Yokohama Hot Rod Custom Show 2023 Part4: モデルカー&カーショー - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Yokohama Hot Rod Custom Show 2023 Part4: モデルカー&カーショー

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 HCSのレポート4回目です。今回はレゴを離れて他のモデルカーと、そして実際のカーショーを紹介します。



モデルカー


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 ムーンディスクを装着したマーキュリーにレッドスレッドです。'49~'51のマーキュリーがこのカスタムの定番ベースです。前後フードとドアを逆位置のヒンジにして、ショーカーテイストに溢れていますね。ターンテーブルでの展示でした。

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 トム・ダニエルの有名なプラモデル「Beer Wagon」を元にしたカスタムのピックアップです。アメリカ人からすると木製ベッドというのがカントリーを感じさせる要素の一つです。ディープなディッシュホイールが70年代を感じさせます。

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 日本で製作された有名車のRod Riguezの再現モデルです。この実車は2002年のHCSで発表されたもので、国内のホットロッドシーンを牽引した1台です。まるで60年代ショーロッド全盛期のようなテイストで、20年前に日本で作られたとはなかなか思えないルックスをしていますね。和服の女性を横に立たせることで、日本製ホットロッドをアピールしています。

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 空冷VWのプラモデルもありました。昨年のHCSのバナーを掲げています。オレンジはキャルルックのベースとして人気のオーバルウィンドウで、'54~'57のみ製造されたモデルです。純正風のオレンジ色、ラグトップ、そしてポルシェアロイホイールと、人気の要素を盛り込んでいます。右はオーバルよりも前の世代となるスプリットウィンドーです。こちらはEMPI BRMホイールをセットし、やはり定番の仕様として作られています。リアウィンドーにはクラブ名のレタリング入りです。

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 カスタムホットウィールを並べた展示は、80年代Vaperwave風で超クールでした。中心にはVW Drag Busと'55 Chevy Panelという人気キャストのリペイントが陣取ります。他にも人気のPurple PassionやRodger Dodgerなどもありますが、オーバーン852やデューセンバーグなどの渋いチョイスも魅力的です。

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 ドラッグレースウェイのジオラマは、素晴らしい雰囲気でした。私もレゴのレイアウトとしてドラッグレースを構想したこともありますが、実現しませんでした。並べる車が限定されてしまったり、コースに長いスペースを使うのに車を並べられる場所は少ないなど、Minifig Ridesの舞台として考えるとネックが多かったです。しかしここまで雰囲気統一した展示もいつかはやりたいですね。

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 こちらのジオラマは映画「アメリカン・グラフィティ」で有名なMel's Drive-Inです。ケーキのようなペイントのカスタムミニカーが並びます。色合いのかわいさが素晴らしいです。

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 70年代バンカスタムの雰囲気ですが、ベースとなっているのはVWバナゴンというかなり珍しい組み合わせです。アメリカのバンカスタムではVWバスがベースになることも多かったですが、その全盛時代が70年代までで終わったとすると、1979年デビューのバナゴンは時代的にミスマッチになります。だからこそのこの渾身のカスタムビルドに意味が出てくるわけですね。グリーンのラメ入りの土台でこれ1台のみの展示でした。

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 こちらは王道の中の王道、アメリカン・グラフィティの主な劇中車が勢揃いしています。多くの人にデュースという存在を知らしめた映画です。ショー展示にも関わらず後ろを向けて並べているのは、ドライブインに止めている様子を再現しているからですね。アメグラという映画の公開から50年が経過したわけですが、今年のHCSでもアメグラ由来のものが数多くあり、今でもホットロッドファンのバイブル的存在の地位を維持しています。

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 今年も大きな展示のDucktailから、ポンティアックGTOジャッジのカラフルな並びです。1969年から1972年までの各年式が揃っています。

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 たぶん1973年のマスタング・マッハ1です。ゴールドのペイントに黒のストライプが渋い格好良さです。

カーショー


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 たぶん1935年のフォード・カブリオレです。派手さを控えめにした重厚なボムスタイルが決まってますね。1934年まではホットロッドのベースとして人気がありますが、1935年からはフェンダーのデザインがボディと融合し始めるので、従来的なフェンダーを取り外す改造が似合わなくなってきます。この辺りからボムが似合う年代ですね。

