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【Brickshelf】潮風の中に佇むウッディワゴン

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Woody-Wagon
User: Mugen
Brickshelf Gallery - American woody wagon

 車の歴史の中には現在ではすっかり見なくなってしまった形態も数多くあります。そんな失われてしまったスタイルに趣を見出す趣味者も多いことでしょう。




 ウッディワゴンは古き良きアメ車の象徴的な存在です。木のフレームで構成されたボディは、鋼鉄にはない風合いと温かみがあります。今回の車には明確な車名は明記されていません。しかしそれはいかにも30~40年代の典型的なウッディのスタイルを模しています。

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 キャビンから後ろは木のフレームがタンと茶色で表現されています。この手のウッディを作る場合、ドアの逃げ方には頭を悩ませるところですが、こちらの表現方法は素晴らしい回答だと思いました。クリップ&バーによるヒンジ構造にタイルを貼り付けたものは、通常のドアパーツを使うよりも木製の雰囲気が出ていますね。またウッディ部分と組み合わせるボディカラーの選択も素晴らしいもので、サンドグリーンが使われています。レゴの中ではまだまだ珍しい部類のカラーですが、4幅フェンダーが出ているのが私たちにとっては救いですね。丸みのあるボンネットは作者のキャディラックでも使われていたテクニックです。ノーズの細いクラシックカーの表現として秀逸です。

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 ボディ後半は木製ですが、しっかりフェンダー部分だけスチールになっている点は重要なポイントですね。平らな4幅ボディの中にも絵画的な立体感が生まれています。後ろの窓は開閉式で、サーフボードが刺してあります。後ろにスペアタイヤが付いているのもこの年代の車には多い仕様です。

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 サーファーの足としてのウッディというのも定番的なシチュエーションです。この車では屋根と、リアゲートの両方にボードを載せています。白い背景には自然とヤシの木とビーチが見えてくるようですね。こうした背景をイメージさせてくれる見せ方は是非とも真似していきたいところです。
 この手のウッディワゴンは50年代初頭くらいまでが全盛で、今ではすっかり失われた形となりました。ウッディというもの自体は80年代や90年代でも根強く残っていましたが、木の模様のシートをボディに貼り付けているだけであったりと、伝統が形骸化したものになっていきました。なんせ本物の木をフレームにしているわけですから、そんな車が今の時代に沿わなくなるのは当然です。しかしそんな古臭いものだから魅力的に見えるということもあるのです。
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4 Comments

Mugen says..."No title"
紹介ありがとうございます。ウッディワゴンは作ってみたく思ってた題材で、ボディカラーはリリースが有ったフェンダーを活かしたく思い、サンドグリーンを選びました。この色はフェンダー以外の車用パーツだけでなくプレート等の汎用パーツも手に入れにくいですが、側面がウッディ柄なので使用パーツの種類も抑えられました。
ボンネットはキャディラックの手法が活かせられました。ドアはクリップ&バーで開閉を維持しています。
ウッディワゴンのリアにサーフボードを刺して乗せるのが定番な感じですので、今回は後ろの窓も開閉式にして、それが可能になる様にしました。屋根と合わせてサーフボード二枚あるので二人乗りにしたかったのですが、都合上できなかったのが惜しいですね。
古き良きアメ車の雰囲気が出せたのと、中々使われない色のボディカラーに出来た事に満足しています。
2015.07.30 23:15 | URL | #lda/mpjQ [edit]
レモン says..."No title"
コメントを残すのは久々です。

素晴らしい出来のウッディワゴンですね。
古い車をよく作る私も気にはなっていましたが、なかなか手が出せない車のタイプでした。
というのも、1つの材質(樹脂でできたレゴ)で“鉄”の材質と“木”の材質の2つを
表現するのが難しいと感じていたからです。

もし仮に私が作っていたら、ただ二色に塗られた古いワゴン車になっていたか、
ボディにシールがはられただけの形骸化したウッディワゴンになっていたでしょう・・・。

けれどもこの作品は上記のようには感じさせません。
4幅という厳しい制限のなかで、大胆にも思える色使いと、
ドアの存在が2つの材質を巧みに表現しているのだと思います。

あと“鉄”の材質の部分の色のチョイスが絶妙です。
40〜60年代のアメ車を表現するには、サンドグリーンはうってつけの色ですね。

一方で、サンドグリーン(他の中間色もですが)の入手難易度を考えると、
車どころか他の物を作ろうとしてもパーツが不足するか、
必要な種類のパーツが存在しない、という状況に陥ります。
その解決法として他の色と組み合わせて使用量削減やパーツを代替する、
という考え方は以前からあります。

けれども難しいテーマであろうウッディワゴンでその解決法を使われるとは・・・。
製作者様の発想と、そして実際にできた作品はとても素晴らしいです。
2015.07.31 17:04 | URL | #eAb5nx9M [edit]
Tamotsu says..."Re: Mugenさん"
私もウッディは作りたいと思っていたので衝撃的でしたよ。
完成度の高さもいつものことながらすごいです。
Buchiさんが作っていた80年代テイストのウッディとはまた大きく異なる路線でしたし。
私も作りたい欲がもくもくと沸いてきました。
2015.08.06 23:08 | URL | #dNm2mw72 [edit]
Tamotsu says..."Re: レモンさん"
茶色をちゃんと木材に見せるのって結構難しいかもしれないですね。
茶色は錆び色という解釈もありますし。
ウッディ部分がボディの半分くらいを占めるので、サンドグリーンの使用量も抑えられるというのも納得の理論です。

珍しい色を4幅車で使うのは本当にパーツとの相談で、それによって組み方自体から考えないといけませんから、
上手くカチッとはまると気持ちいいですよね。
2015.08.06 23:15 | URL | #dNm2mw72 [edit]

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