【模型】ホットウィールに学ぶ未来的ホットロッドデザイン - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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【模型】ホットウィールに学ぶ未来的ホットロッドデザイン

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 世界で最も売れているミニカー、それがホットウィール(Hot Wheels)です。ラインナップにはアメリカのホットロッド文化を中心にあらゆるカルチャーが混在していますが、中でも特に異彩を放つのがオリジナルデザインの車たちです。ここでは実車の存在しない架空の車だけに絞って、独創的なカスタムカーデザインを学びたいと思います。




 ホットウィールが誕生したのは1968年です。バービー人形で成功を収めていたマテル社が、男の子向けにカスタムカーを基本コンセプトとするダイキャストミニカーを開発したところから始まります。いわゆるマッチ箱サイズ、日本で言うところのトミカサイズのミニカーは、50年代以降ヨーロッパでは広がっていたものでした。この流れにホットロッドスタイルを取り入れたのがホットウィールであり、たちまち大ヒットとなりました。1970年に発売となるトミカよりも一足早い成功でした。
 ミニカーとして特徴的なのは、モデルとなっている車が純正状態ではなく、激しくカスタムを施されているということです。中には原型を留めないほどにモディファイされた車もあり、さらには完全オリジナルデザインの車などもありました。現在に至るまでに様々なモデルが登場しましたが、ほぼストック状態の乗用車から、ジョークのようなオリジナルカーまで、全てが一つのラインナップに混在しているというのが今でも例の少ない独自のスタイルとなっています。ホットウィールという世界の中ではジャンルのボーダーはなく、あらゆる車が等しく格好よくなれる場なのです。

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Vulture / ヴァルチャー (2000)
 車名はハゲワシという意味があります。低く、尖ったシルエットは、攻撃的な肉食の鳥のイメージです。ルーフの高さに匹敵しそうなリアタイヤは、ハーフカウルで大きく露出しています。ボディカラーはシンプルに黒一色ですが、反対にシャーシが鮮やかなクリアオレンジのパーツとなっており、地味さとは程遠いルックスです。またエンジン部分や内装などがメッキされているところが、ホットロッド的なアプローチです。

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What-4-2 / ワット・フォー・トゥー (2004)
 V8エンジンが4基載せられたワイルドなデザインは、ミニカーならではの大胆さです。このようなV8をいくつも載せる仕様はホットウィールではよく見られます。ドライバーが乗るキャビンは古いドラッグレーサーのように後端に追いやられています。ボディはプラスチックとなっており、クリアグリーンとクリアパープルの組み合わせはまるで現実味がありません。

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Sling Shot / スリング・ショット (2002)
 スリングショットとは、ゴムで石ころを飛ばすパチンコのことです。この車はその形をイメージしてデザインされたようです。スーパーカーのコンセプトとしてショーに出展されていそうなデザインですが、堅苦しさはなくポップなアレンジがされています。ウィンドウがクリアレッドとなっており、その下にマウントされているミッドシップエンジンが妖しげに赤く照らされています。

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Silhouette II / シルエット・トゥー (1993)
 車名に付けられているIIというのは2世を表し、シルエットという車の続編モデルであることを意味します。オリジナルのシルエットは60年代に実在したとても独創的なショーロッドで、ホットウィールからも発売されていました。この二代目モデルは初代とは違い、完全なるオリジナルデザインとなっています。バブルキャビンとなるレトロフューチャーなデザインは初代から継承されています。

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Twin Mill III / ツイン・ミル・スリー (2008)
 こちらも数字付きの車名となっており、ツイン・ミルという車の3代目であることが分かります。このような血統付きのモデルは他にも多数存在しています。初代のツイン・ミルは60年代に登場しホットウィールの中でも最も有名なモデルの一つでした。実車サイズの「レプリカ」も製作されました。3代目となるこちらのモデルはオリジナルのラインを強く残しながらも、強いエッジの効いたデザインで現代的にアレンジされています。

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Spector / スペクター (2008)
 ボディがほぼ存在せず、エンジンとフレームだけの車です。この車の特徴は変形要素があることです。ボディを前後に伸ばすことができるギミック付きで、ホットウィールとしても異色の存在です。なお、写真は伸ばした状態となっています。スペクターは亡霊という意味で、エンジンやパイプなどはどこか生物的なグロテスクさを感じさせます。

