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【レゴ作品】古きから新しきへ。神戸を走るタクシー

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クラウン・コンフォート・タクシー、プリウス・タクシー

 時代を経るごとに街の風景は変わっていきます。古い家が取り壊され、新しいビルが建ち、新しい道路が敷かれていきます。そしてそこに走っている車もまた遷り変わっていくのです。




 このタクシーは、6月6日~7日に神戸で開催されたジャパンブリックフェストでの、サクラグの展示のために製作したものです。今年のサクラグのテーマは神戸風の町であったため、そのテーマに見合った車が絶対に必要だと思いました。イベントの様子についてはレゴトレイン・ブログのレポートをご参照ください。
【イベント】ブリックフェストの鉄道出展。その3「神戸風の街なみ」の高架駅(上)_ Legoゲージ推進機構日報~レゴトレイン・ブログ

 特定の時代の国や地域を表現するには何よりも車が大切だと考えています。特に人口が多く交通網が発達している都市部では顕著に現れます。車のデザインにはファッションほどの普遍性がなく、また建物よりも入れ替わりが早いものです。どの時代の映画でも車を見れば時代と国が分かる、指標のようなものなのです。今回は現在の神戸市という明確なテーマがあったため、私にとってはとてもやりがいのある仕事になりました。
 駅を中心としたレイアウトになることから、私はすぐにバスとタクシーが必要になると考えました。乗用車はある程度日本全国で傾向は似通っていますが、地域の特色が出る働く車たちは神戸を表すのにピッタリでした。私はグーグルのストリートビューで神戸駅を訪れ、どのようなタクシーが走っているのかを調べました。どうやら関西ではタクシーは黒一色のものが圧倒的多数であることが分かり、作る車の方向性が決まりました。

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 クラウン・コンフォートの黒タクシーが、神戸市に最もピッタリな車としてターゲットになりました。四角いデザインのセダンは旧来の4幅車デザインととても親和性が高いものです。拘りのポイントはノーマル感で、車高は高くしタイヤもノーマル風のものを選択しました。凛と立つ車高の高さはノーマルの魅力であり、私がたくさん作ってきたカスタムカーとは明確に区別しなければならないポイントでした。またタクシーという題材を間違いなく表現するためにはミニフィグが前後に2人乗れることも必須の条件でした。できればフェンダーミラーを付けたかったのですが、今回は作品を送付して他人に設営してもらうため、外れやすいパーツは極力付けないことにしました。

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 ホイールベースは8ポッチとなり若干長めですが、それでも一般的なセダンスタイルとして成立するようにバランスを取りました。またタクシーであることを示すために前後に商用ナンバープレートを付けました。緑ナンバーにはお金プリントタイルを使う方法は広く使われていますが、より堅実な雰囲気作りのために無地ダークグリーンを使いました。

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 もう一つ私がぜひとも作りたかったのがプリウスです。プリウスは現在のエコカーブームの象徴的存在であり、販売台数の面から見ても絶大な人気を誇っていることは間違いありません。この車なくして現在の日本の風景を作ることなどできないと思いました。さらに今回はそのプリウスをタクシーという形で作ることができたので、とても満足のいくものになりました。セダンタイプのクラウンは、今までの一般的なタクシーのイメージを守ったものですが、プリウスはそれとは全く異なります。全く違うが故に4幅車での作り分けも容易に可能となり、今という時代を表すためのアイコンとして使うことができたのです。

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 プリウスはクラウンよりも難産でした。ルーフラインはより低く、その代わりにウェストラインを引き上げてボディを分厚くしました。そのために2人乗りは実現できたものの、ドア開閉については諦めることになってしまいました。しかしこの車のプロポーションにはとても満足しています。

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 新旧タクシーの競演はタクシーマニアならニヤニヤ必至のはずです。ちなみに私はこの手の車のマニアというわけではありません(本当に)。しかし私は自分の好きな車だけを並べるよりも、考証の正しい車を並べて雰囲気を出す方が好みなのです。

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 クラウンには黄色バージョンも同時に製作しました。組み方は全く同一で、バンパーとサイドモールを黒にしています。黄色はタクシーとしてのイメージの強い色です。ただしタクシーっぽいからという理由で黄色を選択したわけではなく、これも神戸市で実際に走っているカラーだから採用したものです。

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 クラウンは後部ドアの開閉を可能としています。スペースの都合で前後どちらか一方のドアしか付けられず、私は後ろ側だけを開くようにしました。お客さんの乗り降りの遊びを意識してのものです。

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 ジオラマ用に10台のタクシーを用意しました。駅周辺なのでタクシーの割合も多いはずという判断から、用意した車両の半分はタクシーにしました。プリウスのタクシーはまだまだ導入率は低く、現在でも主流はクラウンです。また黄色よりも多数派の黒をたくさん用意しました。数による雰囲気作りには、現実に沿った車の割合もとても重要です。想像だけではなく事実に忠実に基づくことも、良い結果を出すための方法となるのです。
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