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レゴ4幅車全史~1968:4幅車夜明け前

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 過去のレゴ製品を振り返って、4幅車の歴史を明らかにしていくコーナーをはじめてみました。ソースはブリックセット他主要なレゴデータベースサイトを基にします。



 歴史の勉強が嫌いな人はたくさんいるかと思いますが、何事においても歴史を知り、守っていくことは大切です。歴史の積み重ねがなければ、自動車が現在のような進化を遂げることはありえませんし、人間が高度な社会を築くこともなく、そしてレゴという製品も生まれず、今でも石のお金でマンモスの肉を買っていたことでしょう。いつまでも原始人のままではいたくないですよね?私も力が弱いので石のお金は持ち歩きたくありません。さてそれでは人間に進化したい方のみここから読み進めてみてください。

レゴ黎明期

 ブリックセットのデータベースによると、最初のセットは1949年に登録されています。昔のレゴは今よりもずっと小さな会社で当時の資料も限られており、ブリックセットにもその画像はありません。ただ現在のレゴブロックの始祖にあたるブロック製品がこの頃に初めて作られたようです。現在まで共通規格となっているブロックの寸法もこの時に生まれているということです。

HOスケールミニカー

 50年代の製品を振り返ってみると、レゴブロックが元々どんなものだったのかがなんとなく伝わってきます。

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 こちらに紹介するのは1956年のセットとして登録されているものです。これが当時のレゴのベーシックなセットだそうで、ちょっとした町並みを作ることができるもののようです。写真が不鮮明ですが、よく見ると建物の屋根などにレゴブロック特有の丸いポッチが見えますね。この当時からレゴは今と同じ形をしていました。しかしこの当時のレゴの町で現在と大きく異なっていたのは、車がブロックではなくミニカーであったということです。

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 こちらは1958年のガソリンスタンドのセットです。建物はブロックで作られていますが、看板やガスポンプは専用造形のパーツとなっています。また今でいうポッチの付いたベースプレートもなかったようで、それぞれ専用のプレイマットみたいなものが付いていたようです。そして車はHOスケール、すなわち1/87スケールのミニカーとなっていました。ブロックはあくまで建材というのが最初のレゴのコンセプトだったようで、今のように車も木も全てブロックパーツの組み合わせで作るという発想はこの当時にはありませんでした。

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 1964年になってもHOミニカーはまだ現役です。こちらは非常に多くのセットで見られるHOミニカー用のガレージのセットです。ブロックの規格自体は今と同じですが、今では見られないタイプの小さな窓やドアのパーツが使われています。ミニフィグ登場前の家のセットでは、このタイプの窓が使われていました。また後ろに見えている木もこの時代特有のものです。車はフォルクスワーゲンやメルセデスベンツなど、実在の欧州車がラインナップされており、実在のメーカー名がプリントされたブロックもありました。HOスケールミニカーの時代は50年代から60年代後半頃まで続いたようです。

6幅車の時代

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 しかしブロックで作る車というのも最初期の頃から存在していました。こちらは1958年の窓・ドアパーツセットのパッケージですが、写真にはタイヤの部品を使って作られた車が写っています。この時代からブロックと組み合わせ可能なタイヤパーツがリリースされていたということになります。タイヤの色が白いというところに本当に時代を感じますね。

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 1963年、ブロックで組まれた6幅のトラックのセットです。この時代は金属車軸で固定する4ポッチディスクのホイールが使われています。先に紹介したHOミニカーとは明らかにスケール違いの製品ですが、どちらも同時期にラインナップされていました。ブロックで作るレゴの車は、最初は6幅が主流でした。

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 同じく1963年、これが最古の4幅車?製品の方向性としては先ほどの6幅トラックと同じものです。タイヤが完全にボディサイドに出ているので、後に登場する4幅車とはスケール感がだいぶ異なります。ヘッドライトブロックの旧タイプが使われていますね。

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 1967年、6幅トラックのラインナップが新しくなります。今でいう1x3の車ドア的なパーツが登場します。ただしこのドアパーツは3ブロックの高さがあり、上1ブロック分は透明な窓となっています。今では使われていないパーツです。トレーラーと連結するターンテーブルが採用され、さらに屋根の上の赤いブロックでステアを動かすことができるという遊びの広がった製品でした。

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 1968年辺りからまた車に変化が表れます。タイヤが黒くなりました。そして4ポッチディスクとは異なる、デザイン性の高いスポークホイールが使われています。ボンネットサイドに開いている穴は、ホイールの金属車軸を挿すためのものです。ホイール取り付け穴のある2x4ブロックをボディ造形にも使用しているわけです。ちなみにジープという商標が何気なく使用されていますが、ライセンスは取っていたのでしょうか?



 さてここまでで1968年、4幅車が製品に登場する前までの歴史を簡単に追ってみました。パッケージの写真はさすがに時代を感じますが、ブロックのポッチを見ると私たちが慣れ親しんだレゴと同じだと分かるので安心しますね。もしこの時代のレゴを今も持っているとしたら、全て現在のレゴと組み合わせ可能です。おかげで歴史と伝統を守り続けてきたレゴの製品は今なおその価値を失うことはありません。
 次回は1969年から、初めて4幅車が登場します。ここからはもう少し短い期間に区切ってご紹介していきたいと思います。
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