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Pharodox / ファロドックス (2006)
 古代エジプトがモチーフとなったモデルで、車名はファラオからもじったものとなっています。古代エジプトはアメリカのカスタム文化ではしばしば取り入れられることのあるモチーフです。ボディの前半はクリアレッドのフラットなボディで覆われていますが、リアは大きなタイヤが露出するデザインです。このあたりのバランスは他のモデルとも共通点ですね。ホットロッドメイクのセオリーでもあります。

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Impavido 1 / インパヴィド・ワン (2008)
 明らかにランボルギーニがデザインの元となっているこちらのモデルは、オリジナルデザインとしてはパンチに欠けるかもしれません。車名はイタリアの軍艦から取られており、ランボルギーニからインスパイアされていることを暗に示すものとなっています。ドライバーのサイドが大きく開いたネオングリーンのウィンドウが独創的です。

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Open Roadster / オープン・ロードスター (2002)
 至ってシンプルな名称ですが、そのルックスは全く普通ではありません。鮮やかなグリーンにペイントされたボディは、抉れたアールとエッジの鋭いデザインで、日常に目にする自動車のデザインとは対極です。上が開放されたキャノピーの後ろには、金色にメッキされたエンジンが鎮座しています。エンジンのメッキはショーカーとしては基本的なテクニックであり、ホットウィールでも多くが取り入れています。

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Split Decision / スプリット・ディシジョン (2005)
 ボディ全体がガルウィングとなっている大胆なデザインです。ドアを開ければエンジンルームも、ラゲッジも同時にオープンするということですね。ウィング部分は全体がクリアパープルとなり、残りの車体はシルバーメッキという斬新なカラーリングです。

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Prototype-H24 / プロトタイプ・エイチ・トゥエンティフォー (2008)
 ルマンのレーシングカーをテーマにした車です。そのスタイルや、初登場時にガルフ風カラーであったことなどから、ポルシェ917Kとの関連性を挙げる声が多くありました。マットブラックにペイントされたこちらのモデルではイメージも刷新されています。丸みのあるフェンダーのラインは、70年代当時の空力ボディをイメージさせるものではありますね。フロントの大胆な開口部が独特の表情を作り出しています。

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Jet Thread 3.0 / ジェット・スレッド・スリー (2001)
 ジェット戦闘機をそのまま車にしたようなデザインです。70年代の先代モデルのコンセプトを引き継ぎ、現代的な戦闘機のイメージで完全に作り直されています。このバージョンではクリアオレンジのホイールがとても斬新です。近年のホットウィールではカラーリングのポップ化が進み、鮮やかなクリアパーツの投入が頻繁に見られます。

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Arachnorod / アラクノロッド (2000)
 車名は虫のクモを意味するアラクニド(Arachnid)から付けられています。ボディ全体がクモに取り付かれたかのようなデザインです。クモの体とエンジンが融合したような、グロテスク寸前のデザインはアメコミ的なデザインセンスが炸裂しています。紫と青とオレンジを組み合わせた主張の強いカラーリングもバランスよく収まっているのがホットウィール流です。

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Duel Fueler / デュエル・フューラー (2008)
 フロントからリアにかけて絞り込まれたボディと、極端に大きなリアタイヤがかなり大きなギャップとなる大胆なデザインの車です。フューラーという名前から、古いスタイルのドラッグレーサーをモチーフにしているのでしょうか。メタリックブルーのボディカラーに合わせて、ホイールもブルーのリムとなっています。ボディサイドには同系色のフレイムスがさりげなく入れられています。

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Firestorm / ファイヤーストーム (2005)
 うねるような炎の嵐がイメージされた車です。ボディの中核部分はスモークのキャノピーが占めていて、メタルのボディは前後のフェンダー部分にしかありません。後ろには金メッキされたタービンエンジンが搭載されています。上で紹介したジェット・スレッドと同様なカラーリングとなっているのは、どちらもヴォルケーノという火山をイメージしたシリーズでリリースされたバージョンだからです。

