とそのオーナーのことを紹介したいと思います。

Joe's S15 Silvia


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 ジョーはチーム"Ex-Loud"のリーダーだ。彼はチームの中でも最も車の改造に詳しく、あらゆる面でチームメンバーを引っ張っている存在だ。
 彼のカーライフの始まりは一般的なカリフォルニアの男の子と同じくハイスクールで始まっている。最初の車はなんと1968年のシェビー・ノヴァというから非常に渋い。しかし意外にも最初は車にそれほどの興味はなかったという。ノヴァは叔父がバックヤードに放置していたものを譲り受けたものだった。彼はハイスクールの中で大麻を売っており、商売道具は全てノヴァのトランクに隠していた。もちろん捕まるわけにはいかないので、ノヴァのチューニングに手を付け始めたわけである。そこから改造にのめり込むようになった彼は、しまいには大麻の密売で得た金のほとんどをノヴァのエンジンにつぎ込んでしまったというわけだ。卒業までには10リッター超えのビッグブロックを積んだモンスターマシンになっていた。
 しかし愛車ノヴァとの別れは唐突に訪れた。オフィサーが彼の家を訪問してきたときに、証拠隠滅のために自らノヴァに火を放ったのである。それからハイスクールを卒業した彼はしばらく趣味の車を持たずに過ごしていたが、ずっと憧れを持っていたS15シルビアを遂に購入する。
 このS15は愛好家である前オーナーが日本から輸入したもので、最初はシンプルスタンスな仕様に仕上げられていた。すぐさまエンジンや足回りに手を入れてドリフト仕様に作り替えられた。きれいなボディペイントもすぐに剥がして再塗装してしまったそうだ。
「もう何度も塗り替えてるけど、今のペイントにしたのはつい最近さ。Ex-Loudっていうドリフトのチームを始めるんだ」

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 というわけでシルビアコンテストの参考作例としてS15を作ってみることにしました。以前作ったときはワイドボディにしていたので、今回はナローボディのままで作ってみました。タウンフェンダーにレーサー5スポークという古から定番の組み合わせです。屋根パーツは使わずにタイルでフラットな形状にしました。4x4ウェッジ屋根は4幅車の必須パーツの一つでしたが、最近はタイル屋根の方が主流になりつつあります。ボディ造形がリアルになるにつれて、屋根パーツの特殊な形状がデザインとマッチしなくなってきたので、普通のパーツで組みたい場面が増えてきました。また今回はチームカラーを取り入れる関係で、ルーフまで塗り分けをするためにタイル屋根にしました。

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 タイルの屋根にすると、キャビンのボリュームがかなり抑えられます。クーペスタイルの車ならこちらの方が絶対にマッチしやすいです。ただしこうするとミニフィグを乗せづらくなるのですが、鬼のようにフィグを寝かせて乗せるのが最近のトレンドです。

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 ミニフィグの乗せ方です。足をかなり前に伸ばした状態で、仰向けに寝かせます。サイドエアロの取り付けの都合でハラキリはできませんでした。また通常のハンドルパーツが床に付けられなかったので、実車のようにダッシュからハンドルを生やしています。

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 ホイールはこのようにキャンバーを付けてセットしています。簡単にキャンバーを付けられるクリッパーズでも良いですが、このホイールは軸穴が貫通しているので、見栄えをよくするためにちゃんと車軸パーツを使いました。前と後ろでは車軸プレートの上下向きを変えてあります。フロントの方が大きい角度が付くようになっています。

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 テール回りはちょっとややこしい組み方になっています。なぜかというとトランクを半プレート高くしたかったからですね。ボディカラーの関係で違いが分かりづらいですが、これでS15っぽいスタイルに近くなります。テールライトはポチスロのツリ目を採用しています。

