The Phantom:ストリームライナーの幻影 - 4-Wide Lego Cars Blog - レゴ4幅車ブログ

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I said Legal Lol. ヨンハバシャコタンヤクザ. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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The Phantom:ストリームライナーの幻影

phantomcoupe_1.jpg

Builder: マーフィー

 クラシックな車の中には芸術品のようだと評価される場合があります。例えばこんな車が戦前に存在していたとしたら、芸術と評価されることでしょう。



 この車はベースとなる特定の車種はないと思われます。もしかしたらイメージの元となった車はいくつかあるかもしれません。とにかくこの車が想像するのは、自動車が高級品だった戦前のヨーロッパです。1930年代に流行った流線型(ストリームライナー)デザインを、このビルダーなりに解釈してレゴとして構築されたのがこの車です。ビルダーは今回のHot Minifig Ridesで2年連続のベスト・クラシックを獲得した実力者です。この車は今年のショーのために作られたもので、1月に大黒で見せてもらったときよりもさらに進化を遂げていました。彼はレゴ作品製作においてかなり冷静な目を持っているようで、一つの車をいじり倒してもバランスを見失うことなくきれいに仕上げてきます。そのため改良するごとに車が良くなっているのを強く感じます。

phantomcoupe_2.jpg

 フロント部分の大胆なパーツの組み合わせが最大のポイントです。この車自体もフロント部分から先に製作されたようです。フロントにはホットロッドのグリルを置き、そこからカーブスロープを上手くつなげて、美しいラインのボンネットを形成しています。ボリュームのあるフェンダーは、スロープとアーチカーブです。フロント部分が丸ごと斜めに傾けて構成されているのが分かります。部品の組み合わせを見つけて、それを上手く形にするビルテクはかなり高度なものといえると思います。シルバーの台座のあるヘッドライトは丁度斜め上を向いて、グリルの角度とも合っています。フロントウィンドウは1x2タイルをクリップで掴んで斜めに取り付けられています。スプリットウィンドウとなっていることも、戦前風のテイストです。

phantomcoupe_3.jpg

 長いフロントノーズに対して、キャビンは低く非常に窮屈です。現在の乗用車デザインから考えれば無駄なようですが、だからこそそこに美しさやロマンを感じてしまいます。リアフェンダーもアーチカーブをななめに配置し、そのまま斜めのピラーとなってルーフとつながっています。三角形の隙間もグリップハンドルのパーツできれいに埋められています。この車はかなり深くパーツと会話して作り込まれていることは間違いありません。完全な4幅でクラシックカーを作るというコンセプトは、奥に見えている前年のアワードカーと同様です。しかしアワードを獲得したのはこの車ではありませんでした。現時点でも完成度は高いですが、まだ発展する可能性を私は感じています。

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