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Split Vision / スプリット・ヴィジョン (2007)
 2シーターのオープンカーです。ドライバーを覆うようにロールバーが付いていますが、窓ガラスはありません。シルバーメッキと黄色のツーカラー構成はクラシックなエレガントさも見受けられます。色の分割の仕方も大胆かつセンスのあるものです。丸みのあるラインと角の四角いラインが同居するユニークなデザインです。

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Jet Thread 4.0 / ジェット・スレッド・フォー (2007)
 戦闘機をモチーフにしたジェット・スレッドの4代目モデルです。この4代目ではウィングの展開ギミックが付きました。この写真は翼を展開している途中の形態です。ミニカーのパッケージの大きさは限られていますから、こうした広がるギミックは必然的に生まれたものです。クリアパープルの翼には戦闘機をイメージしたペイントがされています。

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Da'Kar / ダ・カール (2003)
 その名の通り、パリ・ダカール・ラリーの車をイメージしたオフロード・レーシングカーです。現代的よりもさらに進んで未来的なオフロードマシンのようなデザインです。サンドカラーは走る土地をイメージしたもので、オレンジ色のウィンドウが良いコントラストになっています。サイドには恐ろしいトラのプリントがされており、レースの雰囲気が強く漂ってきます。

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Flathead Fury / フラットヘッド・フューリー (2005)
 タイヤもドライバーもハーフカウルな未来的ストリートレーサーです。フェンダーハウスの天井を抜くのは、空気の溜まりを防ぐために最近のレーシングカーに取り入れられている手法ですから、これはとても先進的なデザインですね。青と黄色のカラーリングや、グラフィックなど、独特のポップさがあります。

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Rocket Fire / ロケット・ファイヤ (2008)
 宇宙レース用のスポーツカーとしてデザインされた車です。宇宙に行ってもタイヤの付いた車でレースというのが、実にアメリカンな発想です。ボディ全体はSF映画の宇宙船のようなディテールが散りばめられ、フォルムはどこか動物的なやわらかさがあります。中間部分の車高の高さがポイントです。

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16 Angels / シックスティーン・エンジェルズ (2004)
 ジャガーEタイプをモチーフにデザインされたという車です。ホットウィールではオリジナルデザインでも実在の車からインスパイアされているものが多数あります。中には一目で元ネタが分かるものもありますが、この車のように言われなければ絶対に分からないようなものまで色々です。フレイムスが実にホットロッド的です。

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Double Vision / ダブル・ヴィジョン (1998)
 二つの細長いボディが並んだデザインの車です。キャビンは右側のみで、エンジンは左側に搭載されています。エンジンは2基のV8に4個のブロワー(?)というハードなものです。確実に重量バランスが狂いますが、どのような目的の車かは不明です。サイドにはリベット風のプリントが入っており、戦闘機か船のような雰囲気でもあります。プリントされているのはマテルが保有するアニメキャラです。

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Rogue Hog / ローグ・ホグ (2007)
 未来的なパトカーとしてデザインされた車です。SF映画に出てきそうなスタイリッシュなフォルムです。露出したエンジンはメタル地のままむき出しでワイルドな印象です。フロントガラスとルーフがそのまま繋がったデザインで、屋根にはパトライトが付きます。ブラックアウトされたホイールなどもパトカーらしい雰囲気です。

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Maelstrom / メールストローム (2001)
 フロントに寄ったキャビンと、その後ろにはボディから半露出したV12エンジンが左右に配置されています。エグゾーストパイプは内部でまとめられて、リアから2本出しとなっています。このもちろん未来的であり、またどこか60年代的な雰囲気の車は私の大のお気に入りで、特に逆スラントしたクールな顔つきが最高です。

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Fast Fish / ファスト・フィッシュ (2008)
 アメリカンマッスルの現代への復活はすでに各メーカーが行っていることですが、ホットウィールでも70年代マッスルのリバイバルデザインは多く存在します。このファスト・フィッシュもまさにそんな1台です。モデルになっているのは70年バラクーダで、一目見てそのデザインの源流が分かるプロポーションとなっています。アグレッシブなエアロと、リムの大きいホイールで現代風のテイストに生まれ変わっています。

