Royal Bucket:プリンセスの車を勝手にカスタム - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Royal Bucket:プリンセスの車を勝手にカスタム

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Royal Bucket

 ロンドンのビッグベンの鐘が鳴り響きます。時代は19世紀末か、それとも1970年代でしょうか。



 このブログを読んでいる人ならお察しの通り、私はアニメ大好き人間です。Minifig Ridesにもアニメ要素を取り入れていますし、痛車も作りました。しかし意外と思うかもしれませんが、私の車趣味とアニメ趣味とは結構分離した関係にあります。数多くのアメリカの車映画や、またはアメリカのモータースポーツで育ってきた私の感性では、日本のアニメを見て本当に「格好いい」と感じることは基本的にありません。大ブームになったイニシャルDも私は興味ありませんでした。
 そんな前置きですが、今回はアニメの劇中車です。作品は「プリンセス・プリンシパル」、19世紀末のイギリスを舞台にしたスチームパンクです。数あるアニメの中でも10本の指に入るお気に入りの作品ですが、例によって「クルマ」的な興味は全くありませんでした。
 ここまで「興味ない」の連続で、ブログをお読みの皆さんもオイオイという感じかと思います。今回のプロジェクトのきっかけは艦船レゴオフでした。主催のレゴンさんから次はロンドンがテーマと聞き、何かイギリスをテーマにした車を作れないかと考えました。普段作っている車だと、どうしてもアメリカンテイストになってしまいます。そこで普段とはちょっと違うところから発想を得ることにしました。それが今回のプリンセスプリンシパルの劇中車再現のプロジェクトになったわけです。

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 アニメの元の車両はこちらです。製作スタッフさんがCGモデルの画像を上げていたので製作の参考にしました。時代設定は19世紀末ということになっていますが、作中で車を活躍させたいという思惑があったらしく、車のデザインは若干時代を進めて1910年代あたりを元にしています。ガチの19世紀だとまともな自動車がまだないですからね。これは主要キャラクターである「プリンセス」が乗る車です。当時の自動車で一般的だったツーリングというボディスタイルで、4人以上乗れるオープンカーとなっています。かなりリアルなデザインなので元の実車があるんだろうと思い、グーグルで少し検索してみましたが、1910年代には似たようなツーリングカーが多くて特定できませんでした。なおスチームパンクなので、車はエンジンではなく蒸気機関で動くという設定になっています。
 というわけでこのいかにもビンテージな雰囲気の車を作ってみるわけですが、もちろんそのままの再現では終わりません。これをホットロッドにするわけです。

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 といってもボディは可能な限りストックをキープします。変えるのはタイヤです。1910年代には存在しなかった太くて小径のタイヤをセットし、1970年代のショーロッドをイメージしたテイストに作りました。60~70年代のショーロッド全盛時代にはまだ、モデルTのような(今でいう)超ビンテージカーをベースにしたカスタムが数多くありました。モデルTだとカスタムのベースとしてはありふれていたので、さらにレアなビンテージカーや馬車などをベースにしたショーロッドも数多く登場してイベントでのインパクト勝負に出ていたのです。今となってはベースが貴重になりすぎて到底真似できない所業ですが、こうして4幅車のショーロッドとして70年代までの雰囲気を再現したわけです。
 ボディの作りに関してはかなり長いホイールベース細長いフロントフードを意識しました。フロントグリルは網目プリントの2x2ラウンドタイルを配置し、ヘッドライトは手錠を使って丁度いい位置に置けました。ビンテージ感を出すディテールとしては金色のパーツを多く取り入れています。クロームメッキが一般的になる前の時代は、真鍮のパーツがよく使われていて、これが美しい金色でした。