Matthew's S13 Silvia


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 マシューはジョーとはハイスクールからの友人だ。チームの中で一番クレイジーなのが彼である。面白い出来事はいつもマシューのやらかしから始まるという。
 彼も最初の車に乗ったのはハイスクール時代で、父親の1992年ダッジ・ステルス(三菱GTOの兄弟車)だった。その車は父がガレージに大事にしまい込んでいたものだったが、彼は度々それを勝手に持ち出して乗り回していた。当時から日本車に憧れが強かったマシューは、ステルスが持つ日本的なスタイリングが気に入ったのだ。こそこそと隠れながらも平和なカーライフが始まったわけだが、ついに「改造」に手を付け始めたことで彼の人生は転落を始める。
 彼はステルスをもっと格好良くしたいがために、ステルスのホイールを勝手に交換したのである。それがかなりワイドで前後でリム幅が異なるホイールだった。かなりハミタイになった改造後の姿に大満足の彼は、さっそくステルスでハイウェイを爆走し、そしてディファレンシャルが燃えて父親の大切な車を全焼させたのだった。
 幸いにも彼自身は無傷で逃れることができ、それから彼は自分のことを「神に祝福を受けた」と語った。しかし愛車を燃やされて大激怒の父親のパンチからは逃れることができず、それに関しては「必要な罰だった」と言う。しかし本当に必要だったのは、四輪駆動で前後のタイヤサイズを変えると車が壊れるというのを学ぶことだった。
 親友のジョーがS15を購入したことに刺激を受け、彼も国内の240SXをすぐさま購入した。最初は国内仕様のポップアップライトが付いたS13ノッチバックだったが、今はJDMフェイスにスワップしてご満悦だ。もちろん自分の車のことは240SXではなくシルビアと呼んでいる。サンダーで切り抜いたサンルーフもお気に入りだ。

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 S13的な車は過去に何度も作ってきているので、今回も過去作にならったスタイリングで作ってみました。今回は全体的にいうと、新しい形を作るというよりは、これまでに作り上げたスタイルをS13シルビアとして完成させることを主眼に置いています。こちらもルーフはタイル仕様で、スクエアな印象でS13らしさを出しています。黄色いタイルが足りなくて2x2のジャンパープレートを使ったので、黒の2x3タイルを取り付けてサンルーフということにしました。フロントにはタイニーターボの黄色いスポイラーを置いてエアロの派手さを出してみました。

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 S15に比べてフロントオーバーハング短めです。またリアのピラーは作らずに風防パーツを置きました。シンプルなスタイリングがS13ぽくなったと思います。

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 基本的なボディの構造はS15と同じです。ホイールのセッティングも同じにしました。

Alex's 180SX


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 アレックスもジョーやマシューと同じハイスクールの友人同士だ。日本の車が大好きな彼は日本のアニメも大好きで、マイワイフはソードアートオンラインの結城明日奈らしい。
 ハイスクール時代の愛車は今の車とは別だが、似たようなS13の240SXだった。当時から改造を始めていたその240SXは塗装こそラットなままだったが、ロールケージやエアロを装備してかなり手が入った状態だった。ハイスクールで仲良くなったジョーやマシューを乗せてドリフトをしに行くのが毎週末の遊び方で、仲間内にJDMの魅力を広めた張本人でもある。ジョーのノヴァの改造に手を貸したのも彼だが、みるみるうちにジョーの方が凄腕のカスタムビルダーになったのは驚きだったようだ。
 ハイスクールの同級生の中でもイケてる車に乗っているという自負があった彼だが、ガールフレンドからのウケはイマイチだった。フロントがバケットシートになり、リアの内装は全て剥がされて代わりにタイヤが常に鎮座しており、カーセックスに致命的に不向きだった。そのことでガールフレンドの怒りを買って破局してしまう。それからアレックスはアニメキャラのことをマイワイフと呼ぶようになったという。
 ハイスクール時代の240SXはドリフトでクラッシュしてしまい、今の車は箱替えした車だ。日本車は好きでもJDM化にはあまり興味がなかった彼だが、周りの仲間がシルビアを次々と購入した流れで、自分の240SXをOne Eightyと呼ぶようになった。とりあえず180SXのステッカーは注文済だ。
「今までのガールフレンドでストレートパイプの爆音にしかめっ面をしなかった子はいなかったよ。その点明日奈は最高だ。後は明日奈のステッカーを貼りたいと思ってるよ」

