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レゴ4幅車全史1971:発展するレゴランド

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 レゴ4幅車全史、1971年です。混沌としたレゴランドに、かすかな道筋が見え始めてきた時代です。



 4幅車の新商品が多数追加され、一つのフォーマットとして確固たるものになりました。多彩な車両を作るための特殊パーツも続々と追加されていきます。といっても多くはトラック用の部品です。

レゴランド

 ブリックセットによると、1969年の4幅車登場と同時に、レゴランドというシリーズが始まっています。ミニフィグはないものの、ブロックで普通の町並みを作るという、今でいうところのレゴシティに相当する中核のシリーズです。そして1971年からパッケージなどでレゴランドの名称が前面に押し出されるようになりました。これまで漠然と様々な形態の製品が展開されていたレゴですが、ここにきて一つの世界観の元にレゴの町を作っていくという方向性が明確に打ち出された形となります。

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 4幅の乗用車やトラックのデザインは前年までを基本的に踏襲しています。前年登場したトレーラーの基礎部品はこの年に早速リニューアルされ、車を積み下ろしするためのランプが後ろに付くようになりました。またパワーショベルのバケットが新パーツとして登場し、4幅の遊べる重機車両が充実していきます。乗用車系の車よりも、トラックのような働く車が多数ラインナップされています。またこの年からの特徴としてレゴランドのロゴがプリントされたブロックが様々なセットに使われるようになりました。

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 ミニホイールを使った4幅車の3台セットです。内容はレッカー車、ジープ、クラシックカーとなっています。プレートの積み重ねによって、それぞれの車の造形を表現しようという努力が見られます。クラシックカーは、前年に登場したものでは付いていたクリアパーツのヘッドライトがなくなっています。ディテールとしては退化しているとも捉えられますが、小さな子供向けにモデルのクオリティを適正化したと考える方が妥当でしょう。

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 こちらはキャンパーのセットで、一体型のものと牽引式の2種類が入っています。キャンパーの窓には単なるクリアパーツではなく、家に使う窓枠付きのパーツが使われています。非常にシンプルなモデルですが、赤い車のリアトランク部分に1プレート分の段差がつけられていたりする点を見ると、制約の中でデザインされていることが分かります。

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 以前からレゴでは種類ごとのパーツセットが多数リリースされていました。こちらは車用のパーツセットで、4幅車用のミニホイールや、6幅車向けの大きいホイールが入っています。トラックの後ろに使うドアや、ダンプに使うヒンジなんかも車部品として扱われていたようです。この箱絵で興味深いのは金属車軸が黒のブロックから外されていること、タイヤがホイールから外されていることです。実際のパッケージがどのようになっていたかは不明ですが、昔のレゴのタイヤは基本的にホイールとセットされた状態で始めから箱に入っており、手で外すのが困難なほど固いものでした。ただし接着されているわけではないので、力を込めればこのようにタイヤを外すことは可能であったと思われます。そして車軸が外れているのも不可解ですが、通常は軸を完全に輪で囲むように成型されているため、破壊しない限りはこのように外すことはできません。しかし写真では軸のはめ込みが開いており、取り外し可能なようになっています。まあこのような形のバリエーションも当時はあったのかもしれません。

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 こちらは4幅車の単品セットでタクシーです。サイドの文字はプリントで、このプリントブロックは該当セットのみでリリースされた部品となります。タクシーですが、この当時もちろん人を乗せたりするギミックはありません。この時代の4幅車はミニカーの代わりだったのです。ちなみにセットの総パーツ数は14となり、現在の4幅車の基準からするとかなり少ない部品点数です。



 1971年は乗用車系のモデルでは大きな進歩はありませんでした。ちなみにこの頃のレゴはレゴランドの他に、基本ブロックだけのベーシックセットと、ホームメーカーという部屋のインテリアを作るセット、鉄道模型のトレイン、電動モーター、6幅のトラック等、色々なシリーズがそれぞれ別個に存在していました。スケール感もまちまちで、それぞれ合わせて遊ぶことは想定していなかったようです。まあレゴ社も色々な商品を出すところまでは考えていても、そこから先のレゴの町の発展までは考えが及んでいなかったのでしょう。一応基本ブロックさえあれば、自分で好きなものを好きなサイズで作ることはできるんですけどね。しかしひたすら自由度だけが開放されたブロックの世界では文化は育ちません。次回1972年はまたレゴランドの4幅車が一歩前に進みます。
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