Hot Minifig Rides 2016 アワード発表 | 群馬レゴオフ - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. ヨンハバシャコタンヤクザ. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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Hot Minifig Rides 2016 アワード発表 | 群馬レゴオフ

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 5月4日は群馬レゴオフにて年に一度の本格的4幅車カーショーHot Minifig Ridesを開催しました。まずは今回選ばせていただいたアワードから発表します。



Best of Show
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Shelby Mustang GT500 Eleanor / Builder: jip
 今回のカーショーでのナンバーワンです。今回は全部で260台ほどのカーショーエントリーがありました。その中から1位を決めるのは難しい仕事でした。この車は決して派手ではありません。それでもこのエレノアをベストに選んだのは、ビルドの美しさがまず挙げられます。ボディラインを作り出すために高度なビルテクが使われていながら、外見からはそんなビルドの複雑さを感じさせない美しさが今回のショーの中でも一番だと思いました。またホイールベースや横幅ともに4幅車として大きくなりすぎないサイズ感であったことも、みんなの目指すべき目標として相応しい1台とする理由です。この車の詳細については過去に取り上げた記事を参照してください。

Best Custom
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Nissan 240SX / Builder: 最澄
 ベストカスタムは広く改造車の中から選ばれる賞です。一口にカスタムと言っても色々な車が考えられますが、特に現在のカーカルチャーを反映させたこちらの車が特に素晴らしいと思いました。シルビア/180SXはアメリカや国内でのJDM/USDMカルチャーの中でも定番かつ人気の車種で、今回は再現した車が多数エントリーしていたのは嬉しいことでした。常に現実のカーシーンからアイディアを取り入れることをこのイベントでは推奨しています。中でもワイドボディやカラーリングなどショーカーとして特に完成度の高い1台を選ばせていただきました。

Best Stance
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Mazda Miata / Builder: 最澄
 ベストスタンスは足回りのセッティングを重視したストリート系シャコタン車の賞です。最近の4幅車シーンでは現実のスタンスカルチャーを意識した様々なセッティングが行われており、そういった足回りの作り込みに焦点を当てて評価するために今回から追加したアワードです。シャコタン系というとタイヤを極端にハの字に曲げた鬼キャンの進化が目立ちますが、該当アワードは単純に角度の大きさを競うものではありません。このシンプルなロードスターは角度こそそれほどきつくないものの、オフセットへのこだわりが強く感じられた1台だったため、賞に選ばせていただきました。前後で角度の違うキャンバー角、回転を残したままのホイール、そしてひっくり返しても格好いい足の組み方などぜひみんなに真似して欲しい1台です。

Best Racing
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Porsche 935 / Builder: Tom
 ベストレーシングはストリートカーとは分離した純粋な競技用の車を評価するために今年から追加した賞です。ストリートカスタム系が多数を占める4幅車シーンでもこうしてレース用の車を作っているビルダーは少なからず存在しており、今回も該当する車は多く見られました。まず前提として当イベントではフィグ乗り車を優先して評価しており、ほとんどのエントリーカーもフィグ乗りとなっています。作者の車は基本的にフィグが乗らない仕様になっていて、このポルシェも同様です。しかし今回はこの車を選ぶしかないと思いました。ワイドな実車のボディを再現した5幅サイズや、カーブを使ったラインの表現、そしてモザイク的に表現されたマルティーニカラーなど、今回最も美しいレーシングカーだったと思います。

Best Hot Rod
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Builder: 最澄
 ベストホットロッドは古典的なスタイルのホットロッドを評価するためにカスタムから派生させた賞です。元々このタイプの車はエントリーが少なかったのですが、当イベント的には推奨していきたいジャンルなので今年から追加しました。レゴで作る場合は格好よく見えるバランス取りが最も重要ですが、こちらのスラムドな車はグリルより前にストレッチした前輪など特にアグレッシブなカスタムでベストにはこれしかないと思いました。ピカピカに仕上げる80年代スタイルよりも最近ではこうしたラスティーなボディのままホットロッドにする車は実際多いです。また古いスタイルの車でもエアサスで着地させてしまうセッティングがアメリカでは多いので、そうした今のトレンドも取り入れているという点も高評価でした。

Best Truck
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Builder: Lime
 ベストトラックはノーマルもカスタムも関係のないトラックの賞です。自動車の一形態の名前ですが、トラックはトラックだけで一つのカルチャーを築いているジャンルなので当イベントでも今年から追加しました。選んだのはカスタムテイストのこちらの車です。新しく出たスピードチャンピオンズの大きいフェンダーを果敢にも取り入れた意欲的な1台で、ブライトオレンジのボディも一際カスタム風の雰囲気を引き立てていました。7スポークの大型リムを丸ごと飲み込んでも破綻しないボディデザインで、ツラの合わせ方も他の車よりも高いレベルで決まっています。