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 180SXも先行作のトレースで、真新しいことはあまりやっていません。180SXは4幅車の入門的な車として、数多くのビルダーに作られてきた車です。完成されたその形を崩すことなく、屋根はタイルでフィグ乗せしています。ただこの車に関してはルーフが全てフラットだと、それはそれでちょっと違和感があります。同じフォーマットで色々な車種を揃えるのは難しいものです。

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 ボディは本当にS13シルビアと変わりません。テールライトは真ん中部分が反射板のガーニッシュになっている想定で、赤プレートを挟んでいます。

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 裏面も全く同じですね。マフラーがちょっと斜めに出ているのがポイントです。

Lion's AE86 Levin


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 自らを百獣の王「ライオン」と名乗る彼は、チームの中では一番のニューフェイスだ。彼は他のメンバーとは違ってオールドスクールのメイトではない。彼によれば元々は日本に住んでおり、東京でニンジャトクシュ部隊に所属していたという。京都で富士山の王と呼ばれるライオンとの決闘に勝利した唯一のシノビで、それ以来自分のことをライオンと名乗るようになった。
 日本にいた頃の愛車はトヨタ2000GT、スカイラインR34 GT-R、ARTA NSXなど、名車が勢揃いだ。それらの車は赤城の別荘に今でも保管されているという。うっかりライセンスを見られたときは「ピーター」という名前が書かれているのがバレるが、それはカリフォルニアで活動するための偽名なのは言うまでもない。それ以来仲間内からはピーター・パーカー(スパイダーマンの主人公)と呼ばれ続けているが、彼はその呼び方だけは頑なに無視し続けている。
 ピーターが仲間に加わったのは、オンラインのフォーラムがきっかけだ。すでにカローラに乗り始めていたピーターは、近所でドリフトチームを始めるジョーたちにコンタクトを取り、たちまち仲間となった。話がトントン拍子に進んだのも、JDMレビン顔にフェイススワップした彼のカローラが最高にクールで、メンバーの心を鷲掴みしたからだ。しかしエンジンは国内向けEGR付きのストックでパワーがなく、シャコタンにしすぎてフェンダーとエアロがペラペラの状態で辛うじて走る見せかけドリ車だった。少しハンドルを切るだけでタイヤが干渉するので、フェンダーのビスを一部外すことで壊れるのを回避している。ちなみにチームでクルーズするときは彼だけ常にアクセル全開である。
 アニメが大好きでその点ではアレックスと話が合うようだ。マイワイフはソードアートオンラインのシオンとのこと。しかし最近はバーチャルYouTuberにもお熱らしい。
「ホシマチ・スイセイを最近よく見るよ。彼女の歌声は本当にアメイジングだね」

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 この車も以前に作ったAE86をそのままに色替えして組んだものです。ミニフィグもたぶん乗るだろうという感覚で作ってみたら、ピンク色のところがパネルにできない都合でめちゃくちゃ狭い室内になってしまいました。ミニフィグは自慢のヘアーを外した状態で辛うじて突っ込みました。

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 作りやすいノッチバックスタイルと、レビン顔を組み合わせました。アメリカだとリトラクタブルヘッドライトのみなので、レビン顔はJDMになります。他の車と同様にレーサー5スポークを使おうとしましたが、上手くセットできなかったので定番の11mmワイドホイールです。

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 傾斜したフロントフードはヒンジで斜めに取り付けています。ちなみにバンパー周りの組み方を変更したので、若干無理組みだったものがきれいに組めるようになりました。

