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I said Legal Lol. Rail Plate Runner. Welcome to Minifig Rides car show. This is how we build....4WLC!
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レゴ4幅車全史1970:ダブルタイヤ、牽引、ロードプレート

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 4幅車全史、今回は1970年です。4幅車にまつわる色々なアイテムが登場していきます。



 前年にミニホイールが導入されたことにより、レゴランドにも4幅車がついに登場しました。本年も引き続き4幅車のラインナップが展開されていきます。

単品セット

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 ブリックセットによると、この年には単品の車のセットがいくつも登録されています。トラック系の車も多いのですが、乗用車系で特に注目なのがこちらのクラシックカーです。小さいながらもプレートで表現されたフェンダーや、マカロニカーブを使ったボンネットの絞り込みなど、2年目にして4幅車のデザイン性が高く感じられる1台です。四角い箱にタイヤを付けただけのオマケ的存在ではなく、4幅車自体が立派なレゴ作品になりえるということに、レゴ社のデザイナーは早くも気づいていたようです。またこのセットで注目なのはヘッドライトにクリアパーツが使われているということです。またポッチの間にプレートを挟むというビルテクが公式に存在したことを証明する一品でもあります。ちなみにクリアの1x1プレートは後年にヘッドライトとして多様されるようになりますが、この時代ではかなり稀な存在です。

牽引パーツ

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 こちらのセットはもっとシンプルですが、これがこの時代の標準的な4幅車の形といえます。フロントフェイスは前年に引き続きプリントで表現されています。牽引式のキャンパーがヨーロッパ的で、ルーフが塗り分けられているデザインにも時代を感じます。ボール式の牽引パーツがこの年に初登場となりました。カップ形状のソケットにはめ込むことで前後の車が接続されますが、抵抗なしで自由に動かすことができます。この牽引ボールは後にミクセル(2014年)で登場した小型のボールジョイントと基本的に同一の規格となっています。牽引ボール自体も現在の車のセットで使用されていますね。

ダブルタイヤ

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 昔のレゴのガソリンスタンドといえば決まってシェルが使われていました。黄色と赤のカラーリングがいかにもビンテージな風合いです。グレーのトレーラースタンドが見えていますが、このトレーラーのベースが一体の専用パーツとなっており、この年に初登場となっています。またトラック側の黄色いベースも上向きにピンが立っている専用パーツです。まあトラックの部品には興味ない人が多いでしょうけど、このセットでご紹介したいのはダブルタイヤです。

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 ミニホイール登場の翌年に追加されたのがこのダブルタイヤです。ナロータイヤを二つ並べたような形状ですが一体のタイヤになっており、ホイールも当然ながらワイド幅になっています。ナロータイヤは2017年の今も現行品ですが、このダブルタイヤは1970~1976年までしか存在しない消えた規格となっています。

ロードプレート

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 車で遊ぶためのロードプレートが登場します。しかしその形は現在見慣れているような直線や十字路ではなく、なぜかくねくねと曲がっています。当時のヨーロッパを考えると、真っ直ぐな道路で区切られた都市部よりも、道が曲がりくねった田舎をモチーフにする方が身近で遊びの需要があると考えていたのでしょうか。この時代のレゴは家や農場などがテーマのセットが多く、ステレオタイプにイメージされる古き良きヨーロッパのおもちゃの雰囲気が強く感じられます。このベースプレートは50x50というサイズですが、一見割り切りやすい数字に見えるものの、現在のベースプレート標準サイズが32x32、そして大判サイズが48x48であることを考えるとなんとも中途半端な大きさです。レゴタウンもまだまだ発展途上であったことがうかがえます。

HOミニカーとの共存

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 レゴ黎明期からレゴの町を彩ってきたHOミニカーは、4幅車の登場によって駆逐されていきました。しかしその過渡期にはミニホイールを使った4幅車と、HOミニカーが共存したセットもあったようです。このキャリアカーのセットは、共存の道を模索した迷いの時代の製品のように思えます。20年近くにも渡ってHOミニカーを供給し続けていたわけですから、それを捨て去る決断はなかなか難しかったのではないかと、勝手ながらに想像してしまいました。しかし新しいステップに進むには、古いものを捨てることも必要です。



 4幅車登場から2年目の製品を追ってみました。早くも4幅車は確実な進歩の道を進んでいたことがわかりましたね。今もある部品や、もう見なくなった部品など、過去を振り返ってみるとレゴがどのように取捨選択してきたかがなんとなく見えてきます。さてここから先のネタバレをしますと、70年代前半の4幅車はだいたいここで紹介したような姿のまま続いていきます。さすがにそんなにしょっちゅうフォーマットが変わってしまっては、買う方もついていけませんし。しかし来るべき変革は確実に迫ってきていました。4幅車全史は引き続き1年ごとに製品を紹介していきたいと思います。
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