【レゴ作品】4幅車の呪縛から解き放たれたストリートレーサー
Noroi
レゴコミック「ハイスクール・レースウォー」で制作したストリートレーサーの一つです。今から5年以上も前のことです。レゴの車の新しいスタイルを模索していた私は、まず最初にこの車を生み出しました。
2008年、私は新しいレゴコミックために、新しいレゴの車を作ることにしました。車はレゴの伝統的に則った4ポッチ幅で、その上で現代風のアレンジとカスタムを施したものにしなければなりませんでした。この車はそんな時に制作した最初の3台のうちの1つです。
新しいスタイルを作るために飛びついたのは、シティ・シリーズの新しいフェンダーです。新造形のパトカーが登場したのが2005年、黄色のフェンダーが車1台分まとまって入手できるようになったのが2007年のガソリンスタンドでした。ですから制作した当時としては、この作品の先進性はそれなりに高いものだったと思います。

レゴの新しい乗用車にフロントスポイラー、サイドエアロ、リアウィングなどを装着してストリートレーサー風に仕立てました。フロントはカーボンをイメージした黒いボンネットで、レーサー・シリーズのグラフィックシールを貼りました。ストリート感のあるポップな雰囲気にするために緑を挿し色にし、フロントグリルなどを緑色に。ヘッドライトを青色にしてみたりと、普通の車との差別化を図りました。黄色いホイールもこの車をフレッシュに見せるためのアイテムです。

車内にはニトロのボンベを置き、後ろには太いマフラーが見えています。車高を低くすることが難しく、エアロパーツで地上高を詰めているという感じです。普通の車にはないイカつさは出たと思います。サイドには「南無阿弥陀仏」と書かれた自作のグラフィックシールを貼りました。この模様は車名のNoroi(呪い)にちなんだものです。

レゴコミックのメイキングから。制作初期段階での2008年9月19日のショットです。テストのために制作した3台のうちの1台がこの車でした。シールがまだ貼られておらず、仕様が最終的なものとは少し異なっています。
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