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 フロントスポイラーの接続には悩みに悩んだ結果、クリップをプレートの裏面にハメ込む形に落ち着きました。これでリップもきっちり地面すれすれの高さにできました。

Frank's FD RX-7


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 フランクはジョーと幼い頃から付き合いのある近所の若者だった。チーム内では最年長であり、いざというときに頼れるお兄さん的存在だ。ジョーよりも3つ年上のフランクは、彼に多くの悪い遊びを教え込んだ。その中には車の改造も含まれており、ハイスクール時代のジョーのノヴァの改造に手を貸したのだった。
 ハイスクール時代から乗っていたのは1990年のフォックス・マスタングで、当時の典型的なストリートレーサー仕様に改造されていた。フードの下はフォード302ブロックで、ストリートでも9秒台をマークした。学生では考えられない金額をマスタングに費やしていた彼だが、それは自動車泥棒の仕事で得た金があったからできたことだった。
 ジョーがハイスクールに上がって共にノヴァを仕上げていったのは、フランクにとっては非常に短い夢の時間だった。自動車窃盗で捕まった彼はカリフォルニアの刑務所に2年間服役することになる。
「人生で最も無駄な時間を過ごした」とフランクは刑務所時代を振り返る。出所したとき彼は何もかも失っていた。愛車のマスタングも盗難車だったため警察に押収された。しかし若き相棒であるジョーは以前と同じように彼を受け入れてくれたのである。
 心機一転した彼は仲間内のブームに便乗してJDMカーを手に入れた。それが現在のFDだ。アメリカでは非常に珍しい車だが、これももちろん元盗難車だ。エンジンナンバーとシャーシナンバーを打ち変えるのはお手の物である。だからポリスのマークには特に気を付けなければならない。

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 これもつい最近作ったFDの色替えです。黄色の4x3ルーフを持っていたのは幸いでした。ルーフが短く、チームカラーを入れるのが少し難しかったですが、なんとか他のマシンと揃えることができました。こちらもやはり11mmワイドホイールです。他の車に比べて車体の薄さが強調されるボディスタイルを再現できました。

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 元々は黒いカーブスロープをテールライトに見立てていたのですが、リア周りのボディカラーが黒なので目立たなくなってしまいました。テールライトを赤に変えようかとも思ったのですが、雰囲気が出ることを願って黒のままです。リアウィンドウも黒パーツなのでボディとちょっと一体化してしまうのですよね。ここもそれっぽく見えるだろうと思い黒い窓のままにしてあります。リアウィングは一度は付けようと思ったものの、上手くまとまらずにウィングレスです。

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 ハラキリでしっかりフィグが収まります。4x3ルーフは意外と役に立ちます。エスプレッソフィルターにハーフペグでマフラーにしています。今回は全車マフラーを省略せずに再現しました。

Team Ex-Loud


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 車の改造は地元のカスタムショップで行っている。常に改造車が集まっているこの場所が彼らのたまり場だ。ジョーとマシュー、アレックスの3人はハイスクール時代からの親友なので、今でもよく気が合う。車も皆シルビア系なので改造のこともよく相談し合っているという。

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 ショップに出入りしている他の人間も、彼ら同様にワルが多い。看板はオートショップでも、集まるのは車だけではない。パーツ、銃、ドラッグ、そして金と、この町で必要なものが自然と集まってくる場所だ。

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 ローカルな仲間たちと集まる昼下がり、彼らにとっては絆を深め合う大切な時間である。最後にこれからのチームについてジョーに聞いてみた。
「ようやく5台が揃ったところなんだ。これからはドリフトの大会に出たいと思ってる。そのためにはピーターの86のエンジンを載せ替えないといけないんだ。それとマシューのS13もまだやることがある。」
 ドリフト活動にむけてはまだまだこれからというところだが、憧れのJDMカーに囲まれた彼らは夢に向けてきらきらと輝いていた。

※全てフィクションです
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