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Cabbin' Fever / キャビン・フィーバー (2000)
Speed Blaster / スピード・ブラスター (1995)
 ショーの世界ではショーカーを運ぶトラックもカスタムされていることが常であり、このホットロッド風のトラックもそんな文化の中の一つです。フロントグリルなどはクラシックな顔つきですが、全体的には現代的なテイストです。ベッドに載っているのは90年代スーパーカー風なスピード・ブラスターです。この2台は同一シリーズでリリースされたバージョンのためカラーリングが同じで、こうして組み合わせて遊ぶにはピッタリです。ちなみにどちらも同じパッケージで、同じ値段で売られています。

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Monoposto / モノポスト (2001)
 ドライバーが片側に寄ったスポーツカーです。テールライトやエアロの処理などは至って現代的で、他のオリジナルカーに比べると大人しいデザインです。白いボディには飲料水風のグラフィックが入ります。ホイールもグリーンメッキのものが使われており、全体的に白と緑のコントラストが美しいです。

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Scoopa Di Fuego / スクーパ・ディ・フューゴ (2010)
 イタリアンスーパーカーをイメージしてデザインされた車です。低いシルエットは今風のスーパーカーらしいテイストですが、この車の場合は、あまりに食い込んだコックピットのおかげでかなり現実味が薄れました。両脇に立っているエアスクープはルーフよりも高く、デザイン上のキモとなっています。濃いメタリックレッドでペイントされているため高級車という雰囲気です。

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Technetium / テクネチウム (2005)
 ボディフォルムは至って現代的なホットハッチ風のコンセプトです。ただしボディの中央でウィンドウが二つに分かれたデザインがユニークです。ウィンドウとボンネットがそのままつながったデザインも斬新ですね。またこのバージョンではクリアブルーのホイールが美しくとても印象的です。

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HW40 / エイチダブリュー・フォーティ (2008)
 2008年はホットウィールの40周年記念であり、このモデルはその名の通りの記念モデル的な存在です。ホットウィールの日系デザイナーであるジュン・イマイが手がけており、トヨタ2000GTをモデルにしているというもっぱらの噂となっています。グラマラスなフェンダーラインは60年代的で、先進的なクリアパーツとの組み合わせがとてもSFしています。

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Shadow Jet II / シャドウ・ジェット・トゥー (1994)
 初登場時のカラーは全身のシルバーメッキで、その異様さは格別でした。このバージョンでは色は赤に改められ、派手なカラーリングが施されています。角ばった面で構成されたボディは完全にタイヤを覆い隠しており、ステルス戦闘機のようです。ちなみにラリー・ウッドがデザインした初代シャドウ・ジェットとは似ても似つかないですが、戦闘機をモチーフにしている点では同じです。

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Buzz Bomb / バズ・ボム (2007)
 バズというのは英語で虫が飛ぶときのブンブンという擬音を表します。このデザインを見ても分かるとおり、虫をイメージしてデザインされており、さらに言うとミツバチがモチーフになっているようです。上に大きく開くキャノピーが特徴的で、まるで虫の羽のようです。オリジナルカーではこうしたギミックの格好よさを取り入れたものが多くあります。

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Dieselboy / ディーゼルボーイ (2006)
 クラシックな趣が強い架空のホットロッドです。ルーフまで一体型のキャノピーは未来感が漂います。一方リアの小さなスプリットウィンドウは50年代的で、描かれるドクロもどこか古風です。シャーシやエンジン部分はメッキではなくメタルむき出しで、ギンギラなショーカー仕上げというよりもシックな雰囲気に仕上がっています。

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Nerve Hammer / ナーヴ・ハンマー (2006)
 ボディからホイールまで全身クリアパーツで固められたユニークな車です。こちらもジュン・イマイによるデザインで、トヨタ2000GTをモデルにしているという話があります。上で紹介したHW40でも全く同じ逸話を紹介しましたが、確かにどちらも似たラインを持ったデザインです。車名は和訳すると「神経の金槌」という意味になりますが、これはジュン・イマイの上司であるデザイナー・ネイサン・プロックの意味不明な口癖から取ったらしいです。なのでその意味するところは誰にも分からないということです。