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 超レトロスタイルな1932年フォード・ロードスターのホットロッドです。32年はデュースと呼ばれる年式で、ホットロッドのベースとして最も人気があり、昨年のHCSでは90周年がお祝いされました。チャネリングなしの高い車高はハイボーイと呼ばれます。

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 35年か36年のフォード4ドアセダンだと思います。グリルやヘッドライトなどかなりカスタムされているはずです。フロントを上げた車高はおそらくハイドロでしょう。ラベンダーな色合いのパンダカラーがとても良い雰囲気です。

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 こちらは今年のベストオブショーに選ばれた車です車種は1949年シェビーとのこと。ディープなカッパー色のキャンディペイント、そしてスキャロップなラインが入れられ、まさに王道的カスタムです。前からのショットだとお見せできませんが、クーペならではくびれたリアスタイルも非常に魅力的でした。

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 一転して日本車のカスタムです。ムーンアイズはアメリカ発祥、現在は日本の会社であり、ヴィンテージな日本車のカスタムはムーンアイズらしさが最もよく表れたジャンルといえるでしょう。個性的なデザインのクジラクラウンをスラムドしたカスタムです。

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 1969年シボレー・シェベルです。今風なホイールをセットしてトレンディなカスタムですね。時代的にマッスルカー全盛期で、当時のアメリカはこんなマッスルカーであふれていました。シンプルなシルバーペイントでグラマーなボディラインが浮かび上がります。

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 55年~57年のたぶんシェビー?のパネルトラックです。チョップトップで屋根が低くなっている他、テールライトやフェンダーアーチなどがカスタムされていると思われます。渋い働く車でもこんなにクールなカスタムカーになります。

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 60年代スタイルのVWビートルベースのデューンバギーです。ファイバーグラスのボディキットはメイヤーズ・マンクスが先駆者としてよく知られています。砂地を走るバギーはリアエンジンのVWの方がトラクションの点で都合がよく、ファッショナブルなボディキットの登場で爆発的ブームとなりました。VWを改造する文化の原点でもあります。

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 HCSだと新しい車は少数派です。このモダンなダッジ・チャージャーは貴重な存在でした。大きなリムと静かに個性を主張するペイントでノージャンルな世界観を構築しています。

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 デュースの1世代前となるフォード・モデルAもホットロッドの超定番車種です。レトロでありながらがっつりスラムドな車高が今っぽいスタイルです。ファイヤーウォールやラグトップが白となるのがオシャレですね。スタイリングはデュースとよく似ていますが、実は全てのボディラインが異なります。フロントグリルがシルバーとなるのがモデルAの見分け方です。

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 ハイテックテイストな2台のシェビーがミラーの上に持ち上げて展示されていました。55年~57年のシェビーは黄金時代のアメ車で最も人気があるモデルで、トライファイブシェビーと呼ばれます。左が56年、右が57年です。1年ごとにデザインを全変更する贅沢な時代でした。

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 デュースのフェートン、それも4ドアという珍しいホットロッドです。フェンダー付きで80年代スタイルのストリートロッドという雰囲気です。フェートンは4人乗りのオープンモデルを指す名前です。当時のオープンカーは今とは概念がまるで違うのでクローズ状態にはできません。幌屋根が辛うじて付きますが、サイドウィンドウはないので雨風を完全に防ぐことはできないというのがフェートンおよびロードスターです。

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 よく見かけるインテグラもこの会場の中では異質な存在に見えました。HCSにこの手の車がエントリーしてくることはかなり稀ですが、出てきたときは相当高いクオリティです。エンジンと下回りをクリーンに作り上げ、カーショーの作法に則って鏡を敷き詰めた展示をしていました。ボディは至ってシンプルなペイントで、仕上がりのクオリティのみでの勝負です。

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 こちらも割と数少ないユーロ枠です。2台の60年代ベンツのカブリオが白と黒で並んでいました。シンプルにローダウンしたスタイルは現代的なユーロクラシックのいじり方です。

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 VWのエントリーはほとんどがオーソドックスなキャルルックでしたが、こんな個性派もいました。VWをベースにフェンダーを取り外したフォルクスロッドです。この改造はレーサーであるキャルルックとは違って完全に見た目だけです。またブームも2000年頃からなので、比較的新しいトレンドです。フェンダーがなくなるとチャネリングでかなり低くできて、このようにスーパークールな見た目にすることができるんですね。ボディだけが低い位置に下がり、エンジンが元の高さに置き去りになるので、このようにエンジン飛び出しスタイルになります。ベースは1965年ですが、古いスプリットウィンドーを移植してインパクトを出しています。

