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日本の日本人による日本車のためのカー雑誌、高速有鉛

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 車好きならば愛読している雑誌の一つや二つはあってもおかしくありません。もしかしたら、これから何を読むべきか悩んでいる若きカーガイもいるかもしれません。




 車の情報を得るためにベストカーを立ち読みしているとか、カーグラを購読している、なんて言ったところでカーマニア的にはなんのアピールにもなりません。でももし「私は高速有鉛を愛読している」なんて言ったらどうでしょうか?あなたは喝采の中熱い抱擁を受けるか、さもなければ変態としてドン引きされることでしょう。
 この雑誌のジャンルをありていに言うと、国産旧車を取り扱う本です。しかしこの表紙の雰囲気からはノスタルジックヒーロー、あるいはハチマルヒーローとは異なるものを感じられます。まずは意味不明な雑誌タイトル「高速有鉛」、なんの本だかさっぱり分かりません。そして表紙にはタクシーやバスといった日本の働く車が堂々といる一方で、躍る「STANCE」「北米仕様」の文字が異様です。昭和91年という時代錯誤でナウなカースタイルを発信する雑誌、それが高速有鉛デラックスです。

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 取り上げられる車は基本的に国産旧車です。こちらは今どき珍しい1988年トヨタ・マークIIです。80年代ネオクラシックな車が注目されることは今では増えてきましたが、こちらの車は北米クレシーダ仕様に改造した只者ではない1台です。現在のトレンドであるUSDMを体現した1台ですが、その姿はそこかしこで見かけるUS仕様車とはまったく異なる「マニアック」なものです。国産セダンにカリフォルニアプレートという組み合わせが以下にもこの雑誌の方向性を示しているようです。

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 イベントレポートはカリフォルニアで行われているJCCS・ジャパニーズ・クラシック・カー・ショーの特集です。わざわざアメリカに赴いてまで日本車の写真ばかりを撮ってくるという行為は、素人目には理解不能に見えることでしょう。しかしアメリカの日本車はとても魅力的に見えます。それはビーチとヤシの木のせいか、それとも北米ディテールの違いか、とにかく格好いいのです。

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 ナウなカー用品カタログ昭和91年版というシャレのあるタイトルで、昔のオーディオカタログが紹介されています。古い車に乗るには、車を取り巻くアイテムも当時の雰囲気を出したいというのが趣旨の記事です。ホイールを当時物で、というのはごく理解しやすいですが、運転席にインストールするオーディオも当時物というのは数段上がったマニアックさです。昔のカセットはほぼ確実に壊れるので稼働状態を維持するのは大変なはずですが……。

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 こちらは国内のカリーナEDミーティングから。今の若者にはクラシックカーに見えるかもしれません。特定の世代にとってはわんさと見たことがある普通の車というイメージでしょう。いくらネオクラの注目が高くなっているとはいえ、こういった半端な年代の車を趣味の対象とするのはマニアックな部類です。それでも今から大切に車を維持するマニアが未来のビンテージカーを守ることになるのです。それを取り上げる高速有鉛は奇特な趣味をしていると思います。

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 当時の車の写真が毎号必ずそこそこの分量で掲載されています。新車時のコンディション、当時のナンバー、当時の風景、そして当時の人々と共に写る車の姿は、白黒でも輝いて見えます。またタクシー、バス、トラックといった働く車を非常にマニアックな視点から取り上げていることも特徴的です。この号では神戸市の淡いグリーンの個人タクシーの記事と、エアロバスの記事が別ページに掲載されています。

 高速有鉛はビンテージだけではない、そしてスポーツカーやレースだけではない、日常的なあらゆる国産旧車の世界を紹介してくれます。そして日本車を紹介するにはアメリカのエッセンスも当然入ってくるのです。今のUSDMブームよりも前に北米仕様の世界を紹介し、今や日本でも高く注目されているアメリカのイベントWekFestをいち早く誌面に取り上げていたのも高速有鉛でした。今号の裏表紙は、今年の5月に開催されるムーンアイズのストリートカーナショナルズのポスターになっていました。ちょっとクラシックで、ちょっと格好よくて、ちょっとアメリカっぽい、そんな雰囲気が好きなら愛読書にするのも悪くありません。
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