Ride My Civic:タイプRの血統 | JAM
Civic Type R Euro / Builder: さくりん
最初はただの小さなハッチバック車であったシビックは今や大きなブランドに成長しました。特にタイプRはスポーティなホンダのイメージつくりに貢献しています。
EKやEG型のシビックは今でもカスタムのベース車として高い人気があります。一方でそれ以降の新しい型にはスポットが当てられる機会が少ない気がします。しかし古いシビックの個体数減少と共に市場価格が上がっていく状況は避けることができず、いずれは注目されるときが来るのではないかと思います。この車はFN2型のタイプRで、2012年まで存在した非常に新しい型です。この型のシビックは元々ヨーロッパ専用車種でしたが、タイプR仕様のみ日本でも販売されました。そのため名前には「EURO」が付けられています。また生産はイギリスで行われるという、日本車でありながらヨーロッパの香りが漂う車です。
シティフェンダーとカーベースを使ったいたって現代的な4幅車ビルドです。スポーティなスタイルを再現しながらも足回りと車高は控えめなセッティングで、純正ルックをイメージさせます。カラーリングはチャンピオンシップホワイトを再現して白が選ばれ、ホイールも合わせて白のメッシュとなっています。カーベースも白を使っているので全体としてとてもクリーンに仕上がっています。フロントグリルには赤い1x1タイルが先端に付けられ、タイプR専用の赤いエンブレムを表現しています。逆三角形となるフォグの表現が素晴らしいです。
ルーフがスラントした先にはリアスポイラーが備わります。そしてプチスロをひっくり返したテールライトがFN2の表情を表す素晴らしいピースになっています。反転方法は丸クリップとバーを使っているようですね。ボディの分厚さも上手く表現されていて、リアビューはとてもシビックを感じさせるものになっています。
写真はJAMの設営日に撮影したものです。ビルダーは実際にこのタイプRユーロを所有しており、当日もその車で会場まで乗り付けていました。ですから4幅車のテーマとしてこの車を選んだのもごく自然ななりゆきだったのです。ここでもまた現実のカーライフとの良い共存を見せてもらうことができました。
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