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 ローライダーのベースとして人気のインパラ、その63年式です。59年から新型フレームでボディが平べったくなり、車高を下げるのに適していることからこの年代のインパラがよく使われます。60年代に入るとテールフィンが姿を消し、シンプルなボディラインとなりますが、毎年デザイン変更される流れは健在でした。フロントマスクも年式ごとに個性があります。

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 HCSにはクールなトラックも多数並びます。アメリカではアシとして身近なピックアップ、それをクールなショーカーに作り替えることに新鮮味があります。日本メーカーのピックアップもアメリカでポピュラーな存在です。トヨタ・タコマは特にアメリカでよく売れました。レギュラーキャブのシンプルなボディをピカピカに仕上げ、タイヤを浮かせて裏面まで見せるお手本のようなディスプレイです。

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 55年か56年のシェビートラックと思われます。ボディが分厚いクラシックなトラックで、さらにカントリー感あふれるステップサイドです。それをこのクリーンなカスタム、ポリッシュ(?)のホイール、ダンプするベッドと古さを感じさせない仕上がりがクールです。

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 ヘッドライトが2段にデザインされたマスクはシボレーのイメージが強いですが、グリルが1個にまとまっているのでたぶんブランド違いのGMCシエラです。クルーキャブでリアタイヤがダブルとなるデューリーで、ストックだとオフロード感の強い車です。それを着地するほどのスラムドにしてしまうのがアメリカ流のトラックカスタムです。厳ついトラックのホイールをセットしているのがワイルドです。

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 トライバルペイントが90年代感あるミニトラックです。たぶん日産D21のエクステンドキャブです。ダットサントラックと呼ばれるものです。よくダットラと呼ばれてカスタムベースとして昔から人気があります。90年代のシンプルなラインが良いですね。

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 この横からの写真を見返してインパラワゴン?かと思いましたが1960年のポンティアックとのことです。アメリカではファミリーカーとしてステーションワゴンが流行った時代がありました。この時代はテールフィンを呑み込んだキャビンのデザインがインパクトあります。

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 かなり変わり種の車、デトマソパンテーラがありました。意外性のあるオフロード仕様で、SFチックな雰囲気に強い個性を感じます。エアロディスクがサイバーパンクっぽいですね。

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 ダイハツ・ミゼットをベースに、スバル360と合体したとんでもないカスタムです。まわりの小物もユニークで、とにかく面白ければ何でもアリなスタイルを貫いたカスタムです。面白いことはどんどんやるべきですね。そういうのがカスタムというものです。

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 モーターサイクルの方もかなりの台数が並んでいてものすごい盛り上がりを感じました。バイク知識皆無なので、派手なチョッパーがやはり目につきます。レゴで作る参考にクールなカスタムバイクをたくさん見学しました。

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 カスタムバイクもホットロッドと同じでペイントに凝りますホイールやフロントフォーク、エンジン、エグゾーストとあらゆるパーツがメッキかポリッシュでピカピカです。

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 タンクとフレームとシートと、シンプルすぎる構成がクールに見せるポイントです。車のエンジンベイと同じで、余計なものを省いてスカスカ感を出すのが重要な感じがします。

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 これはかなりユニークなバイクでした。車体とタイヤがほぼ同じ高さで、とてもスタイリッシュです。



 国内でこのレベルのショーカーが見られる場所はそうそうありません。なので当日は日本だけではなく、世界からも多数のお客さんが集まります。私たちもそんな場所でレゴを広げられるのが光栄ですし、自分自身もショーを存分に楽しんでいます。またそんな場所だからお客さんも非常に濃い目を持っている人が多く、Minifig Ridesの展示に食いついてくれます。私は他にも色々なレゴのイベントに出してきましたが、どこよりもHCSのお客さんが一番良い反応をもらえます。また来年もここに出したいと思える瞬間です。
 4幅車ビルダーの皆さんは、また来年に向けて渾身のカスタムカーを作っていてください。必ずこの地でまた集まりましょう。
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