Best Exotic
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Builder: Lime
 ベストエキゾチックはスーパーカーの賞です。カスタムやクラシックのカテゴリーで評価するのが難しいジャンルだったため今年から追加しました。今の4幅車シーンでは低くてワイドなスーパーカービルドが非常に盛況で、今回もボディを5幅に拡張したエキゾチックな車が多数エントリーしていました。そんな中で異彩を放っていたのがこちらのポリス仕様のスーパーカーです。テクニックパネルを使ったドアや斜めになったキャノピーなど、独特なライン作りが素晴らしいと思いました。またパトライトやポリスのシールと合わせて近未来的な雰囲気も現れており、コンセプトへのアワードと迷いました。リア周りの獰猛な造形もスーパーカーらしくて良かったです。

Best Classic
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Builder: マーフィー
 ベストクラシックはノーマルクラシックカーの賞です。前回はクラシックとしてノーマル車全般を扱いましたが、アワードの細分化に伴い、古い年代の車に対象を絞りました。定義的には70年代くらいまでのテイストであればクラシックとして扱うものとして考えました。カスタム勢が特に多いイベントですが、古い年代であればノーマルの車も多くエントリーしていました。特に良い車が多かったのですがこの車だけは別格で、ベストに選ぶならこれしかないと思いました。戦前デザインの車はホットロッドに改造されたものを除けば少数派です。4幅で作ることが非常に難しい題材だから当然ですが、それを非常に美しくまとめていることが素晴らしく、今回も唯一の存在でした。以前も紹介したことがある車ですが、今回はボートテールに改修されてのエントリーです。

Best Stock
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Honda Element / Builder: シゲ
 ベストストックはノーマル車の中でも新しい世代の車に与える賞です。やはりクラシックでは評価が古い車に集中してしまうため今回から追加しました。クラシックの対象にならない80年代以降の車を対象としました。現実でも現行のノーマル車が趣味の対象になることは少なく、4幅車シーンでも同様で現代的なノーマル車をあえて作ろうという機運は強くありません。選定には決め手に欠けて難航していましたが、ショーの後半になってこのエレメントが現れて他の選択肢は全て吹き飛んでしまいました。2000年以降の実に新しい世代の車であり、また会場のウォールマートにもよく似合っていました。クラシックとは対照的な選定となりました。

Best Concept
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Builder: シゲ
 ベストコンセプトは特殊な車に対する賞で、未来的で独創性のある車を対象にしています。他のアワードが少なからず現実の車に対する再現という趣向を含んでいることに対して、このアワードではそういった方向性は特に希薄になります。私は自由な発想で作るオリジナルのカスタムカーというジャンルも4幅車シーンで根付いてほしいと思っています。ベストに選んだこの車はそんな4幅車での新しい流れを作るきっかけになってくれるのではないかと思います。シルバー系のパーツを中心に作り上げたボディはまるで空想に思い描いたスーパーカーそのもののような姿で、レゴでならどんな物でも作れてしまうことを教えてくれます。

The Outlaw
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Builder: kimron
 ジアウトローは他とは違う特殊な賞です。パーツの改造や社外品の使用などいわゆるイリーガルビルドをしている車から選ぶという、ビルド的な観点からのジャンルとなります。イリーガルビルドというものが本流から外れるものとしながらも、スタイルの一つとして認めていくという姿勢を示すために設けたアワードです。ただ実際大胆なイリーガル車のエントリーはあまりなく、最も大きな勢力は非純正のシールを貼り付けている車です。現状では実質的に痛車向けのアワードと化しており、複数台の痛車の中から特に車とグラフィックの合わせ方が綺麗な1台を選びました。大胆な鬼キャンとかわいい女の子の絵柄とのギャップがとてもクールです。

Hopping Winner
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Builder: 最澄
 今回から実施したローライダーのホッピング競技の優勝車です。どんな方法でもいいのでホッピング可能な車を作ることがルールですが、今回はどの車もゴム動力で指で弾いて飛ばす方式でした。新しい試みでエントリーも5台と少なかったですが、特に綺麗なホッピングをしていたのはこちらの車でした。車自体もショーレベルに仕上がっており、今回のウィナーには相応しい1台です。

Drift Winner
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Builder: 最澄
 タカラトミーのドリフトパッケージナノにレゴのボディを被せた車でドリフト追走バトルを行いました。こちらも今回からの新競技でしたが、8台のエントリーがありトーナメントもそれなりに盛り上がりました。やはり決勝戦は一回戦から比べるとハイレベルな勝負となり、僅差のバトルでしたが相手のミステイクでこちらの車に軍配が上がりました。

Drag LIM Winner
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Builder: kkr
 毎回やっているドラッグレースですが、今回からはマシン持ち込みのクラスを新設し、LIM(Limited)クラスとして開催しました。細軸プルバックモーター限定ということ以外に特にルールがなかったため、ダブルモーター化するという想定外マシンの登場により圧倒的速さで優勝をさらわれました。4駆化のためにフロントモーターは上下逆に取り付けられています。

