【レゴ作品】Extreme Hill Climb:絶壁を登るオフロードジープ
Red Insanity
カーベースを使った作品の3台目はまたしてもオフロード系のテーマを選びました。作品の見せ方としてもインパクトを狙った作品です。
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ワイルドなオフロードマシンは、大きなタイヤやサスペンション、パイプフレームなどのディテールが魅力的です。しかしやはり作るからには漠然とした妄想からではなく、リアルなオフロードシーンを反映した車にしたいと思いました。そこでテーマにしたのがフォーミュラオフロードのジープです。エクストリームヒルクライムでほとんど壁のような崖を駆け上がっていく姿に衝撃を受けた私は、その勇ましい姿まで含めてレゴで作りたくなったのです。

撮影セットはタン色のみを使った崖の情景を作りました。その壁を一台のオフロードジープが駆け上がり、周囲には危険なほど接近した位置にカメラマンが集まり、決定的瞬間を捉えようとしています。地面だけのセットは茶色やグレーなどの色を混ぜずにタンだけを使うようにしました。シンプルな背景にして車そのもののシルエットがよく見えるようにしています。

ダークグレーのカーベースを使った車は非常にシンプルで簡単に作ることができました。この手の車は現物もペラペラボディですから、その雰囲気は出せたかと思います。大型のタイヤは思い切ってトレッド幅4ポッチを取って、ワイドにセットしました。タイヤはボディからはみ出すくらいの方が、4幅乗用車との整合性は取れると思います。ルーフ周りはパイプフレームっぽくするために、フェンス等を使ったものにしています。屋根の3x4プレートはミニフィグ台座です。このサイズの通常プレートは存在しませんから、3幅を作り出したいときには結構役に立つパーツですね。

後ろはテールライトもなくとても殺風景な表情です。競技のためだけに作られたストイックなマシンということですが、レゴ作品としての物足りなさは若干感じられます。ディテールは盛り込めば良いというものではありません。しかしこの車の性能をアピールするための工夫は他にもできたことがあるのではないかと、今となると少し考えています。

タイヤから吹いている砂煙は地面のタンと差別化するダークタンを使いました。本当ならもっと高い崖を登るイメージだったのですが、タン色のブロックが思いの他少なかったためにここまでしか作ることができませんでした。車はシャーシの裏面で固定し、写真では接続部分が写らないように撮影しました。

ジープのフェイスは3ポッチ幅で表現しています。レース用のため、ヘッドライトはダミーとなっています。ボディ同色の赤いホイールがお気に入りです。タイヤにはバルーンタイプを使っていますが、地面を掻くパドルタイヤにするともっと実際の雰囲気に近づくと思います。残念ながらレゴからはそのようなタイヤは出ていないのでこのチョイスとなりましたが、もしかしたらタイヤ用パーツに拘らないやり方で別の表現方法が模索できるかもしれません。

絶望的なほど急傾斜な崖を駆け上がっていくマシンは、実際のフォーミュラオフロードのものです。競技では登りきれない車や、途中でひっくり返って落下する車が続出します。気になる方は是非とも動画を検索してみることをオススメします。
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