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DUBって何だろう?アメリカ最大のドレスアップカーショー

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 今回実車カテゴリーで紹介するのはDUB(ダブ)というカーカスタムです。日本では知られることの少ないアメリカ独自のカルチャーについて迫ってみましょう。



 車趣味の文化が超発達しているアメリカでは、世界から注目を集めるカーショーイベントがたくさん行われています。ホームページを見ると一番最初に上の画像が表示されており、「国内で最大のカスタムカーショーツアー」と銘打たれています。ぶっちゃけどのイベントも「うちが一番デカい」みたいなことを謳っているので、景気のいい煽り文句程度に受け止めた方が無難ですが、最大級に大きくて影響力のあるイベントなのは間違いないでしょう。アメリカのイベントでもスタンスネイションなんかは日本でも開催されて大盛況ですが、このDUBショーは日本の車趣味の視点から見るとかなり独特というか、とにかくアメリカンな感じです。
 DUBというのは単語のDoubleから変化した言葉で、20インチのホイールのことを指すそうです。ホイールの大径化が進んでいるのは自動車全般にいえる傾向ですが、DUBというカスタムでは特にホイールを大きくします。20インチ以上の大径ホイールを装着したカスタムのことをDUBという風に呼ぶわけです。アメリカではこのジャンルを取り扱った雑誌のDUBマガジンが発行され、そこからDUBショーというイベントが開催されています。
 今回は公式サイトに上がっている2017年アナハイム(カリフォルニア)の様子の写真から、DUBとはどういう車なのかを見ていきます。


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 DUBを最も象徴するのがこちらのドンクというスタイルの車です。見たこともないような大径ホイールを装着し、車高を上げたカスタムです。ベースは70年代後半以降から現在までのセダンやSUVなんかが多いように見受けられます。ホイールサイズは20インチどころか30インチを超える車もあります。無用にホイールを大きくしてしまうのは、ヒップホップアーティストがやたらと大きいネックレスを下げているのと似たような雰囲気を感じますが、ある種の貧困層が憧れるタイプの文化では自らの富を物の大きさで表すのが流行るのかもしれません。見栄を張るのは大切です。特に高級車がベースではないというのもポイントですね。また東海岸の方ではローダウン車の取り締まりが厳しく、結果的に車高を上げる改造が流行ったという話も何かで読んだ気がします。サウススタイルやマイアミスタイルとも呼ばれており、東海岸から生まれた形なんですね。

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 さらに発展するとこんな感じで、ボンネットなんかギザギザに割れちゃいました。走るための改造ではなくドレスアップなので、見た目の派手さが追及され、このようにメカからペイントまでピカピカに仕上げたものが注目されます。こちらの車は地面にカーペットを敷き、タイヤを外して足回りの作り込みを見せた上で、シャーシの裏側までメッキでコーティングしていることをアピールしています。こういった展示の仕方はDUBに限らずアメリカのカーショーイベントでは昔から行われているものです。DUBショーはそのやり方が最も映える舞台といえます。

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 DUBのもう一つの側面がハイリフトのトラックです。ピックアップトラックが日常の足となっているアメリカでは、トラックのカスタムが非常に注目されます。そしてアメリカ人好みのトラックというのはとにかく大きいタイヤと大きなボディなのです。トラックカスタムは比較的最近のモデルが主流で、ホイールやサスペンションなどを綺麗にメッキした車が多数見られます。オフロードっぽい見た目ですが、本物の競技車両に比べるとホイールが大きくタイヤが薄いので、基本的にガチなオフロード走行は想定していないものと思われます。とにかく派手!大きい!というのが重要なので、全てが見た目のためのカスタムなのです。この他にはジープも数多く見られます。

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 DUBショーを見に来る人たちはもちろん高級外車も大好きです。ドンクほどのサイズではないですが、インチアップしたホイールをセットしてシンプルに決めるのが主流です。元から値段が高い車はそれほどいじる必要がないみたいですね。ちなみにこのように車高が低いカスタムもたくさん見受けられます。ローダウンはカスタムの基本ですからね。割と日本車のカスタムもいたりします。

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 そしてもう一つ、DUBショーで大切な要素なのがトラディショナルな形のローライダーです。昔ながらのローライダーではホイールの径はむしろ小さくするものなので、DUBという言葉とは逆をいくんですが、DUBショーでは専用のアワードも用意されているくらい重要なカテゴリーとなっています。つまりDUBという文化そのものが、こういったローライダーと近いところから発生して共存しているということなんですね。ボディのペイントの仕方なんかも、やっぱり共通したパッションがあります。

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 カーショーならば二輪もということで、DUBのバイクはこんな感じになっちゃいます。大径ホイール、メッキ、ギラギラしたキャンディペイントはおよそ共通しています。

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 メインステージでは歌唱コンサートも開かれて賑わいます。実はDUBショーでは車以上にこちらのライブが大きな目玉となっており、メジャーで活躍するアーティストが多数登場します。DUBショーのコマーシャルを見ると、車よりもアーティスト紹介に力が入っているくらいだったりします。写真はヒップホップのスター、グッチ・メインです。興味ない人からしたら全然知らないと思いますが、2017年のアルバムが7万枚売れて、全米チャート2位までなったすごい人です。最近のこの手の歌はブランド物やリッチアピールが強く、DUBショーのイメージにもピッタリはまります。



 さて今回ご紹介したDUBはいかがでしたでしょうか。日本語だとあんまり解説してくれているサイトもないので大分私の主観が入り込んでいますが、ノリと勢いは伝わったのではないでしょうか。たぶん日本読者の半分くらいは「ケバケバしすぎて嫌い」と思ったことでしょう。日本人の過半数がこのスタイルを支持していたら今頃DUBショー東京が開催されているはずなので、国民性とかそういう根本的なところからして性に合わないイベントなのでしょう。ちなみに日本でもこれに近いJ-LUGというスタイルが雑誌から生まれましたが、残念ながら休刊してしまい現在も定期的な発行はされていません。
 お気に召さなかったあなたは仕方ないとして、ちょっといいかもと思った方のあなた、ぜひともレゴで挑戦してみましょう。Hot Minifig Ridesではベストラグジュアリーのトロフィーを用意しており、ドレスアップカスタムを評価する準備ができています。あっ、ちなみに検索でこのページにたまたまたどり着いた人もいるかもしれないので、念のため当サイトはレゴで車を作ることをテーマにしたブログであることを付け加えておきます。
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