Drag IMP Winner
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Builder:
 いつもやっている全員参加の即興ビルドドラッグレースはIMP(Improvised)クラスとして名前を付けました。今回は22人というかつてない大トーナメントとなり、必然的に軽く速い車が勝つ勝負となりました。年々優勝車が軽く、車離れした形状のものになっていくのは勝負の世界の自然の摂理で非常に面白い実験結果でもあります。優勝者は作った車をそのまま持ち帰ることができるため、戦車の履帯など特定の欲しいパーツを取り付けたマシンになっています。


 今回のオフ会に参加された皆様と、カーショーへエントリーされた皆様には、当イベントにご協力いただきありがとうございました。カーショーは1回目を上回る規模と内容で開催でき、またドラッグレースなど全4競技も滞りなく進めることができました。
 Hot Minifig Ridesのカーショーは面白いアイディアやビルテクのすごさを競うものではありません。レゴのコンテストではなく、カーショーとして車を審査します。車が格好いいかどうか、そのためにビルテクが使われているかどうかを基準に、バランスがよくハイクオリティな車を選出します。また4幅車としてのサイズ感を重要視し、サイズの大きい車やフィグが乗らない車はその分造形面で有利になるのが当然のため、その点を常に考慮します。手数の多さやすごいビルテクが使われていることが格好いい車を生み出すわけではありません。目立つだけの車や、ユニークなだけの車にアワードを与えることがないように、選定においては慎重に考えました。
 カーショーアワードは前回の4個から大幅に増やして11個となりました。チャンスは増えましたが、結果は複数受賞する方が出たため7名のビルダーだけがアワード獲得という結果でした。本当ならば一人の人間に複数の賞を与えることは避けたかったのですが、これは最高の1台を選ぶということに徹して考えた結果です。みんなの目標や参考にするために相応しい車を選んだつもりです。しかし今回は他にもアワードを取ってもおかしくない車がたくさんありました。アワード設定の不備も浮かび上がってきたため、次回はさらに多くのチャンスを用意すべきだと考えています。

 今回「ダメ」な車は1台もありませんでした。どの車も真面目に取り組んで作られていることが伝わってきました。当イベントにはエントリー車の規定は一切ありません。出したいと思う「物体」であればどんなものでもエントリー可能です。なぜなら車の最低点を決める足切りの規定には一切興味がないからです。Hot Minifig Ridesは最高の車を決めるイベントです。そのためには自分で最高だと思う車をエントリーしてほしいと願っています。



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4 Comments

jip says..."大変お疲れ様でした"
今年は作品送付という形で、皆さんと一緒に参加することができました。
主催のTamotsuさんには大変お世話になりました。段取りや会場の設営などお疲れ様でございました。
現地にこそいけませんでしたが、遠く離れた地でイベントを楽しむことができました!!!

また、今年のベストアワードに私のエレノアを選んでいただき、本当にありがとうございました。
昨年の入賞者といった猛者たちをはじめ、大勢の方々の作品から拙作が選ばれるなんて思いもしませんでした。身に余るお言葉までいただき、なんだか恥ずかしい気もしますw
床抜きというイレギュラーな方法を用いて、見てくれた人に実車に似ている言われるような作品を目標に作ってきました。床こそ抜けど、他は絶対に妥協しないことをモットーにしてきましたので、その部分が少しでも伝わったのなら幸いです。

ツイッターのTLで様子を追いかけていましたが、参加台数の多さには圧巻されましたし、4幅車というジャンルが、日本で確実に根付いている証拠であるように感じました。
Tamotsuさんの活動の影響力がいかに大きいかを感じたオフ会であったように感じます。
2016.05.05 22:24 | URL | #gToLfGw6 [edit]
Mugen says...""
主催のTamotsuさん、参加された皆様おつかれさまでした。
Best of Showのjipさんおめでとうございます!賞を獲得された皆様の車はまさに「格好良い」車ばかりだと思います。
ドラッグレースの優勝マシンはレギュレーションの隙を突いている辺りが実際のモータースポーツさながらですね。

ショーとしても規模も内容も濃密で、4幅車の勢いを感じられました。
自分の分も今回もお世話になりました。素晴らしいイベントに参加でき良かったです。

2016.05.07 02:30 | URL | #lda/mpjQ [edit]
Tamotsu says..."Re: jipさん"
こんかいはご参加ありがとうございました。
そして素晴らしい車にトロフィーを贈れたことに感謝します。
妥協しない車作りがとてもよかったと思います。
というわけでアワード受賞者としてぜひとも自慢してくださいね。

明らかに去年よりも4幅車ビルダーが増えていると思います。
来年はもっと増えるかもしれませんね。
史上初の二連覇を狙ってください!
2016.05.10 23:11 | URL | #dNm2mw72 [edit]
Tamotsu says..."Re: Mugenさん"
こんかいはご参加ありがとうございました。
Mugenさんも素晴らしい車の数々だったので、追々紹介していきたいと思います。
他の人とは違う車が多く、イベントの多様性の拡大に貢献していただきました。

ドラッグレースも今後どう進化していくのか気になるところですねぇ。
他の競技と違って明確に勝ち負けが分かれますから。
また来年もよろしくお願いします。
2016.05.10 23:18 | URL | #dNm2mw72 [edit]

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