DUB:黄金のビッグリム
Gold Rings
今回の車はDUBです!それはラグジュアリーの極みです。この流れは4幅車ビルドの世界にも今後押し寄せてくるでしょう。
DUBというのは20インチまたは22インチの大径ホイールを指す言葉です。アメリカのカスタムシーンではラグジュアリー系の進化の形としてとにかくホイールを大径化していく傾向が見られます。DUBマガジンという専門誌が発行されており、そこがDUBショーを開催するなどシーンの中心的存在になっているようです。とにかくこのやりすぎたカスタムをぜひ4幅車シーンにも取り入れたいと思ったのが今回の車を作った動機でした。以前はセダンボディのドンクを作ったことがあり、今回はもっと現代的なSUVをベースにしてみました。
もちろん一番のポイントは超大径のホイールです。また超低扁平タイヤとの組み合わせが絶対なので、タイヤが薄く見えるようなセッティングにしました。ただレゴのタイヤにはDUB向けな低扁平なんかありませんから、普通のタイヤにホイールカバーを合わせて薄いタイヤに見せているだけです。見た目の効果には満足しています。9スポークのホイールカバーは24mm径で、4幅車としてはかなり大きめです。まさにDUBなカスタムになりました。
足元のセッティングから先に決まったので、金色のリムに合わせたボディカラーを考えました。黄色を主体にブライトオレンジを加えることでボディカラーがグラデーションを描き、金色のように深みのあるボディになりました。SUV的な厚みのある車体で、ミニドールを乗せるにも余裕のあるデザインです。できればハンドルも合わせてドレスアップしたかったところです。
タイヤの仕組みはこんなっています。大小二つのタイヤを組み合わせて、ホイールカバーを被せています。車体との接続はホイールカバーのシャフト穴を使っています。ちなみに短い方のシティフェンダーにぴったりフィットします。
大きい車の割りにドール一人乗りなのですが、リアにはペットの小動物を乗せることができます。ハートレイクシティではペットを飼っている女の子が多いらしいので、ペットも一緒に快適な移動を行えるようにしたわけです。広い窓からの眺めも良いはずです。
派手な生活を送るハートレイクの人々にはやっぱり車のラグジュアリー感も必要なのではないかと思います。綺麗な庭付きの家にきらきらしたファッションといえば、そのライフスタイルに見合った車が必要です。きっと彼女はカーマニアではなく、小さなペットに愛情を注ぐ普通の女の子なのでしょう。この車はそんな彼女自身を表した1台です。
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