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Deora II / デオラ・トゥー (2000)
 そしてそのネイサン・プロックが手がけたのがこちらのデオラの2代目モデルです。デオラは60年代に実在したショーロッドで、当時にホットウィールからも発売された有名車です。こちらはその現代風アレンジとしてオリジナルデザインされたもので、後に実車版のレプリカがミニカーを元にして製作されました。ホットウィールの中でも象徴的な存在である1台です。

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Ballistik / バリスティック (2002)
 車名は弾道という意味の単語Ballisticの一字違いです。ホットロッド的なアプローチが強い他の車とは違い、こちらのボディラインはとても水平で落ち着いています。エンジン部分が露出していますが、パイピングとインテークが見える程度で、エンジンそのものにはカバーがされているようです。カラーリングもシンプルで、このままメーカーのコンセプトカーとして発表されていてもおかしくなさそうです。




 以上、軽く紹介するつもりでしたが、全部で36台一気に掲載してしまいました。全て私の以前のコレクションから選んだものです。ホットウィールの世界は奥が深く、近年のオリジナルデザインカーに的を絞ってみても、これだけでは紹介しきれません。
 オリジナルカーは一台一台がよく考えられたデザインの結晶です。またそれらは単なる子供だましではなく、真のカーガイであるデザイナーが作り出したものなのです。所々で名前を挙げましたが、ホットウィールにはラリー・ウッドなどをはじめとして有名なデザイナーが多数います。デザイナーの名前がこうして表舞台に上がり、コレクターからリスペクトされているのは非常に稀なことです。彼らがホットロッドやマッスルカー、またはエキゾチックなスーパーカーをミニカー用にデザインするのと同じように、こうしたオリジナルカーは作られています。
 純正、改造、オリジナル、言葉で言い分けることはできてもそれらの間には明確なボーダーを作ることができません。ホットウィールはその一台一台がそれぞれ異なる立ち位置にあるからです。

 またもちろん当ブログでこのような記事を書いたのは、レゴでオリジナルの車を作ってもらう上での参考にしてほしいからです。こうした車は現実にはありませんから、ミニカーを取り上げた次第です。ここから取り入れるべきエッセンスはそのボディデザインだけではなく、ホイールセッティングやカラーリング、さらにはネーミングなども含まれます。レゴ4幅車では決して真似できなそうな車が多数ありますが、そこから受ける刺激は強いものになるはずです。
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8 Comments

関山 says..."recersタイニーターボの原点?"
すごい記事です。
Racersの原点がホットホイールだったということが窺えます。

自分の自動車への嗜好とは正反対な(笑)車たちなのですが、それでもここまでデザインへのコダワリがありますと、違い世界への憧憬が励起されるってものでしょう。記事で記されてる通り、デザイナーさんたちの作家性とか、まじめにかっこ良い車を作りたい……という情熱は伝わってきます。

おそらく、そこにあるのは自動車メーカーやカスタムメーカーと同じ、カーデザインへの真摯な姿勢なのでしょうね。
レゴの4幅車の世界にもその姿勢、伝わって欲しいと私もまた願うのです。
(あとコレ見れ思うのは……鉄道の世界は真面目すぎるかも(苦笑)。ホットホイール的に自由にデザインされた鉄道車両なんて妄想しちゃいました。現実にだってシャア専用ラピートがあった位なんですからw)

あと、写真うつりが良いだけかも知れませんがアメトイにしてはクオリティも低くないことに驚かされます。貴重なコレクションであると思います。

手間はかかったと思いますが、名記事でした。
多くの方に読んで欲しいと思います。
2015.03.13 00:01 | URL | #KWOxclv. [edit]
Tamotsu says..."Re: 関山さん"
レゴじゃないのに紹介してもらってありがとうございます。
まさか取り上げられるとは思いませんでした。
レゴのタイニーターボもホットウィールからの影響はかなり受けてるように感じますね。
レーサー5スポークが出たときは、まさにホットウィールみたいなパーツだと思いました。

この辺りのオリジナルカーは実車系と比べるとどうしても人気が落ちてしまうので、トイザラスでも売れ残りの常連なんです。
実車ベースのミニカーはほとんど売り切れで、オリジナルカーだけが店のラックに残っているという状態がほとんどでした。
私はその中から自分の気に入るデザインのものを選んで集めていました。
あとこのカテゴリーでホットウィールのクオリティはピカイチですよ。
実車系の再現度の高さもトップレベルです。さすが売り上げナンバー1なだけはあります。
ただ日本ではトミカ以外のものは全てバチモンという先入観があるので、正当に評価されないことが多いです。