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 カーブスロープで丸めたボディはかなり細身に見え、フェンダー部分が実質6幅になっているのに4幅車の雰囲気は出せたかなと思います。垂直なウィンドシールドは、窓ガラスをアンテナベースのスリットに差し込む手法です。スペース確保のため、ハンドルはホイール部分だけ取り外してクリップで取り付けています。シートは実車通り前後2列です。一応ミニフィグを座らせるスペースは確保していますが、あまりフィグ乗りは意識していません。座らせても体が飛び出しすぎて格好良くないと思われます。
 タイヤはホットロッド向けに定番のリアタイヤをセットします。フロントは70年代のストリートスタイルを意識して太めのタイヤをチョイスしました。

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 フロントフェンダー、サイドステップ、リアフェンダーはそれぞれが独立して中央のフレームから固定されています。リアが完全6幅で、フロントに行くにつれて幅が狭くなります。それに合わせて、中間のサイドステップはやや斜めに取り付けてあります。

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 艦船レゴオフにて、アニメでも舞台になったビッグベンの横の通りに置いてのショットです。1910年代のオリジナルであればかなり大径、かつ細身だったタイヤが、今回のショーロッドであるRoyal Bucketでは小さくて太いタイヤになっています。ボディはビンテージスタイルのまま、しかしタイヤだけで車のイメージは何もかも変わります。タイヤが小さい分ローダウンもされていますので、前から見た時の雰囲気はすでにホットロッド!という感じで満足しています。ビンテージな雰囲気とカスタムの融合が今回のポイントです。

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 今回のプロジェクトで、車と同じくらい力を入れたのがミニフィグです。アニメに登場する5人の主要キャラを再現しました。左からちせ、プリンセス、アンジェ、ドロシー、ベアトリスとなります。こういった形のミニフィグ再現は今回初めてやってみました。ブリックリンクのパーツデータベースで、大量のミニフィグパーツと睨めっこしながら、キャラに合う服装や髪形などを選定し、その中でもパーツショップで買えるものを選んで揃えたものです。髪色や細部は多少妥協していますが、それっぽい雰囲気だけは出せたかなと思います。足は普通のレッグを使うとイメージに合わなかったので、ラウンドブロックを使いました。コーンを逆向きにして足首の細さを表現したかったりもしたのですが、土台にポッチで固定する都合で今の形にしました。また髪の毛の上に帽子を被らせたかったので、帽子は接着で固定しています。後で綺麗に剥がせる接着剤は木工用ボンドが安パイです。
 それにしても今のミニフィグパーツは非常に豊富で、こだわろうと思えばどこまでもこだわって作ることができそうだと感じました。しかし1個1個のパーツはオンリーワンセットの場合も多く、特に版権ものはパーツショップでも高額になります。必要なパーツを揃えていくと簡単に1万円単位で金額が上がっていく恐ろしさがあります。

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 ディスプレイ用の可ペットは、通常の3台分のスペースを使ったものです。車とミニフィグを並べてディスプレイします。プリンセス・プリンシパルのロゴを印刷して床に貼り付けました。このロゴがポップさを排除した重厚なデザインなのでカーショーディスプレイとしてとても映えます。

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 艦船レゴオフで再現されたロンドン橋です。この場所で撮影できたのは、この車を作って最高の体験になりました。

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 アニメの中には橋の上のシーンもあり、その雰囲気を再現しました。キャラの並びは全く覚えていないので適当です。カスタムされたプリンセスの車の雰囲気を感じられる写真でお気に入りです。

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 こちらは昨年のHCSで展示した様子です。カーショーイベントなので、キャラは反対向きにして車がよく見えるように配置しました。カーショーの中でも個性的な車にできたと思います。

 思った以上に格好良く作れてしまったので、このRoyal Bucketの出来にはかなり満足しています。ただプリンセス・プリンシパルに出てくる車は、実はもっとメインで何度も登場する「ドロシーの車」があります。次はそちらを作ってみようかと考えては見たものの、いいアイディアが思い浮かばずにまだ手を付けられていません。というのもドロシーの車はこの作品のメインメカといっていい存在で、それゆえに実車をベースとしない完全オリジナルデザイン車となっています。それがあまり格好良くないのでモチベーションが上がらないというのが一番大きいです。
 しかしいつかは自分の手でクールにカスタムして、4幅のドロシーの車を披露したいですね。
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