私にとっては現実と虚構が入り乱れるホットウィールというブランドがとてもお気に入りでした。
車マニアだから架空の車に興味なしというのは私にはあまりにつまらないことです。

思えば今の4幅車シーンもホットウィールのように懐の広いジャンルなのです。
厳密に実車を再現しようとする作品もあれば、突飛なオリジナル車もいたりして。
それが全て一つの括りとしてまとまっているのはレゴという素材がもたらす普遍性なのか、ビルダーのこだわりなのか、だからホットウィールと同じように4幅車のことも好きです。

ただレゴトレインで同じようなことが言えるかどうかは私には分かりません。
ホットウィールの存在はあくまで車という文化の中で成立しているもので、4幅車も同じですから、鉄道趣味には鉄道趣味が培ってきた文化に見合うスタイルがあるんだと思います。
2015.03.13 21:51 | URL | #dNm2mw72 [edit]
SIGEZO says..."No title"
私もミニカー好きで、主に集めてるのはトミカなのですが、
ホットウィールも気に入ったのがあるとちょいちょいつまみます。
先日、重機をカスタムしたモデルを見つけました。ホットウィールやるなぁ!ってニヤリとしました。
2015.03.14 00:04 | URL | #Rsg2O5Kw [edit]
Tamotsu says..."Re: SIGEZOさん"
私もミニカー大好きで、数年前まで重度のコレクターでしたね。
今はレゴ一本に絞るために買わないようにしています。
ホットウィールには色々な車があってとてもよいですよね。
除雪車をホットロッドにしたやつもあった気がします。
2015.03.15 16:15 | URL | #dNm2mw72 [edit]
通りすがり says...""
このような名前で突然失礼致します。もしかして数年前まで「Tamotsu Nobusawa's PORSCHE SPEZIAL HOME PAGE」を公開されていた方ですか?
2017.01.28 11:37 | URL | #- [edit]
Tamotsu says..."Re: 通りすがりさん"
はい、その通りです!
今ではミニカーコレクションは引退してしまいました。
好きではあるんですけど、無限に物が増えていくので限界を感じました。
今は実車のポルシェに乗っていてポルシェ趣味は続いています。
2017.01.30 22:43 | URL | #dNm2mw72 [edit]
通りすがり says...""
やはりそうでしたか!あのサイトはよくチェックしていて、読み物としても面白くてとても好きだったので閉鎖?というか消えてしまって残念に思っていました。HWオリジナルカーでググっていてこの記事を見つけましたが、当時から背景としてレゴのベースを多用されていたのと、御名前とミニカーに対する理解からもしや、、と思いました。
ミニカーコレクションはもう引退されたということですが、昨今ではポルシェやJDM人気が高まっていることもあってか、HWでも993GT2やUrban Outlawとコラボした934ターボRSR、356や964などオールドポルシェが増えています。レゴもレゴでSpeed Championsシリーズを展開していますが、制限の多い小さな規格の中でのめいっぱい想像力を働かせた表現への試みという点では小スケールミニカーに通じるものがありますね。
当時はポルシェ中心ということもありそういう印象がありませんでしたが、オリジナルカーのコレクションも素晴らしいと思います。Maelstromは私も特に好きな一台です。
2017.01.31 15:08 | URL | #- [edit]
Tamotsu says..."Re: 通りすがりさん"
私のサイトで楽しんでいただけたようで感想を聞けて嬉しいです。
今のHWは魅力的な車がまたたくさん出ていて、ポルシェの新車なんかも情報が入ってきたりするのですが、どうしても欲しくなってしまうので無視するようにしています。
それでも車のイベントで安く売っているのを見かけたりするので、934は一個買っちゃいました。
RWBとか最近のカルチャーの中でのポルシェもすごい好きなんで、トレンドを押さえているHWはさすがだと思います。

今は色々な車に興味があります。
HWのオリジナルカーみたいなものも大好きです。
欲しい車はレゴで作るようにしています。
2017.02.04 22:54 | URL | #dNm2mw72 [edit]

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